
愛媛県と南海放送株式会社(愛媛県松山市 代表取締役社長 大西 康司 以下、「当社」)による実行委員会主催の美術展「石村嘉成展 いきものだいすき」が最終日直前となる9月9日(土)、来場者数5万人を達成し、愛媛県美術館で開催された郷土作家美術展の最多来場者数を大幅に更新して50日間にわたる日程を終えました。最終的な来場者は、5万4970人を記録しました。
最終日となった9月10日(日)には、県美術館エントランスホールでファイナルセレモニーが開かれ、石村氏自身が来場者に感謝の言葉を述べたほか、美術館エントランスホールを埋め尽くすファンや観覧者が詰めかける中、記念撮影で個展の成功を締めくくりました。

動植物のいきものを中心に描く石村氏のいずれも色鮮やかで力強い印象的な画風に加えて、連日会場で来場者を出迎え誰とでも気軽に記念撮影やサインに応じる親しみやすさや会場内の作品の写真撮影がすべて自由にできる開放感、さらには自ら筆を執り、ライブドローイングを披露するサービス精神も相まって、来場者は日を追うごとに増え続けました。

当社では、会期中に各種テレビ番組の放送や交流サイト(SNS)で展開し、石村氏の成長の軌跡や作品に込められた思いを紹介し、展覧会の後半になると、石村氏の作品を鑑賞するため、県外から訪れる人が多く見られるようになりました。
今回の個展は、石村氏の集大成とも言える作品約200点を展示したもので、中でも全長26メートルもの巨大な書き下ろし作品「アニマルヒストリー」がひと際目を引きます。
地球上に生きる「命のつながり」「生きる喜び」を感じてもらえるよう、石村氏がこの個展のために書き下ろした巨大な作品に大勢の鑑賞客が足を止めて見入っていました。

石村嘉成氏 ファイナルセレモニーでのメッセージ(9月10日)
「私の展覧会に沢山来てくれて、とても嬉しかったです。有難うございました。この会場で約束どおりいつか展覧会を開きたいです。どうか必ずここ(愛媛県美術館)に帰ってきます。その時まで応援よろしくお願いします」
南海放送 大西康司代表取締役社長 コメント
当社は本年10月1日で開局70年を迎え、各種記念番組や事業を現在展開中です。南海放送賞を受賞し、愛媛で生まれ育ったアーティスト・石村さんとの佳きご縁をいただき、開局70年記念事業として「石村嘉成展」を開催できたことは、当社がスローガンに掲げている「私たちは、愛媛主義」と石村氏の活動が軌を一にするものであり、ささやかながらも地域文化振興に寄与できた意義深い展覧会となりました。特別協賛の伊予銀行様はじめ協賛を賜りました各社の皆様、また愛媛県美術館に足をお運びいただき、石村氏の作品を鑑賞していただいた県民はもとより多くの皆様方に心より厚く感謝申し上げます。
南海放送開局70年記念「石村嘉成展 いきものだいすき」概要
日時:2023年7月15日(土)~9月10日(日)
会場:愛媛県美術館本館1 階企画展示室
主催:「石村嘉成展」実行委員会(愛媛県・南海放送)
特別協賛:伊予銀行
会期中関連イベント
- 記念講演会 2023年7月15日(土)
- ライブドローイング 2023年7月17日(月・祝)/ 8月6日(日)/ 8月26日(土)
- ワークショップ「版画を楽しもう」2023年8月5日(土)/ 8月19日(土)
- 石村嘉成展 特別記念講演会「療育~親子の物語」2023年7月29日(土)

来場者推移
1万人 2023年8月2日(水)
2万人 2023年8月17日(木)
3万人 2023年8月27日(日)
4万人 2023年9月3日(日)
5万人 2023年9月9日(土)
特別協賛:伊予銀行
