1．実施概要
南海放送ラジオ(AM1116／FM91.7／radiko)は7月1日から1か月間、株式会社共同通信デジタルと共同で、バーチャルアナウンサーがニュース原稿などを自動音声で読み上げる実証実験を行います。
通常、ニュースはアナウンサーが読みますが、今回の実験では音声合成技術を利用し、ニュース原稿を文字情報から音声に自動変換してバーチャルアナウンサーが伝えます。
実験では文字情報の入力作業にかかる負担や、ラジオリスナーがニュース内容を十分に理解できるかどうかなど実用化の可能性を探ります。
バーチャルアナウンサー「アバターエージェントサービス」はソニー株式会社が開発したもので、このサービスを利用したラジオ放送は全国で初めてです。

2．実証実験を行う番組と放送時間
「正岡省吾のRADIO MONSTER!」(毎週土曜日　午前8時30分～11時10分)内で随時放送
(初回は7月1日)

3．「アバターエージェントサービス」について
ソニーが開発したソフトウェアで、入力されたニュース原稿など文字情報を音声合成によって自然な発話に変換します。そしてその音声をバーチャルアナウンサー、沢村碧(さわむら みどり)というキャラクターの「声」として使用します。

RADIO MONSTER プレゼンター 正岡省吾氏

バーチャルアナウンサー 沢村碧