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番組審議会とは、南海放送が放送する番組の向上改善と適正を図るため、
放送番組等の審議を行うことを目的として設置された審議機関です。


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【第663回 番組審議会】

テレビ番組

「由美子ちゃんのおべんとう」

ラジオ番組

「緊急放流=逃げろ!~誰が命を奪ったのか~」

6月の番組審議会が、6月27日(木)午後3時から本社の役員会議室で7名(内2名リポート提出)の委員が出席して開かれました。

テレビ、ラジオ、それぞれの合評番組の審議を行い、テレビ番組では南海放送が制作した「由美子ちゃんのおべんとう」について、委員から次のような意見が出されました。

《テレビ番組》
「由美子ちゃんのおべんとう」
放送日時:2019年4月27日(土)11:55~12:55(南海放送 制作)


[番組概略]
日々のご飯にも困るお年寄りも多くなっている。そんなまちの一つ、かつてはみかんで栄えた愛媛県西予市明浜町俵津。1個500円のお弁当。おかず10品の日替わり。買い物難民、ご飯難民のお年寄りを救おうと頑張っている田舎のお母さんたちがいる。

過疎の町の一軒のお弁当屋さん「ゆめさく屋」だ。1個500円のお弁当を作り、独居老人で歩けないひとにはサービスで宅配までする。宅配はお母さんたちの心意気。そして・・去年7月の西日本豪雨の後はじまったのが「ミニスーパー」としての「ゆめさく屋」。買い物難民の実情とそれに立ち向かう地域のお母さんたちのパワフルな日常と想いを描く。

2019年日本民間放送連盟賞 テレビエンターテインメント番組部門出品作品


[各委員の意見]
○現代日本の地方の田舎が抱える問題を浮き彫りにしている番組だと思います。このような人に依存しているということ自体、現代日本の大きな課題であると認識させてくれました。

○京都にも田舎も都会もあるでしょうが、この街に嫁いだ宇都宮さんからして地域の高齢化の現実は、生まれも育ちも地元の方々よりも違った視点で、リアリティーとその先の未来が見えたのだろう。そう捉えると、この地で生涯を過ごすその覚悟を感じさせられました。

○よく考えたら、あの店が8年続いているのはすごいことですよ。でもあと10年続けるとなったら、かなり厳しいのではないでしょうか。町内のお葬式全部をまかなっても、採算は取れないと思います。

○地域のご老人の方々のうれしそうな表情が忘れられません。由美子さんたちの移動販売車が来たときの、皆さんの何とも言えない笑顔が印象的で、生活の拠り所にされているのがよくわかります。こんな笑顔をもたらす由美子さんたちの活動は、本当に素晴らしいものだと感心しました。

○圧倒的にお年寄りが多いなと。今でこんな状態ですから、あと10年、20年後は本当に大変でしょうね。大変だろうけど、由美子さんの活躍は町の人たちからとても喜ばれているので、今後も頑張っていただきたいと思いました。

また、ラジオ番組では、南海放送が制作した「緊急放流=逃げろ!~誰が命を奪ったのか~」について、次のような意見が出されました。

《ラジオ番組》
「緊急放流=逃げろ!~誰が命を奪ったのか~」
放送日時:2019年5月31日(金)18:00~19:00 ※合評対象は18:42まで。(南海放送 制作)


[番組概略]
昨年7月愛媛県を襲った西日本豪雨。32人が尊い命を失った。野村ダムでは緊急放流を行った結果、下流域で洪水が発生し、5人が亡くなった。人災か否かの議論が続く中、“情報”発信受信に問題はなかったのか。あれからまもなく1年を迎えようとする中、あらためて問題点を検証する。

2019年日本民間放送連盟賞 ラジオ報道番組部門出品作品


[各委員の意見]
○多方面の方々からの詳細な聞き取りや住民へのインタビューがあり、あの日あの時の混乱と緊迫の様子が刻々とラジオから伝わってきました。それらは私にとって、これまで知り得なかった事実と証言でした。

○この番組を聴き終えて私が思ったのは、このタイトルが問いかけだとしたら、命を奪われたことに対して大きな責任があるのは、関係市町とダムの所長はじめ職員ではないかと思いました。

○今回のラジオ番組は女性記者ということもあってか、丁寧で非常に誠実な語りが、聴き手に余計な感情を抱かせないで問題に取り組めたし、内容もストレートに伝わってきてとても良かったと思います。

○「災害は正しく恐れ、正しく備える」ことを、あらためて自分事として考えなければいけない、その機会をいただいたと思います。この番組は、より多くの人に聴いていただきたいと思いました。

○異常な降雨とはいえ、この現代において、なぜ洪水で人が死ななければならなかったのかを、関係者や遺族の証言を交えながら、丁寧に、検証している番組になっていると思います。

○これまでの災害を教訓に私達は力を合わせて一歩一歩、改善の歩みを続けるしかないことをこの放送から感じました。


以   上
(番組審議会事務局)

稲葉隆一(委員長)

大一ガス(株) 代表取締役社長

柳田幸男(副委員長)

(株)愛媛新聞社 専務取締役

森本しげみ

NPO法人シアターネットワーク えひめ 代表理事

村田毅之

松山大学 法学部教授

山田ひろみ

陶芸家

徳田明仁

愛媛大学 ミュージアム准教授兼広報室副室長

近藤路子

(株)フードスタイル 代表取締役

* 南海放送番組基準 *

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