愛媛県の城と城跡10選【2024年版】名城が集中する愛媛で城巡り

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愛媛情報

愛媛県には、「現存天守12城」に入る松山城や宇和島城を筆頭に、有名な城や城跡が数多く残っています。

一般的に伊予八藩(いよはっぱん)と呼ばれる、宇和島藩・新谷藩・大洲藩・伊予松山藩・小松藩・今治藩・伊予吉田藩・西条藩の8つが、競い合うように城を築いたという歴史があるため、
そこを中心に見どころのある城や城跡が広がっているのです。

最近では、お城観光の記念として持ち帰る「御城印」が流行り、その界隈のコレクターから一般の旅行客にまで、幅広く受けています。

今回は松山城や宇和島城を含めた、特に名城として名高い下記の10の城を紹介させていただきます。

興味のある方は是非、愛媛旅行中のお城巡りの参考にしてください。

※記事内容は2024年4月29日時点のものとなります。
値段や記載情報などは閲覧日により変更されている場合があるため、公式サイト等をご確認ください。

1.松山城(松山市)※日本100名城のひとつ

松山城

松山城Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/松山城_(伊予国)

松山城のWEBサイト:https://www.matsuyamajo.jp/

松山城の歴史

江戸時代から現存する天守が立派で、「現存天守12城」の中では最も新しい城です。

落雷による焼失などで度々改修・改築が行われ、現在の姿になりました。

重要な門や櫓が沢山あり、難攻不落と言われた立派な構えを直に感じることができるでしょう。

創設者は羽柴秀吉の家臣・加藤嘉明で、関ヶ原の戦いなどで活躍した名将として今なお語り継がれています。

現在では、この加藤嘉明公をモデルにしたマスコットキャラクター「よしあきくん」も松山城の応援で活躍しており、とても可愛い人気者です。

天守や櫓などの重要文化財観賞と共に、松山城のあちこちに居る「よしあきくん」を探すのも楽しめます。

松山城の見どころ

天守

松山城天守

松山城内に数多くある重要文化財の中で、最も見逃せないのがやはり天守です。

現在、江戸時代以前に建造された天守が現代に残っているのは全国で12城しかなく、これらは「現存12天守」と呼ばれています。

松山城の天守は、その誇り高き12天守の貴重なひとつなのです。

天守の標高が161mもあることから、平山城の中では一番高いことになります。

ここから見える夜景はポストカードのように美しく、特に素晴らしいと評判です。

紫竹門

本丸の裏側を防衛する門で、こちらも重要文化財です。

以前は紫竹が植えられていたことがあるために、この名で呼ばれています。

屋根には徳川の家紋・三つ葉葵が付いている点も注目です。

野原櫓

本丸の北側を防衛する櫓で、こちらも重要文化財に指定されています。

天守の原型とも言われる構造で、小さいながらも緊張感のある構えです。

御城印

松山城では、登城記念のオリジナル御城印を販売しています。

歴代城主4家(加藤家・蒲生家・松平家・久松家)の家紋が全て捺された、贅沢な記念品です。

御城印集めが好きな方や、これからやってみようという方は是非お求めください。

松山城の情報

施設名……松山城

所在地……〒790-0004 松山市大街道3-2-46 松山城山ロープウェイ駅舎2階(松山城総合事務所)

