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番組審議会とは、南海放送が放送する番組の向上改善と適正を図るため、
放送番組等の審議を行うことを目的として設置された審議機関です。


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【第692回 番組審議会】

テレビ番組

「ZIP!」(しまなみ海道中継)

ラジオ番組

「坂の上のラジオスペシャル 明治松山物語 ~ソローキンの見た桜~」

4月の番組審議会が、4月11日(月)、本社5階グレイスーホールで開かれました。
7名の委員より、テレビ、ラジオ、それぞれの合評番組について審議が行われ、テレビ番組では日本テレビ×南海放送共同制作の「ZIP!」(しまなみ海道中継)について、委員から次のような意見が出されました。

《テレビ番組》
「ZIP!」(しまなみ海道中継)
放送日時:2022年2月25日(金) 5:50~8:00(日本テレビ×南海放送共同制作)


[番組概略]
今年1月にスタートした月1回放送の新コーナー「ZIP!がおじゃまします」。
水卜アナウンサーが全国を巡り、番組全編で地方の旬な場所からその魅力を生中継で届ける企画。残念ながら関東地方の緊急事態宣言により水卜アナウンサーの来県は見送られたが、自局のアナウンサーを複数動員し、春を迎えるしまなみ海道から生中継を実施。自転車や観光船で移動しながらしまなみ海道の島を巡り、急流にもまれ身が引き締まった鯛や、瀬戸内海の島々を照らす日の出など愛媛が誇る自慢の幸・絶景を全国に届けた。


[各委員の意見]
○来島海峡大橋と島々と日の出の風景が幻想的で、映像が一枚の絵画として成立していたように思う。しまなみ海道の美景を全国に発信できたと思う。

○盛りだくさんの内容で、個人的には欲張りすぎたのではないかと感じた。

○大山祗神社が取り上げられてなかったことに疑問を感じた。しまなみ海道周辺の歴史は簡単でもいいので紹介すべきだったと思う。

○出演者を映す小窓画面について、私はいつも気になるのだが、あれは必要なのだろうか。

○来島海峡大橋の塔の上からの日の出は絶景で、時間や天候などが合わないと撮影が難しい映像がよく撮れていたなと感心した。早朝から始まる番組ならではの映像だと思った。

○これだけの映像を中継で繋いでいくのは大変だったのではないか。リハーサルや打合せはどのように行ったのか聞きたいと思った。

○道後温泉のリポートについても、いつもと違った視点で取り上げていたのは良かったが、しまなみ海道だけに絞って取り上げてもよかったのではないか。

○現場からのスタジオからも「絶景」という言葉が頻繁に出たが、いまやドローン映像は欠かせないものになっているんだなと感じた。

○青木アナが生中継で自転車に乗ったり、橋の塔に登ったり、七輪の前でアツアツのアワビを食べたりと大活躍していたことは高く評価したい。

○3人の若手アナが堂々と進行役を務めていて、非常に誇らしく感じた。

○2時間10分もの時間をかけて愛媛が全国放送で取り上げられ、私たちが見慣れているロケーションを多くの人に見てもらえることに、他人事とは思えない喜ばしさを素直に感じた。

○天気が雨の場合はどのような企画を考えていたのか。

○中継が入るたびに変化する瀬戸内海の景色に、これは出そうと思っても出せない素晴らしい演出で、しまなみ海道の魅力がよりいっそう伝わったなと思う。

また、ラジオ番組では、南海放送制作の「坂の上のラジオスペシャル 明治松山物語~ソローキンの見た桜~」について、次のような意見が出されました。

《ラジオ番組》
「坂の上のラジオスペシャル 明治松山物語~ソローキンの見た桜~」
放送日時:2022年3月12日(土)12:00~14:00(南海放送制作)


[番組概略]
南海放送では3月から、「明治松山プロジェクト」と題して、明治時代の松山における先人たちがロシア兵捕虜に接した人道的な振る舞いや志、そしてロシア兵墓地の清掃が今なお地元の中学生やボランティアの手によって続けられていることなど、普遍的なヒューマニズムを顕彰している。

その一環として、南海放送が2004年に制作したラジオドラマ「~松山ロシア人捕虜収容所外伝~ソローキンの見た桜」や、ラジオドラマを原作に誕生した映画をきっかけに、‶明治の松山に生きた人々の心を探る″ことをテーマに、1時間のラジオシンポジウムを坂の上の雲ミュージアムで公開生放送した。

会場には事前募集したリスナーに加え、この日、ロシア兵墓地の清掃活動を行ったばかりという勝山中学校生徒会、ボランティアの「松山ロシア兵墓地保存会」メンバーあわせて30人以上の参加者があり、作品の原案である小説「松山ロシア物語」を執筆した作家・青山淳平氏や坂の上の雲ミュージアムの川島佳弘学芸員、そして作品の原作者である南海放送・田中和彦会長をパネリストに、歴史的な事実を踏まえながら平和の大切さと、敵であっても相手を尊重し、敬意をもって接した当時の人々の心を伝えた。


[各委員の意見]
○青山先生の作家らしい細かい説明、川島さんの学芸員らしい明快な解説、田中さんの熱い言葉がバランスよく融合された番組になっていた。ウクライナ問題が深刻化を極める現在において、素晴らしい内容になっていたと思う。

○今という時代を客観的に見つめ、そして「殺そうと殺されなかろうと命はなくなる」ことを多面的に考えると言う意味で、過去を振り返ることはとても重要なのだと再認識するきっかけになる番組を聞かせていただいたと感じている。

○明治の松山人がいろいろな思いを込めて、広く深く考えたんだなと思うと、とても感慨深いものがあった。

○この時期に話す内容として、桜、ロシア、戦争といったものがつながっていて、心を揺さぶられる内容だった。

○「明治の松山人はこうだったと伝えるだけでは駄目。いま、私たちは何をすべきかが大事」と語った田中会長の最後の言葉が胸に響いた。

○どうしても「明治は良かった」という刷り込みがあるけど、いやいや令和にも素晴らしい人がいるよ、という引っかかりみたいなものを感じた。

○歴史の変遷につれて国民性も変わっていくし、さらにその根底には報道と教育が深く関わっているのだと気づいた。教育と後世に伝えていくことの意味を考えさせられた、たいへん重く素晴らしい番組だった。

○松山収容所での扱いが突出して良かったのだとしたら、お接待の文化が活きているせいかなと思った。

○ウクライナ侵攻でリアルタイムに戦争を目の当たりにすることになった若い人たちにとっては、今の現実と明治の松山で起こった現実をどう受け止めているのか、真剣に考える得難い機会になったと思う。子どもたちの意見もぜひ聞いてみたいと思った。


以   上
(番組審議会事務局)

稲葉隆一(委員長)

大一ガス(株) 代表取締役社長

村田毅之(副委員長)

松山大学 法学部教授

山田ひろみ

陶芸家

徳田明仁

愛媛大学 ミュージアム准教授兼広報室副室長

近藤路子

(株)フードスタイル 代表取締役

宇佐美まこと

作家

長井基裕

愛媛新聞社取締役執行役員編集局長

* 南海放送番組基準 *

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