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番組審議会とは、南海放送が放送する番組の向上改善と適正を図るため、
放送番組等の審議を行うことを目的として設置された審議機関です。


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【第685回 番組審議会】

テレビ番組

「日本のチカラ 青のり家族~田舎 楽しんでます!~」

ラジオ番組

「夏井いつきの一句一遊20周年記念特別番組 垣根なき十七音~楽しくないと俳句じゃないぜ~」

8月の番組審議会は、新型コロナウイルス対応のため、リポート提出による開催となりました。
7名の委員より、テレビ、ラジオ、それぞれの合評番組について審議が行われ、テレビ番組では南海放送が制作した「日本のチカラ 青のり家族~田舎 楽しんでます!~」について、委員から次のような意見が出されました。

《テレビ番組》
「日本のチカラ 青のり家族~田舎 楽しんでます!~」
放送日時:2021年8月23日(月)10:25~10:55(南海放送制作)


[番組概略]
愛媛県宇和島市遊子は人口750人ほどの小さな漁師町です。地元の主な産業は魚類養殖で特にハマチや真鯛は県内でも有数の産地です。

この町に2016年に誕生したのがスリーラインズ株式会社。見た目はまるで研究所のようなこの会社では、遊子に住む山内さん家族が青のりの一種「スジアオノリ」の養殖に取り組んでいます。

若者の流失により過疎化が進む町で新たなビジネスを興したのは、母であり社長の山内満子さん。「家族が田舎で暮らすために、子どもたちに仕事を作りたかった」。

母の思いに応えるように、故郷を離れ自衛隊に進んでいた息子2人もUターン。さらに結婚、孫の誕生と家族も増えた山内さん家族。コロナ禍による青のりの出荷激減、元々の家業だった真鯛養殖の存続など、様々な壁に直面しながらも青のりとともに田舎暮らしを楽しむ家族の物語です。

【出演】
 スリーラインズ株式会社(山内家)の皆さん
 ナレーター:永田 亮子


[各委員の意見]
○「家族が田舎で暮らすために子供たちに仕事を作りたかった」との思いで新しいビジネスに挑戦した力強さやその思いは称賛できる。

○海あり、山ありの恵まれた環境にある田舎の地元暮らしを楽しむ、仲良し家族を見て楽しめる番組に仕上がっていたと思う。

○今回の放送の最大のメッセージが何なのか?全体を通じてわからないと感じたし、タイトルからもわからないというのが感想。今回の放送は、一般の家族が頑張っていることをただ伝えるだけの放送ということだったのであろうか。

○スリーラインズという会社名に興味が湧いた。魚の養殖業と新規事業のスジアオノリ養殖と1日1組限定の歌吉の店の三本柱の事かなと想像したが、実際はどうなのか、そんな説明の下りもあったらもっと興味を増すのにと思った。

○長男歌吉さんが料理の修業はいつしたのか知りたかった。店を開くまでのストーリーがなかったので、もう少し突っ込んでほしかったと思った。

○宇和海、段々畑などの映像は美しく、御家族それぞれの表情も自然で、「青のり家族」「田舎楽しんでます!」というタイトルがぴったりハマっていたと思うが、構成は少し期待外れに感じられた。

○家族の中心にいる明るい母、くよくよしない経営者、ごく普通のおばあちゃんという彼女の姿に視聴者は安堵し元気をもらったのではないかと思う。

○この家族を周りの人たちはどう捉えているのか、青のり養殖が遊子という地域に何をもたらしたのか、客観的な視点をもう少し取り込めば番組に深みが出たのではないか。

○食を通じた愛媛の魅力の発信を今後も全国へ向けて続けて頂きたい。

○山内家がタイ養殖を止める要因として魚価の低下とえさの高騰を挙げており、愛媛の水産業で何が起きているのかについても取り上げてもらえないか。

○番組を通して、ただ養殖の紹介だけでなく、遊子という地域性、田舎が抱えた問題、またコロナ禍を反映したものとなっているのがいい。いろいろと考えさせられる番組になっていた。

また、ラジオ番組では、南海放送が制作した「夏井いつきの一句一遊20周年記念特別番組 垣根なき十七音~楽しくないと俳句じゃないぜ~」について、次のような意見が出されました。

