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歴史バラエティドラマ「ソローキン女子の憂鬱」制作開始!

南海放送ラジオで今年5月に放送されたラジオドラマ「ソローキン女史の憂鬱」(作・田中和彦)をテレビドラマ化!松山の「ロシア兵捕虜収容所」や「ロシア兵墓地」の存在を世に問うた作家・才神時雄(さいかみときお)という知られざる'文士'の存在をクローズアップした、トリビアな歴史を楽しく学べるメイドイン愛媛のドラマです。

<放送> 2019年9月28日(土)11:55-12:50(予定)

<出演>
谷尾桜子(トライシグナル)・・・才神を敬愛する大学生:桜木紀美子役
岡本真依(トライシグナル)・・・桜木の後輩の新入生:松坂累子役
桝形浩人(劇団 P.S みそ汁定食)・・・才神になりきる演劇部学生役
奥村真友里(トライシグナル)・・・才神の妻、百合野になりきる演劇部学生役
青木美奈実(南海放送アナウンサー)ほか

  • 谷尾桜子
  • 岡本真依
  • 桝形浩人
  • 奥村真友里

<原作者・田中 和彦 南海放送社長のメッセージ>
これは「ソローキン」プロジェクトのエピローグです。
日露交流年を機に誇れる明治・日本人の歴史を知ってもらおうと製作した映画「ソローキンの見た桜」はロシア国内でも評価をいただき、いよいよこの秋からのロシア公開を待つばかりになりました。実はこのソローキンプロジェクトで言い忘れていたことがありました。それは、ロシア兵墓地の存在を日本中に発信したシベリア抑留経験のある作家・才神時雄のこと・・そして彼が活躍したラジオ番組とディレクターとの友情についてです。

<主題歌>
Cha-ka(チャーカ・松山市出身)
2014年、南海放送制作のラジオドラマ「風の男 BUZAEMON」で、音楽担当日本民間放送連盟賞ラジオエンターテインメント番組最優秀を受賞。
6月19日 NEW シングル「シンデレラになれなくて」を配信リリース。南海放送ラジオ「RNB Radio Show "What's Up?"」のパーソナリティ。

<あらすじ>
松山の大学に存在する知られざる地下サークル、それが部員たった2名の「才神時雄研究会」。
部長の女子大生・桜木紀美子は憂鬱だった。その理由は部員が少ないことではなく、今年全国でも上映した映画「ソローキンの見た桜」の存在だった...。
桜木は言う、「松山のロシア兵捕虜のことが今ここまで詳しく分かっているのは誰のおかげなのか! それは才神先生のおかげである!なのに、誰も才神先生を知らないなんて...!」
才神時雄。誰よりも早く松山ロシア兵捕虜を研究し、昭和44年に「松山収容所」(中央公論新社) を発表した作家。今年は記念すべき発刊50年にあたる。シベリアに抑留された経験を持つ彼の、"捕虜"に対する研究姿勢は、まさにドラマチックである。大正6年、青森に生まれた彼が、一体なぜ松山に移り住み、松山収容所を研究するに至ったのか...。桜木紀美子は決意する、「私が才神先生の映画を作る!『ソローキンの見た桜』を超えるような映画をね!」...と。

<スタッフ>
原作:田中和彦(ラジオドラマ「ソローキン女史の憂鬱」)
脚本・演出:岩城一平(テレビドラマ「赤シャツの逆襲」「民話 DE ドラマ」)
アシスタントプロデューサー:荻山雄一
プロデューサー:大西康司
チーフプロデューサー:清水啓介/兵頭英夫