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プレスリリース

~南海放送グループ 働き方改革~「プラスアクション宣言」社内外の複業解禁について

南海放送株式会社       
RNBコーポレーション株式会社

1 はじめに
 働き方改革を進める上で、業務時間外の有効活用法について重要度が高まり、様々な人と出会い、自己研鑽を積み、生活に豊かさを増やす社員個人の可能性を会社が提供することが急務となっている。業務の多様性や複合性を可能にすることにより、会社への還元や生産性向上につながることを期待し、社内外における副業・兼務制度および退職者の復職制度新設など複業(マルチワーク)をコンセプトとする「プラスアクション宣言」を7月1日以降順次実施する。
 なお、全国の放送局で副業および希望兼務を制度として解禁したケースは極めて珍しく、愛媛県内の放送局では初めてとなる。

2 制度概要
(1)社外プラスアクション活動(副業)
【概要】
 社員が会社の許可を得た上で、業務時間外及び休日に社外での副業や活動に就くことが可能な制度
【対象者】
 入社4年目以上の正社員・雇員・契約社員
【メリット】
(会社)○業務時間外の有効活用(社外の知識・人脈・情報を会社に還元)
    ○生産性・人間力の向上
(個人)○自分を見つめ直し、将来のキャリアプランを豊かにする
    ○知識や経験、人脈を増やし、自己成長を引き出す
【主な許可基準】
 ・本人の成長やスキルアップにつながる期待が高い活動
 ・会社の職務の延長線上にある出演・執筆・司会等の活動
 ・他の会社や事業所等と雇用契約を締結しない形での活動

(2)社内希望兼務
【概要】
 条件を満たした社員が希望すれば、社内の別部署と兼務することができる制度
【対象者】
 入社4年目以上の正社員・雇員・契約社員の内、異動希望調査対象者
【メリット】
(会社)○人材のダイバーシティが可能となり、人事戦略の選択肢が広がる
(個人)○仕事に対する視野を広く持てる
    ○社内の人脈が広がり、スキルアップに貢献する
【申請方法・ルール】
 ・例年秋に実施する異動希望調査に併せて、兼務希望調査も実施。兼務を希望するか、兼務を希望する部署および業務の質問項目を追加
  全ての質問項目を記入して、総合企画局(人事)に提出する
 ・今秋実施予定の異動希望調査時に本人の意向を汲み取り、来年3月1日付の定期人事異動発令日(予定)をもって実施

(3)ジョブ・リターン(復職)
【概要】
 退職した社員が、希望の上で条件が整えば再び社内で活躍できる復職制度
【対象者】
 勤務経験を3年以上有し、かつ退職日から5年以内に復職希望を会社に申し出た元社員・元雇員・元契約社員
【要件。選考方法】
 ・原則として自己都合かつ円満に退職していること(懲戒解雇や定年での退職者は非該当)
 ・会社の採用枠人員配置の状況によって、引き受けられない場合がある
 ・在職時のスキル・勤務実績等を勘案の上、面接試験等により選考する
【メリット】
(会社)○様々な職務を経験した退職者が復職することで、雇用の選択肢を増やす
    ○多様な価値観を尊重する社内風土・社内文化の醸成を図る
(個人)○会社の状況を熟知した経験者が育成期間を経ず、即戦力として業務に従事できる
    ○社外で培った技術や知識などを当社の業務に還元することができる
【運用ルール】
 会社のホームページに、ジョブ・リターン制度が創設されたことをアップする

(4)休職期間の一部延長
【概要】
 就業規則に定められている自己都合に伴う休職期間をこれまでの最長2年6か月から最大3年に延長するもの
【対象者】
 全社員・雇員
【メリット】
(会社)○海外青年協力隊等長期間にわたり社外で社会活動やボランティア活動に携われることが可能となり、復帰後のキャリア形成や業務における還元が期待できる
(個人)〇社外で培った技術や知識などを当社の業務に還元することができる

以 上