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南海放送賞

2023年度「第57回南海放送賞」公募について

南海放送賞は、福祉活動や社会貢献活動における業績が特に著しい個人および団体、それに身体障害を克服して自立に努め、社会活動へ積極的に参加している人などを顕彰し、社会福祉の向上・発展に役立たせていただくことを目的としています。南海放送の主旨を知っていただくため、地域で地道に福祉活動や社会貢献活動などに携わっている個人・団体について、下記の要領で公募いたします。

募集対象者
南海放送賞の主旨に沿った活動を実践している個人または団体
応募方法
  • 下記専用応募フォームから、必要項目を記入の上ご応募ください。
  • 個人または団体名、住所、電話番号を明記の上、現在までの活動内容がわかる資料を添付してご郵送ください
※応募は専用フォーム・郵送どちらかでも構いません。いずれも自薦・他薦は問いません。
※なお、応募書類の返却は致しませんのでご了承ください。
送付先(郵送の場合)
〒790-8510
松山市本町1丁目1-1
南海放送 経営戦略局 社会貢献委員会事務局 「南海放送賞」係
選考
応募者、団体について書類選考し、調査や取材を行います。ラジオ・テレビの放送で活動を紹介させていただく場合があります。その中から、南海放送社会貢献委員会で受賞候補者を決め、南海放送賞選考会で受賞者を決定します。
贈呈金額
個人・団体ともに30万円を上限とします。
募集期間
2023年7月1日(土)~2023年9月30日(土)
表彰式
2024年2月中(予定)
お問い合わせ先
南海放送 経営戦略局 社会貢献委員会事務局
TEL:089-915-3810(平日9:00~17:00)

第56回南海放送賞 受賞者プロフィール

越智おち羽久澄はくとさん (19歳)

自閉症の精神障がい、左手親指が動かない身体障がい、さらに知的障がいと3つの障がいを抱えています。小学4年生の時に地元サッカークラブチームに加入。中学1年生から始めた知的障がい者サッカーは愛媛県選抜チームに選出され、中学2年生でU-18日本代表候補強化合宿に初招集されました。そして、今年3月に念願の日本代表入りを果たしました。代表として今年6月に予定されていた世界選手権は、残念ながらコロナ禍により中止。今後の目標は4年後に開かれる知的障がい者サッカー世界選手権に日の丸をつけて出場することです。

宇和島市立吉田中学校 宇和島市

全校生徒数は165人。2018年の西日本豪雨災害の際、全国各地から受けた支援の恩返しとして、生徒が主体となって被災者目線で復興支援活動に取り組んでいます。宇和島市の姉妹都市・長野県千曲市で起きた2019年の豪雨災害では、生徒一人一人がお見舞いのメッセージを送りました。翌年7月には、熊本県内で発生した河川氾濫を受けて、イラストやメッセージを書いた手作りの土のう袋などを現地に届けました。毎年、西日本豪雨災害復興祈念式を行い、感謝の気持ちを再認識するとともに、風化させない取り組みを続けています。

松浦まつうら常子つねこさん/宇和島市 74歳

36歳の時に「網膜色素変性症」と告げられました。視力が低下して失明状態の中、同じ症状や悩みを抱えた人たちと交流ができるようにと自らの働きかけによって2007年に日本網膜色素変性症協会の愛媛支部を設立、初代支部長を務めました。2020年には「なんよエリア視覚障がい者協会」を立ち上げ、会長として視覚障がい者の自立支援にも力を注いでいます。このほか、地元の小中学校などから依頼を受けて福祉教育の講師としても活動しています。視覚障がい者への理解を深めてもらうとともに共存しやすい社会づくりの構築を目指した活動を続けています。

お問い合わせ

南海放送 総合企画局 社会貢献委員会事務局
TEL:089-915-3810(平日9:00~17:00)