本日12月1日（月）、南海放送のＦＭ補完中継局「エフナン（Ｆｎａｍ）」が開局いたしました。

南海放送では、異常気象による洪水などの大災害が発生した際、現在のＡＭラジオ送信所からの放送が困難になる事態が想定されるため、対応策としてＦＭ補完中継局の開設を目指していました。11月26日（水）、総務省四国総合通信局から本免許が交付され、本日、ＦＭ補完中継局（ＲＮＢ松山ＦＭ）の開局となりました。

周波数は91.7MHz、放送エリアは松山市と周辺の一部です。現在ＡＭラジオ（1116kHz）で放送している番組を、常時、同じ内容で放送します。

南海放送ではＦＭ補完中継局の開設にあたり、10月1日からネーミングを一般募集し、全国から1645点の応募をいただきました。審査の結果、阿部直之さま（新居浜市）、岩田明弘さま（埼玉県富士見市）、近藤和幸さま（西条市）、玉井寧さま（松山市）が名づけた「エフナン」に決定いたしました。

今後は、新居浜エリアの本年度放送開始に向けて、放送設備の整備や受信機普及等の各種作業を進めてまいります。なお、ＦＭ補完中継局の本放送開始は南海放送と北日本放送（富山県富山市）が同時全国初となります。

【ＦＭ補完中継局の概要】
■ 送信場所 ： 愛媛県伊予市（行道山）
■ 送信出力 ： １キロワット
■ 放送エリア ： 松山市、今治市、大洲市、伊予市、東温市、上浮穴郡久万高原町、 伊予郡松前町、砥部町の各一部（約26万8000世帯）
■ 送信周波数 ： 91.7MHz
■ 放送開始時期 ： 2014年12月1日