7月10日（水）から3日間、広島で行われた2019年日本民間放送連盟賞中四国地区審査会の生ワイド番組部門において、南海放送が制作したラジオ番組『山下泰則のモーニングディライト～あの夏、「吉田くんの詩」が教えてくれたこと～』が優秀賞を受賞しました。

この番組は、2018年7月に発生した西日本豪雨で甚大な被害を受けた宇和島市吉田町の復旧復興をめざす人々を応援しようと、20年以上も前から町民に親しまれた曲「吉田くんの詩」を毎朝番組でお送りしてきた「山下泰則のモーニングディライト」の現地からの特別番組です。

審査員からは、「吉田くん詩に振り付けを行うなど工夫を凝らしていた。」「山下アナのベテランらしい軽妙な語り口はさすが。音楽の持つ力を感じた」と高い評価を受けました。

日本民間放送連盟賞は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的としています。

【受賞番組名】　山下泰則のモーニングディライト～あの夏、「吉田くんの詩」が教えてくれたこと～
【放送日時】　　2019年4月29日（月）6時55分～11時10分
【制作関係者】　ディレクター　稲田貴志（メディア制作部）
　　　　　　　　パーソナリティー　山下泰則（アナウンス室）
　　　　　　　　リポーター　宇都宮郁美（メディア制作部）
　　　　　　　　地元出演者　山本定彦ほか

【番組概要】
西日本豪雨から復興に向け立ち上がる吉田町を少しでも応援したいと思い立った地元商工会元青年部の山本定彦さん。四半世紀前に町民に親しまれた曲「吉田くんの詩」を放送してほしいと一枚のＣＤが山下泰則アナウンサーの手に渡ります。"ときどき悲しいこともあるけれど、この持ち前の勇気で吹き飛ばして生きよう"との歌詞が『吉田の方々を励ますきっかけになるかもしれない』と、毎朝この曲を放送しながら復興情報を伝える定期コーナーをスタート。ラジオは被災者に寄り添えていたのか。現地からの特別番組で伝えたいと考え企画しました。