お問い合わせ……089-921-4873

アクセス例……JR松山駅より「道後温泉行き」の市内電車に乗り、「大街道」にて下車。徒歩約5分

2.湯築城跡(松山市)※日本100名城のひとつ

湯築城跡

湯築城Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/湯築城

湯築城のWEBサイト:https://matsuyama-sightseeing.com/spot/18-2/

湯築城跡の歴史

松山市の道後公園にある城跡です。

かつては名将・福島正則が城主であったこともありましたが、他の城に移った後に廃城され、残念ながら跡になってしまいました。

しかし、2002年には国の史跡として指定され、その高い価値は現在でも変わっていません。

湯築城跡の見どころ

道後公園の桜

300本以上のソメイヨシノが植えられており、見ごろのピークを迎える3月下旬~4月上旬にかけては、園内が桜でいっぱいになります。

満開時には屋台の出店が行われ、お花見の準備もばっちりです。

夜桜のライトアップも勿論美しく、跡になった今でも沢山の人を楽しませ続けてくれています。

湯釜

湯釜

園内には、実際に道後温泉で使われていた日本最古の湯釜が祀られています。

高さは成人女性くらいあり、とても大きく貴重なものです。

展望台

松山市を一望できる展望台です。

城が残っていた時代には、城主・福島正則も同じ角度から町を見下ろしていたかもしれません。

湯築城跡の情報

施設名……湯築城跡

所在地……〒790-0857愛媛県松山市道後公園

アクセス例……JR松山駅より市内電車・伊予鉄道市内線5系統「道後温泉行き」で約20分の、「道後公園駅」からすぐ

お問い合わせ……089-941-1480

3.今治城(今治市)※日本100名城のひとつ

今治城

今治城Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/今治城

今治城のWEBサイト:https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/imabarijo/

今治城の歴史

今治城は、築城の名手・藤堂高虎によって1604年に建てられました。

日本屈指の海城として名を馳せ、今は日本三大水城のひとつに数えられています。

石垣と内堀以外は取り壊しがありましたが、現在では再建され、凛々しく聳える天守や櫓が人気です。

今治城の見どころ

天守

今治城天守と藤堂高虎像

再建された天守のため、厳密には藤堂高虎が築いたそれとは別物ですが、シンプルながらも立派な佇まいで充分見ごたえがあります。

付近に設置された藤堂高虎像を入れて撮影すると、賑やかな写真になるでしょう。

石垣と内堀

今治城のお堀

今治城は、取り壊しと再建が繰り返されてきましたが、石垣と内堀だけはほぼ江戸時代のまま残っており、とても貴重なものです。

改修は何度かしているものの、水上に構えられた石垣の構えからは、確かな荘厳さを感じることができます。

勘兵衛石

勘兵衛石

正門の鉄御門に向かう土橋通った先に勘兵衛石があります。
縦約2.4メートル、横約4.6メートルで城主の力を見せつける為の特別な石です。

夜間ライトアップ

今治城では約100個の照明が天守や石垣に付いており、毎日、日没30分後から22時まで城全体が輝きます。

真っ暗な水上に橙色の天守がぼおっと浮かび、ずっと見ていても飽きないほど幻想的です。

今治城の情報

施設名……今治城

所在地……〒794-0036 愛媛県今治市通町3丁目1-3

アクセス例……JR予讃線「今治駅」から、せとうちバス「今治営業所行き」に乗り換え→約9分で「今治城前」に到着

お問い合わせ……0898-31-9233

4.能島城跡(今治市)

能島城跡
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能島城(能島)Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/能島

能島城のWEBサイト:https://www.oideya.gr.jp/spot-c/noshima/

能島城跡の歴史

かつては、村上水軍により築かれた海上の城でした。

その村上氏が豊臣秀吉との戦に敗れ、やがて海賊停止令が発表されます。水軍の歴史に終止符が打たれると同時に、能島城も廃城となってしまったのです。

城は無くなってしまいましたが、国の史跡に指定され、今でも度々話題になっています。

能島城跡の見どころ

遺構

能島城そのものは無くなり、今は跡だけになってしまいましたが、島のあちこちには、確かに水軍活躍の痕跡(遺構)を見つけることができます。

例えば数多く残る石垣や岩礁ピット(桟橋を固定するための柱穴)です。

岩礁ピットは400か所以上もあり、強い潮の流れも相まって、かつての水軍の熱気や水上に築城することの重要性に気付くことができるでしょう。

村上海賊ミュージアム

村上海賊ミュージアム

村上水軍の歴史に関する展示物や、甲冑・小袖の試着体験を楽しめる博物館です。

展望室からは能島城跡や瀬戸内海を一望でき、水軍の栄枯盛衰に思いを馳せることができます。

能島城跡の情報

施設名……能島城跡

所在地……〒794-2203 愛媛県今治市宮窪6574

アクセス例……JR予讃線「今治駅」から路線バスに乗り換え→「石文化運動公園」で下車→大島島内の路線バスに乗り換え→「村上水軍博物館」下車、徒歩1分で着

お問い合わせ……0897-86-2500

5.甘崎城跡(今治市)

