南海放送株式会社(松山市、代表取締役社長 山内孝雄)は、2026年日本民間放送連盟賞の中四国地区審査会において、当社が制作したテレビ・ラジオの合わせて4番組が最優秀を受賞しました。テレビ番組は、バラエティ種目『もぎたてテレビ 35周年SP青春ばあちゃん!』と教養種目『雨のあと~西日本豪雨から8年~』。ラジオ番組は、教養種目『十七音の記憶』とエンターテインメント種目『しあわせの音がするお好み焼き』がそれぞれ最優秀を受賞しました。当社が中四国地区審査会において最優秀を4番組が受賞したのは、1982年以来44年ぶりです。
日本民間放送連盟賞は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すと共に、放送による社会貢献活動等の一層の発展を図ることを目的としているもので、放送業界の中で最も権威の高いコンクールの一つです。最優秀を受賞した4番組は全国審査に進みます。
◆2026年日本民間放送連盟賞 テレビバラエティ種目 最優秀
『もぎたてテレビ 35周年SP青春ばあちゃん!』
【放送日時】2026年4月26日(日)11時50分~12時50分
【出演】佐藤栞里・小川貴弘・岡内ひかり
【スタッフ】
ディレクター:清家陸・寺尾隆・楠目厚人
アドバイザー:三觜雅人(日本テレビ)
プロデューサー:尾濱宏幸
チーフプロデューサー:荻山雄一
【番組概要】
35年の番組を彩ってきた愛媛の元気印おばあちゃんたち。佐藤栞里さんをスタジオに招き、老いても現役を貫くばあばに青春のコツを聞きます。今治の港町で30年以上お好み焼きを焼き続けるミーコばあちゃん、山里で700本の花桃を育てる花咲かおばあちゃん、平均年齢77歳!カレー屋で働く5人組の華麗なるばあちゃんが登場します。
【審査員コメント】
「見終わって元気になる。長く続く番組でアーカイブの使い方が素晴らしい」
「立体的に構成し、住民の記憶を丹念に拾い上げた。全国的に災害が起きている中で、地元の局が伝え続けることに意味がある」
◆テレビ教養種目 最優秀
『雨のあと~西日本豪雨から8年』
【放送日時】2026年5月16日(土)10時30分~11時25分
【スタッフ】
ディレクター:藤田歩実
ナレーター:松岡宏忠
撮影・編集:安庭慎也
取材:荻山和林
プロデューサー:松岡宏忠
【番組概要】
2018年7月7日、愛媛・広島・岡山を中心に西日本一帯を襲った「西日本豪雨」。西予市野村町では、ダムの放流により肱川が氾濫し、町は濁流に飲み込まれ、5人が亡くなった。夏の日差しが照りつける中、片付け作業に追われる住民。様変わりした町の風景。そこで、家を失った一
組の家族に出会った。あの日からまもなく8年。町の復興は、人々の思いは。
【審査員コメント】
「立体的に構成し、住民の記憶を丹念に拾い上げた。全国的に災害が起きている中で、地元の局が伝え続けることに意味がある」
◆ラジオ教養種目 最優秀
『十七音 の記憶』
【放送日時】2026年5月23日(土)12時00分~13時00分
【スタッフ】
ディレクター:楠目厚人
企画:荻山雄一
監修:日笠昭彦
プロデューサー:松下和明
ナレーター:永野彰子
【番組概要】
戦後80年。愛媛には戦争を経験した人たちが詠んだ「戦争句」がいまも数多く眠っている。その短い言葉の中には、俳句にしか残せない「戦争の記憶」が刻まれている。かつての戦争を描くには、あまりにも短い十七音。しかし、私たちは想像を巡らせることで、その余白に描か
れた戦争の記憶に触れることができる。
【審査員コメント】
「本人の声での証言は重い。鳥肌が立ち、涙が出た」「文句の付けようがない。ドキュメントとしての完成度も高い」
◆ラジオエンターテインメント種目 最優秀
『しあわせの音がするお好み焼き』
【放送日時】2026年5月30日(土)21時00分~21時55分
【スタッフ】
ディレクター:寺尾隆
プロデューサー:松下和明
ナレーター:松友杏樹
【番組概要】
舞台は小さな港町、今治市大浜一丁目にある一軒のお好み焼屋の主、桧垣瑞穂さん通称「ミーコちゃん」を中心とした「ご近所さん」という小さなコミュニティ。20年前、小さなコミュニティの定点観測が始まった。個性豊かな登場人物の会話劇。人生は生きづらくて、あたたか
い。人生は生きづらくて、愛おしい。それが一丁目の人々の営み。ミーコちゃんは言う。「みんな、家族や」。
【審査員コメント】
「20年間の取材で厚みがある。番組全体にドラマがあり、抜群の構成」「音にこだわって20年間を描いていることを評価。感じ方をリスナーに委ねているのが心地よい」
※参考
1982年(昭和57年)中四国地区最優秀
テレビ報道「ドキュメント分岐点・1982年新居浜」
テレビ教養「山のエッセー・石鎚1982」
テレビ娯楽「鵜づな人生」
ラジオ報道「お母さん、れんげってどんな色?」
ラジオ教養「ラジオスケッチ「川のほとりで」
―心身障害児通園施設・あゆみ学園からのレポート」