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プレスリリース

クラウドファンディング目標額1,000万円達成!!太平洋海域の核実験で被ばくした日本のマグロ漁船の被害を追うドキュメンタリー「X年後」シリーズ第三弾映画化へ

南海放送の伊東英朗ディレクターは、15年以上にわたり、米英両国による太平洋海域での核実験で被ばくした日本のマグロ漁船の被害を取材しています。一連の取材に基づく『放射線を浴びたX年後』シリーズでは、2012年、2015年と映画化が図られ、大きな反響を呼びました。さらに、核実験の当事者で核保有国であるアメリカの人たちに被ばく問題の実態を直接訴える事を最大の目的とした第三弾の映画化へ向け、一般市民にも広く賛同を呼びかけようと9月26日から12月25日までクラウドファンディング(CF)に挑戦。目標額である1,000万円を達成し、映画化へ向け動き出す事になりました。締め切りまでにCFに寄せられた合計額は、1,351万円にのぼります。なお、締め切り後に個別に寄せられた金額も合わせると1,500万円を超える見込みです。

クラウドファンディングサイトアドレス  https://readyfor.jp/projects/FALLOUT

■映画「放射線を浴びたX年後3」 概要案
半世紀以上前、南太平洋で核実験を行ったイギリス軍元兵士やその遺族を取材し、その被害の実態を明らかにした「NNNドキュメント'20 クリスマスソング 放射線を浴びたX年後」は、2020年日本民間放送連盟賞番組部門 テレビ報道番組「優秀」を受賞しました。映画はこの作品をベースに、今なお世界各地で被害に苦しむ人たちがいる核実験による被ばくの実態を通して、放射能汚染問題を考えます。

■今後の予定
2021年1月~6月  映画製作
2021年11月頃   アメリカ国内での上映開始
          国内での記念上映、自主上映等開始

■制作者紹介

伊東英朗...愛媛県生まれ。制作部ディレクター、ドキュメンタリー映画監督。
(受賞歴)
2004年 第24回 地方の時代映像祭グランプリ
2013年 ギャラクシー賞 報道活動部門大賞
2015年 日本記者クラブ賞特別賞 等

(伊東英朗ディレクター コメント)
「この度、クラウドファンディングに挑戦、500人を超える皆様にご支援を頂き、ゴールすることができました。ありがとうございました。

ローカル放送局としてあまり例のない取り組みということで、試行錯誤する毎日でしたが、沢山の方々からのご支援やご協力を頂いた結果、私自身希望を持つことができました。期間中、60回以上おこなったWEBを使ったトークライブでは手ごたえを感じることができました。

クラウドファンディングは資金をご支援頂くためのアクションですが、多くの賛同者と繋がり、様々な情報が集まってくることを実感しました。そして、クラウドファンディングがアクションのきっかけになることも知りました。

今月からは本格的な準備、製作に入り、アメリカでの活動を今秋にスタートさせる予定です。たくさんの支援者の皆さんのお気持ちを裏切らないよう精一杯活動していきたいと思います。この度は、本当にありがとうございました。」