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プレスリリース

第67回「電波の日」総務大臣表彰について

 当社がAMラジオの災害対策・難聴対策として開局を進めているFM補完中継局の整備に関し、国内で最初に実現した「FM同期放送」(同一周波数放送)の取り組みについて、総務大臣表彰を受賞することになりましたのでお知らせ致します。

1.【受賞理由】
FM同期放送の実現に向け、実験などを実施し全国に先駆けて導入することで地域の電波利用の効率化に尽力するとともに、FM同期放送の利点や効果を広く周知するなど、電波技術の普及・展開に多大の貢献をした(「総務省報道資料」より)
※同時受賞 株式会社中国放送、山口放送株式会社

2.【FM同期放送とは】
放送エリアが隣接する中継局から同一周波数の電波で放送する仕組み。これまで放送エリアが広い大電力のFM中継局では、同期放送の実施が困難とされていた。

3.【当社の取り組み】
日立国際電気・加藤電気工業所と共同で実証実験を行い、同期放送を行う中継局の周波数がずれないようにする「FM同期放送システム」を開発し、整備を進めている。FM補完局の放送ネットワークで国内初の大電力FM同期放送を実現した。

4.【同期放送の成果】
FM同期放送の実現で、四国中央市から中予を経て愛南町に至るまでの高速道路や主要道沿線では全て91.7MHzの同一周波数で南海放送ラジオを聴くことが可能。
(参考)
FM補完中継局整備状況;
今年5月現在6局開局(松山、新居浜、大洲、川之江、宇和島、八幡浜)
※うち、松山・新居浜・大洲・宇和島が同一周波数91.7MHzで聴取可能。
※2017年度開局予定:今治、御荘、久万の3局(御荘局は91.7 MHz)

5.【表彰式典】
6月1日(木)11時~
「電波の日・情報通信月間」記念中央式典」(於:東京 帝国ホテル)

当社は、代表取締役社長・田中和彦が表彰を受ける予定。

以上