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ラジオ番組「子規 対 漱石 ザ・ベースボール」第13回日本放送文化大賞・中四国最優秀賞を受賞

 平成29年8月10日(木)広島で開催された第13回日本放送文化大賞・中国四国地区ラジオ部門審査会において、南海放送制作の作品が最優秀賞を受賞しました。なお受賞作品は、中国四国地区の代表作品として中央審査へ進みます。

【番組名】
 ラジオドラマ「子規・漱石生誕150年記念 子規 対 漱石 ザ・ベースボール」
 <平成29年5月28日(日)放送>

【番組概要】
 2015年の選抜高校野球 松山東対二松学舎大学付属の一戦をベースに松山東(旧制松山中学)のOB正岡子規と二松学舎に在籍した夏目漱石をゲストに迎え日本語だけの実況中継を始めるというストーリー。明治を代表する文人二人が時空を超えて実況中継の解説者として高校野球の聖地・ 甲子園球場で再会。交友や足跡を辿る回顧ドラマを交え、後輩たちの熱戦を解説します。

【企画意図】
 正岡子規と夏目漱石の生誕150年にあわせて制作・放送したラジオドラマ。2年前の選抜高校野球1回戦、実際に行われた松山東高対二松学舎高の試合で始まります。甲子園球場の解説席に、それぞれの高校のOBとなる正岡子規と夏目漱石が'あの世'から駆けつけます。現代の日本語普及に大きな功績を挙げた二人の先人は、日本語にこだわりを持ち続けています。野球と関わり合いが深く、特に野球が大好きだった子規は「打者(バッター)」「走者(ランナー)」「直球(ストレート)」など、現代でも使われている数多くの野球用語を和訳しました。このドラマでは日本語のみの「実況中継」を敢行。カタカナ表現の外国語が溢れる現代にモノ申せとばかりに、「日本語の意義」「子規と漱石の交友」を楽しみながら見つめ直したものです。

※日本放送文化大賞とは、放送文化の向上に貢献した番組を表彰する賞。日本民間放送連盟が2005年より開催。ラジオ、テレビそれぞれにグランプリ・準グランプリ各1番組が選定される。全国7地区で地区審査が行われ、各地区でラジオ、テレビそれぞれ1番組を選出。ラジオ、テレビ各7番組がその後の中央審査に進み、グランプリ・準グランプリが決定される。審査員は民放各社の番組審議会委員、新聞・通信社の記者、広告関係者などで構成。毎年秋開催の「民間放送全国大会」で審査結果の発表と表彰が行われ、報奨金が贈られる。