南海放送賞
2025年度「第59回南海放送賞」公募について
南海放送賞は、福祉活動や社会貢献活動における業績が特に著しい個人および団体、それに身体障害を克服して自立に努め、社会活動へ積極的に参加している人などを顕彰し、社会福祉の向上・発展に役立たせていただくことを目的としています。南海放送の主旨を知っていただくため、地域で地道に福祉活動や社会貢献活動などに携わっている個人・団体について、下記の要領で公募いたします。
- 募集対象者
- 南海放送賞の主旨に沿った活動を実践している個人または団体
- 選考
- 応募者、団体について書類選考し、調査や取材を行います。ラジオ・テレビの放送で活動を紹介させていただく場合があります。その中から、南海放送社会貢献委員会で受賞候補者を決め、南海放送賞選考会で受賞者を決定します。
- 贈呈金額
- 個人・団体ともに30万円を上限とします。
- 募集期間
- 2025年7月1日(火)~2025年9月30日(火)
- 表彰式
- 2026年2月中(予定)
- お問い合わせ先
- 南海放送 社会貢献委員会事務局
TEL:089-915-3801(平日9:00~17:00) - 応募方法
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- 下記専用応募フォームから、必要項目を記入の上ご応募ください。
- 個人または団体名、住所、電話番号を明記の上、現在までの活動内容がわかる資料を添付してご郵送ください
- 送付先(郵送の場合)
- 〒790-8510
松山市本町1丁目1-1
南海放送 社会貢献委員会事務局 「南海放送賞」係
第58回南海放送賞 受賞者プロフィール

特定非営利活動法人 西条自然学校 西条市 理事長:山本貴仁さん
西条市の豊かな自然などを知ってもらうために2004年から始めた「夜の学校」は238回続いている(毎月1回開催)。2012年に法人化、2020年には西条市中奥に事務所開設。野生動植物の調査・研究をもとに、身近な自然を知ってもらう活動や自然体験教室などを行い、愛媛の自然環境について共に考え行動する人を増やしている。増加するニホンジカの調査や、森林の再生に関する調査、ニホンザルの被害防止に関する調査をはじめ、放置人工林の天然林化による水源の確保など、将来に渡って影響のある自然環境の課題にも取り組む。

お伽座 松山市 会長:伊賀澄子さん 座亭:大亀昌子さん
「お国言葉は文化財」を旗印に、民話や昔話の普及に努める。親しみのある伊予弁を次世代に伝え、眠っているふるさとの昔話を掘り起こし、伊予弁で語る。松山城、坂の上の雲ミュージアム、子規記念博物館等で観光客や地元の人を対象に、60~80代の会員18人が、伊予絣の作務衣姿で毎月1 回の語りを披露。観光客からは「伊予弁は、優しい言葉だね」地元民からは「懐かしい」「癒される」といった声が寄せられる。結成20年間で語ってきた2200語余りを収録した「お伽座の伊予の方言辞典」を今年7月に発行した。

一般社団法人 マツノイズムプロジェクト 松野町 理事長:井上弘一朗さん
高校がない町・松野町に住む高校生が設立した町おこし法人。「高校はないけど、高校生はいる」をキャッチコピーに様々な企画を運営。社員は松野中学校の同級生で、中学時代に地域住民と積極的に交流してきた経験を生かし、別々の高校に通いながら前身のまちづくり団体を立ち上げた後、責任と自覚を持つため法人を設立し活動を展開。町に活気を取り戻そうと夏に「森の国音楽祭」を復活実施、最近はふるさと納税の返礼品をプロデュースした。松野町の人口を増やすためだけの活動ではなく、誰かが帰って来た時にいつまでも温かい町でいられるようにするための活動を展開している。
お問い合わせ
南海放送 社会貢献委員会事務局
TEL:089-915-3801(平日9:00~17:00)