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プレスリリース

西予市野村町で明日からFM補完局放送開始~被災地にラジオを!~

 南海放送株式会社(代表取締役社長:田中和彦)は、本日(7月31日)臨機の措置により野村FM補完局の免許交付を受け、明日(8月1日)から放送を開始します。西日本豪雨で甚大な被害を受けた西予市野村町は、地形的に南海放送ラジオの難聴地域です。厳しい被災環境の中で暮らす方に必要な情報を迅速に伝達すると共に、音楽や娯楽番組で気分転換の一助となればと考えます。

 南海放送では、年内に野村FM補完局を開局する予定で免許申請や放送設備の準備を進めていました。今回の被害を受けて、総務省四国総合通信局に早期の開局を要請したところ、災害地域向けの臨機の措置により免許が交付されました。送信所は南海放送野村テレビ中継局(西予市野村町金剛岩)に併設し、番組は南海放送本社(松山市)から大洲市壺神山の固定局を経由して伝送します。

 本日付で免許が交付された野村FM補完局は、周波数91.7MHzで出力20W、放送エリアは西予市野村町、城川町の一部、大洲市の一部の4,145世帯です。番組は南海放送のAMラジオと同じ内容をサイマル(同時)放送します。

 被災地向けの放送として、臨機の措置によりFM補完局に免許が交付されるのは全国で初めてです。野村FM補完局は、被災地向けの放送局としての使命を果たした後は、同地域における難聴を解消するためのFM補完局として引き続き放送を続けます。

 明日(8月1日)の放送開始を受け、南海放送では対象地域の住民にラジオを配布し、周波数などの啓発に務めます。

ラジオ配布
【日時】8月1日(水)午後2時から
【場所】西予市野村町乙亥会館前
【個数】約100台