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プレスリリース

2019年 日本民間放送連盟賞 中四国地区審査会 『薫ちゃんへ。~認知症の妻へ2165通のラブレター』ラジオ教養番組部門 優秀受賞

7月10日(水)から3日間、広島で行われている2019年日本民間放送連盟賞中四国地区審査会のラジオ教養番組部門において、南海放送が制作したラジオ番組『薫ちゃんへ。~認知症の妻へ2165通のラブレター~』が優秀賞を受賞しました。

この番組は、14年間認知症と向き合っている伊方町の一組の夫婦の姿を描いた作品です。妻の「アルツハイマー型若年性認知症」の症状がひどくなり始めた5年前から夫・金森一臣さんは、ノートに二人の日々を綴り始めます。審査員からは、「重いテーマだがやさしさが伝わってきた。」「社会への問題提起をし、家族で支える姿を見せてくれた意義深い番組」と高い評価を受けました。

日本民間放送連盟賞は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的としています。

【受賞番組名】 薫ちゃんへ。~認知症の妻へ2165通のラブレター~
【放送日時】  2019年5月30日(木)18時15分~18時54分
【制作関係者】 ディレクター 寺尾隆(制作部)
        ナレーション 永田亮子、屋良有作

【制作意図】
これは、認知症の妻とそれを支える夫の「愛の物語」です。これからの日本が必ず直面するであろう問題、老老介護。老いたパートナーが老いたパートナーの介護をする・・・。厚労省の推計によると2025年にはおよそ700万人、高齢者の5人に一人になるともいわれている認知症。パートナーが認知症になることも十分に考えられる。認知症と向き合う金森夫婦の姿を描き、「二人で生きる」夫婦の意味を考えたい。認知症のパートナーを、愛し続けることが、できますか?その日が来たら、あなたはどう向き合いますか?