甘崎城跡

甘崎城Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/甘崎城

甘崎城のWEBサイト:https://www.city.imabari.ehime.jp/kanko/spot/?a=222

甘崎城跡の歴史

村上水軍の拠点とされた海上の城のひとつです。

越智氏によって築かれた「日本最古の水軍城」として名高く、在りし日は大山祇神社の鎮護役として重用されました。

越智氏や藤堂氏など城主が様々に代わり、1608年に藤堂高虎が他の地へ移ったのを最後に廃城となってしまいましたが、現在では県の史跡に指定されています。

甘崎城跡の見どころ

海割れ現象

潮の満ち引きの差が大きい「大潮」の時期になると、引き潮の数時間だけ海底の砂浜や石塁が姿を現します。

史跡と大三島をそれらが繋ぎ、とても神秘的な道行きを体験できるでしょう。

春分と秋分の頃など時期が限定されるため、とても貴重です。タイミングが合えば是非来てみましょう。

岩礁ピット

こちらも能島城跡と同様、水軍城らしい柱穴(岩礁ピット)が島のあちこちに見られます。

引き潮時になると特に目立ってくるため、時間を合わせて探してみましょう。

甘崎城跡の情報

施設名……甘崎城跡

所在地……愛媛県今治市上浦町甘崎4661

アクセス例……今治駅前からバス「しまなみライナー」→大三島BS下車→徒歩約10分で到着

お問い合わせ……0897-87-3000(今治市役所 上浦支所 住民サービス課)

6.来島城跡(今治市)

来島城跡

来島城Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/来島城

来島城のWEBサイト:https://kojodan.jp/castle/366/

来島城跡の歴史

こちらも能島城・甘崎城と同様、村上水軍の拠点として活躍していました。

来島氏が160年間も本拠地としていましたが、関ヶ原の戦いで西軍側に就いたために敗戦し、所領没収の罰を受けたことで、そのまま廃城となってしまったのです。

現在では、「日本最大の海賊の本拠地」として親しまれています。

来島城跡の見どころ

村上神社

木造りの小さな社です。

中に歴代城主たちの肖像画が並んでいて、村上氏を祀るための神社と言われています。

心月庵

城主の館跡です。

現在は人の気配を感じづらく静まり返っていますが、厳かで緊張感のある佇まいに思わず立ち止まります。

岩礁ピット

海上の城らしく岩礁ピットも無数に存在していて、かつての活躍の痕跡を垣間見ることができます。

荒波に幾度もぶつかり続け、次第に削られてきたため、もうすぐ見られなくなるかもしれません。

能島城跡・甘崎城跡のものと合わせ、こちらも是非目に焼き付けておきましょう。

来島城跡の情報

施設名……来島城跡

所在地……〒799-2121愛媛県今治市来島

アクセス例……JR予讃線「波止浜駅」下車→波止浜観光休憩所まで徒歩約20分

お問い合わせ……0898-36-1118(今治地方観光情報センター)

