総務省四国総合通信局から南海放送に対し、本日、災害対策を目的としたＦＭ補完中継局（ＲＮＢ宇和島ＦＭ・ＲＮＢ八幡浜ＦＭ）の予備免許が交付されました。

ＲＮＢ宇和島ＦＭ・ＲＮＢ八幡浜ＦＭは、南海トラフ地震などの巨大地震が発生した場合に、ＡＭラジオ送信所からの放送が困難になる事を想定して開設するものです。

中継局は愛媛県宇和島市の宇和島テレビ局、八幡浜市の八幡浜テレビ局に併設し、周波数は宇和島局が91.7MH z（松山局、新居浜、大洲局と同一）、八幡浜局は91.2MHz（川之江局と同一）です。

なお、放送エリアは、宇和島局が約4万世帯、八幡浜局が約2万世帯で、これまでに開局している松山局、新居浜局、大洲局、川之江局と合わせると、「Fnam」（エフナン）の愛媛県内の世帯カバー率は、80.9％になります。

今後、3月13日（日）の本放送開始に向け、放送設備の整備や受信機普及啓発などを進めます。

【宇和島ＦＭ補完中継局の概要】
■ 送信場所 ： 愛媛県宇和島市（光満）
■ 送信出力 ： 100ワット
■ 放送エリア ： 宇和島市、西予市、鬼北町、松野町の一部（約4万世帯） ※別図参照
■ 送信周波数 ： 91.7MHz（松山局、新居浜局、大洲局と同一）
■ 本放送開始日 ： 2016年3月13日（予定）

【八幡浜ＦＭ補完中継局の概要】
■ 送信場所 ： 愛媛県伊方町（塩成）
■ 送信出力 ： 100ワット
■ 放送エリア ： 八幡浜市、伊方町、西予市の一部（約2万世帯） ※別図参照
■ 送信周波数 ： 91.2MHz
■ 本放送開始日 ： 2016年3月13日（予定）

【ＲＮＢ宇和島ＦＭ局 放送エリアの目安】

【ＲＮＢ八幡浜ＦＭ局 放送エリアの目安】

エリア内であっても地形やビル陰等により電波が遮られるなど、聴取できない場合があります。