愛媛銀行が連結・単体とも増収増益 株式の売却益増加など受けて
連結・単体とも増収増益です。愛媛銀行の昨年度の決算が発表されました。
愛媛銀行・西川義教頭取:
「好調と不透明感が入り混じる環境ではありましたが、対前年を上回り増収増益の結果となりました」
愛媛銀行が発表した昨年度の連結決算は、売り上げにあたる経常収益が661億4600万円と前の年度から9億8300万円の増収。
純利益は6億6000万円増えた57億1500万円で、増収増益となりました。
また、単体の純利益は52億1600万円と3期ぶりに50億円を上回りました。
要因について愛媛銀行は、好調な市場動向を背景とした株式などの売却益の増加や海外金利の低下による資金調達コストの減少を挙げています。
一方、“トランプ関税”による県内経済への影響について、西川頭取は「不透明感が強い」としつつも「地元企業からの資金需要が堅調」などとしていて、今年度の連結決算の純利益は58億円と増益を見込んでいます。