7.大洲城(大洲市)※日本100名城のひとつ

大洲城

大洲城Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/大洲城

大洲城のWEBサイト:https://ozucastle.jp/

大洲城の歴史

現在の大洲城の場所には、鎌倉時代末期に伊予宇都宮氏が地蔵ヶ岳城を築いていており、その歴史の長さや、天守を守り抜いた道のりが自慢です。

戦国時代に、藤堂高虎や脇坂安治の力を得て初期の天守が造営されましたが、明治維新後には老朽化などにより、一部を除いて解体されてしまいました。

しかし、地元民の寄付や保護活動など地道な努力によって、平成の世にようやく天守復元が実ったのです。

この間実に10年もあり、地域住民と天守の強い結び付きが感じられます。

大洲城の見どころ

天守

大洲城の天守は、復元前の写真や木型模型も資料としてしっかり残っており、解体から復元までの歩みが頻繁に語られています。

それらの物語を知った上での天守観賞は感動的で、地元住民や宮大工さんが如何に天守に拘ってきたかが伝わってきます。

4棟の櫓

大洲城 苧綿櫓
大洲城 苧綿櫓

大洲城には、重要文化財に指定される櫓があります。

台所櫓・高欄櫓・苧綿櫓・三の丸南隅櫓の4か所で、これらは天守の取り壊し時にも解体を免れたため、大洲城内で最も古い建物として残っているのです。

御城印

本丸横のグッズコーナーでは、大洲城の御城印も販売しています。

伝統工芸品である大洲和紙に、城主として長く居た加藤氏の家紋・蛇の目紋と上り藤の朱印が堂々と捺され、大洲市への尊敬と拘りを感じる1枚です。

登城記念に是非お求めください。

大洲城の情報

施設名……大洲城

所在地……〒795-0012  愛媛県大洲市大洲900

アクセス例……JR予讃線にて「伊予大洲駅」下車→車で5分、徒歩なら20分で着

お問い合わせ……0893-24-1146

8.宇和島城(宇和島市)※日本100名城のひとつ

宇和島城

宇和島城Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/宇和島城

宇和島城のWEBサイト:https://www.city.uwajima.ehime.jp/site/uwajima-jo/

宇和島城の歴史

宇和島城も、藤堂高虎によって築かれました。

建てられた当時は城の大半が海に面しており、攻守ともに戦に適した最強の海城でしたが、現在その部分は埋め立てられてしまっています。

しかし、「現存12天守」の仲間入りを果たしていることなど、今でも最強の名残をきちんと感じ取れるのです。

宇和島城の見どころ

天守

現存する貴重な12天守のひとつなので、絶対に見ておきたいスポットです。

白い漆喰が見事で、釘付けになります。

上り立ち門

宇和島城上り立ち門

城の南に位置する登城口です。

天守と並んでこちらも現存しており、藤堂高虎自身が建てたものと目されています。

御城印

天守では、登城記念の御城印を販売しています。

宇和島伊達氏の家紋「竹に雀」の朱印が凛々しく、記念品として最適です。

宇和島城の情報

施設名……宇和島城

所在地……〒798-0060愛媛県宇和島市丸之内1丁目

アクセス例……JR予讃線「宇和島駅」から徒歩約15分で到着

お問い合わせ……0895-22-2832

9.川之江城(四国中央市)

川之江城

川之江城Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/川之江城

川之江城のWEBサイト:http://www.shikochu-kankou.jp/?page_id=93

川之江城の歴史

川之江城は、元は城ではなく仏閣であったため、「仏殿城」とも呼ばれた珍しい場所でした。

南北朝時代に初めて築かれ、戦国時代に加藤嘉明が城主となったのを最後に廃城となってしまいました。

現在の天守や櫓門などは昭和時代に突入してから再建されたもので、全く史実通りの復刻というわけではありませんが、立派な佇まいに圧倒されます。

川之江城の見どころ

模擬天守

再建時の天守のモデルとなったのは愛知県の犬山城とされており、史実に沿った川之江城ではありません。

しかし、廃城・取り壊し後に再建されることは全ての城に共通することでは無く、ありがたい復活であることに変わり無いでしょう。

この模擬天守の堂々たる姿に足を止める人が、今日まで大勢居ます。

石垣

川之江城石垣

本丸の周囲には、僅かながら当時のままの石垣が残っています。

天守や櫓などの主たる建物は守られませんでしたが、少しでも名残に触れられるのは貴重なため、来た際には要チェックです。

川之江城の情報

施設名……川之江城

所在地……〒799-0101愛媛県四国中央市川之江町1087-4

アクセス例……JR予讃線「川之江駅」下車→徒歩17分で到着

お問い合わせ……0896-28-6187(四国中央市役所観光交通課)

