先日東京で行われた、平成26年日本民間放送連盟賞「ラジオエンターテインメント番組部門」の中央審査会の結果、
弊社制作のラジオドラマ「風の男 ~BUZAEMON~」が全国最優秀に選ばれ、本日開催された民放連の理事会において
承認されましたのでご報告いたします。
日本民間放送連盟賞(連盟賞)は、番組・CM・放送技術の向上と、放送活動のより一層の発展を図ることを目的に、
日本民間放送連盟(民放連)が1953(昭和28)年に創設した賞で、民放連の会員である全国の民放各社から参加のあった
番組・事績を対象に毎年1回実施し、優れた番組、優秀と認められた事績を顕彰しています。表彰は、毎年秋に開催する
「民間放送全国大会(民放大会)」の式典席上で行い、今年は11月5日、東京都内で開催される予定です。
日本民間放送連盟賞で弊社のラジオ番組が全国最優秀を獲得したのは、1980年(昭和55年)ラジオ社会番組部門
「選挙違反者の論理 ~宇和島市長選挙から~」以来34年ぶりの事で、ラジオエンターテインメント番組部門での
全国最優秀受賞は初めてとなります。
◆番組名 「風(かぜ)の男(おとこ) ~BUZAEMON(ぶざえもん)~」
◆放送日時 平成26年5月31日(土)14:00~16:00
◆番組概要 時代は江戸時代末期。1793年(寛政5年)伊予国吉田藩で一揆が勃発した。首謀者は武左衛門。
武左衛門が、反体制のメッセージを込めた「ちょんがり」と呼ばれる歌を歌いながら、村々をめぐり
リーダーを養成。当日は9600人もの農民が蜂起したとされる。吉田藩は一揆の要求を一旦は呑んだ
ものの、その後逆襲をかけ、武左衛門は捕らえられ惨殺される羽目になった。
番組では、後世に名を残す「武左衛門一揆」をドラマ形式で再現、現代の「ちょんがり」="ヒップ
ホップソング"をフィーチャーしながら武左衛門の義憤の思い、自由を求めて一念発起した農民たちの
勇気などを表現した。
◆審査員評 ・ドラマとしてよく出来ている、ラップも奇をてらっていない。
・地域スポンサーを取り込んでいる点を評価する
◆スタッフ プロデューサー 小倉健嗣 (南海放送) ディレクター 乗松佳洲彦 (フリー)
音楽 津野紗也佳(南海放送) 脚本 田中和彦 (南海放送)
ナレーター 戒田節子 (南海放送) ※敬称略
◆再放送日時 平成26年10月12日(日)午後3時~3時55分