《ラジオ番組》
「夏井いつきの一句一遊20周年記念特別番組 垣根なき十七音~楽しくないと俳句じゃないぜ~」
放送日時:2021年7月17日(土)14:00~16:00(南海放送制作)


[番組概略]
俳句集団いつき組組長 夏井いつきさんが、南海放送ラジオを通じて俳句の種まきを続けて丸20年を迎えました。

毎週、全国そして海外から届く投句の数は1万を超えます。今では全国5局ネットとなり、俳句を生きる杖として毎日の10分間の放送を楽しみにしているリスナー俳人はまだまだ増え続けています。

20周年記念特番では、全国のリスナー俳人がどのような思いで俳句と向きあっているのか、ラジオを通して増えていく句友。句縁。ラジオが繋いだ「俳句の種」が芽吹き、絡み合い、広がっていく。ラジオのチカラ、俳句のチカラ、生きるチカラとは何か。やのひろみ(タグプロダクト)ディレクターによるリスナー俳人に寄り添った取材で丁寧に描いていきました。リスナーからは「涙が出た」「俳句ってやっぱりすごい」等といったメールが番組中約160通も届きました。

【出演】
 夏井いつき、家藤正人


[各委員の意見]
○出演者に対する質問が適確であり番組を締めていると同時に進行や話題の取り上げ方も良かったと思うが、番組中の歌の選曲の基準は何なのかな、との思いもあった。

○皆さん俳句が、組長が、とても好きなんだなあということが、まさにリアルに伝わってきて、俳句にまったく関心のない私でも、何だか知らないけど、聴いていて楽しくなる番組だった。

○リスナー俳人が「一句一遊の良さは『ラジオだから想像できる。』」と言ったところで、「ワンダフルワールド」が流れたところは、まさに絶妙の選曲だった。

○歯に衣着せぬ夏井さんの語りと説明されるように、この夏井節にファンとなるリスナーの方が多いのかもしれないが、私は正直にいって、夏井さんの言葉づかいがどうしても乱暴に聞こえ、耳障りに感じてしまうのが残念。

○男性女性関係なく夏井ファンでこの放送が構成されていると感じ、夏井俳句のファンの方々にとっては、大変貴重な番組だと思う。

○夏井いつきさんは、俳句を強みとした一人のタレントなんだと感じ、このような現代俳人がいらっしゃるのも面白いと感じるようになった。

○夏井いつきさんと家藤正人さん親子の声のトーンの違いが俄然面白く、それが番組全体のリズムを彩っているようでとても心地よく、楽しい2時間番組となっていた。

○会ったこともないリスナー俳人同士が、親しみを込めて俳号で呼び合うのも新鮮だったし、句友、句縁と、普段では馴染みのない言葉が飛び交うのも面白いなと思った。

○ラジオ番組に傾倒する人々に対して、昔は内向的で人付き合いが苦手というイメージが少しあったと思うが、現代では我々が想像もできないような繋がりを生み、世界中に仲間を持ち、もちろん自らも動き、発信する人たちばかりなんだなと改めて感じた。

○特番として、ゲストを招いてスペシャル句会ライブを開くという紋切り型の構成ではなく、リスナー俳人の思いをつないで俳句やラジオ、番組が持つパワーを浮かび上がらせていた。

○ラジオの力、俳句の力を十二分に感じられる作りの番組になっていた。

○「夏井いつきの一句一遊」という歴史ある番組の成り立ちや、それを支えにしている人々の様子がよくわかった。この番組をきっかけに俳句を始めたという方の心情も理解できたし、夏井さんが楽しんでおられる様子も伝わってきた。


以   上
(番組審議会事務局)

稲葉隆一(委員長)

大一ガス(株) 代表取締役社長

村田毅之(副委員長)

松山大学 法学部教授

山田ひろみ

陶芸家

徳田明仁

愛媛大学 ミュージアム准教授兼広報室副室長

近藤路子

(株)フードスタイル 代表取締役

宇佐美まこと

作家

長井基裕

愛媛新聞社取締役執行役員編集局長

* 南海放送番組基準 *

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