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プレスリリース

太平洋海域の核実験で被ばくした日本のマグロ漁船の被害を追うドキュメンタリー「X年後」シリーズ第三弾の映画化へ向けクラウドファンディング実施

南海放送の伊東英朗ディレクターは、15年以上にわたり、米英両国による太平洋海域での核実験で被ばくした日本のマグロ漁船の被害を取材しています。一連の取材に基づく『放射線を浴びたX年後』シリーズでは、2012年、2015年と映画化が図られ、大きな反響を呼びました。第三弾となる今回の映画製作にあたっては、核実験の当事者で核保有国であるアメリカの人たちに被ばく問題の実態を直接訴える事を最大の目的に、一般市民にも広く賛同を呼びかけるクラウドファンディング(CF)に明日9月26日から取り組む事になりました。

クラウドファンディングサイトアドレス https://readyfor.jp/projects/FALLOUT

■映画「放射線を浴びたX年後3」概要案
半世紀以上前、南太平洋で核実験を行ったイギリス軍元兵士やその遺族を取材し、その被害の実態を明らかにした「NNNドキュメント'20 クリスマスソング 放射線を浴びたX年後」は、2020年日本民間放送連盟賞番組部門 テレビ報道番組「優秀」を受賞しました。映画はこの作品をベースに、今なお世界各地で被害に苦しむ人たちがいる核実験による被ばくの実態を通して、放射能汚染問題を考えます。

■実施スケジュール
・クラウドファンディング実施 9月26日~12月25日 目標額1000万円
*目標額達成の場合
・2021年1月~6月  映画製作
・2021年11月頃   アメリカ国内での上映開始
           国内での記念上映、自主上映等開始

■制作者紹介

伊東英朗...愛媛県生まれ。
制作部ディレクター、ドキュメンタリー映画監督。
(受賞歴)
2004年 第24回 地方の時代映像祭グランプリ
2013年 ギャラクシー賞 報道活動部門大賞
2015年 日本記者クラブ賞特別賞 等

(伊東英朗ディレクター コメント)
「クラウドファンディングの目的は映画製作にとどまらず、核による放射能汚染の問題を広く訴えることです。『映画「X年後」第3弾、放射能問題をテーマにアメリカ上映へ』の思いを胸に、全国各地の多くの人から支援を頂き、共に進んでいければと思っています。」