10.河後森城跡(北宇和郡)

.河後森城跡

河後森城Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/河後森城

河後森城のWEBサイト:https://www.town.matsuno.ehime.jp/site/kagomorijou/

河後森城跡の歴史

河後森城は愛媛県と高知県の県境にあったとされ、周囲を流れる3本の川が特徴的です。

渡辺氏や桑折氏の居城として機能しましたが、1615年の一国一城令の発表に伴い、惜しくも廃城になりました。

現在は国の史跡に指定され、一部建物の復元や御城印販売も行われるなど、盛んな活動を見せています。

河後森城跡の見どころ

雄躑躅(オンツツジ)

普段は静かな山城跡ですが、春になると自生のオンツツジで一面覆われます。

真っ赤な花は見ごたえがあり、今でも沢山の観光客が集まる時期です。

遊歩道が整備されていて歩きやすいため、オンツツジを観賞しながらの散歩は特におすすめです。

石垣や柱穴

河後森城石垣

河後森城は無くなってしまいましたが、平成3年度より本格的な発掘調査に乗り出し、数々の遺構を発見することができました。

曲輪の至るところに柱穴があり、更には石垣や井戸跡も見え出したのです。

これらの遺構から、城があった当時の名残を少しでも感じ取ることができるでしょう。

御城印

跡になってしまったとはいえ、御城印の販売があるのは嬉しい限りです。

旅の記念に是非1枚お求めください。

河後森城跡の情報

施設名……河後森城跡

所在地……〒798-2104 愛媛県北宇和郡松野町大字富岡

アクセス例……JR予土線「松丸駅」下車→徒歩1分で到着

お問い合わせ……0895-42-1118

愛媛県の城と城跡10選のまとめ

以上、愛媛県で特に名の通った10の城および城跡を簡単にご紹介しました。

それぞれに感動的な歴史や意外な見どころがあり、驚かれた方もいるのではないでしょうか。

名城の多さ

愛媛県では、松山城・湯築城跡・今治城・大洲城・宇和島城が日本100名城に数えられており、ひとつの県で5つも選出されているのです。

これは長野県・兵庫県と並んでトップの数であり、愛媛県が如何に名城の宝庫であるかが一目で分かります。

現存12天守に入っているものは勿論ですが、取り壊し後に当時のままを微細に再現しようと再建設に心血を注いだ大洲城や、ライトアップが見どころの今治城など、いずれも天守の魅せ方に物語があり、素晴らしく感動します。

優れた海城

瀬戸内海を臨む県ならではの海城の多さや、それに伴う海賊の栄枯盛衰などロマンチックな歴史を沢山勉強できるのも、愛媛県ならではです。

築城の名手・藤堂高虎の奔走により築かれた水上の城の数々は、「天然の堀」を武器に戦で大活躍し、岩礁ピットなどの遺構からも、彼と海賊たちの頑張りの名残を拾うことができます。

村上海賊ミュージアム

城や城跡を巡ったのち、「村上海賊ミュージアム」での展望台や甲冑体験を通せば、更に追体験が可能で、彼らと心をひとつにできるでしょう。

愛媛県内には、上に挙げた10選以外にも、数多くの城が点在しています。

天守や櫓が残っているところは無論、跡になってしまったところでも、それぞれ花がいっぱいに咲き誇り、季節のイベントの開催や御城印の授与など、今でも沢山の工夫がなされているのです。

愛媛県の城に少しでも興味を持てた方、お散歩や写真・御城印集めの趣味をお持ちの方、遺構から当時の空気を感じたい方、海賊や水軍が好きな方、どんな方でも大満足の城巡りになること間違いありません。是非お越しください!