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テレビ番組「消えない雨 ~17万カウントの謎を追う~」 日本放送文化大賞 中国・四国審査会 「最優秀」受賞

7月23日に松山市で開催された第10回日本放送文化大賞 中国・四国審査会において、弊社が出品した、テレビ番組「消えない雨 ~17万カウントの謎を追う~」(5月25日(日)25:50~26:40放送)が「最優秀」を獲得しました。

日本放送文化大賞とは、日本民間放送連盟が、会員各社で質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すことを目的に2005年(平成17年)に制定したもの。"視聴者・聴取者の期待に応えるとともに、放送文化の向上に寄与した"と評価される番組を顕彰し、ラジオ、テレビそれぞれにグランプリ1番組、準グランプリ1番組を選定します。

中国・四国審査会では、民間放送事業者23社が23作品を出品。松山大学の中山勝巳経営学部教授を審査委員長に10人の審査員が審査を行いました。

「消えない雨」は、23作品中最高点の16点を獲得。「この様な作品をしっかりと記憶しておかなければならない」、「調査報道の新たな道を開く作品」などと評価され、「最優秀」受賞となりました。弊社の中国・四国審査会「最優秀」は今回で3回目となります。

全国審査は11月に開催され、結果発表と表彰は「民間放送全国大会(民放大会)」の席上で行われます。

「消えない雨 ~17万カウントの謎を追う~」

(番組概要)
アメリカが太平洋で核実験を行った1954年。マグロ漁船「第五福竜丸」の被曝が世界に報じられた。だが、被害はそれだけではない。被ばくした魚を水揚げした日本の船が延べ1千隻だったこと。さらに、放射性物質が日本列島を汚染していたことを伝えた。全国に降り注いだ放射性物質の中でも、特に爆心地に近い沖縄では、当時17万カウントという高い放射線を測定。約30年間にわたり国内の被曝の実態を調査してきた高知県の元高校教諭が今年、その沖縄に入った。周辺海域が汚染されていたにも関わらず被曝した魚が沖縄で一度も水揚げされていないことに、元教諭は疑問を抱く。調査を進めると、沖縄が持つ特殊な実情が見えてきた。