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2025年 日本民間放送連盟賞 中国・四国地区ラジオ番組部門審査会 南海放送制作番組が『エンターテインメント』で「最優秀」『報道』『生ワイド』で「優秀」を受賞

広島市で開催された2025年日本民間放送連盟賞中国・四国地区ラジオ番組部門審査会(7月3~4日開催)において南海放送制作のラジオドラマ『十円易者・村上桂山~二百万人を占った男~』がエンターテインメント種目で最優秀を受賞しました。

また、戦後80年のラジオ特別番組『志願 -戦場へ向かった少年たち-』が報道種目で、『ザ・江刺ショー「ケッセキオジサン 生理を学ぶ」』が生ワイド種目で優秀を受賞しました。

今年5月31日に放送した『ラジオドラマ「十円易者・村上桂山~二百万人を占った男~』は松山に実在した俳人で易者の村上桂山を主人公に、史実とフィクションを織り交ぜて構成したラジオ番組です。審査員からは「期待感がもてる作りだった」「次はどんな句がでてくるのかと引き込まれた」などと評価されました。

『志願 -戦場へ向かった少年たち-』は今年5月28日に放送したもので、徴兵年齢を待たずに志願する少年たちにフォーカスを当て、証言を紡いだドキュメントです。審査員からは「現代にも通じる重厚な作品だった」と評価されました。

『ザ・江刺ショー「ケッセキオジサン 生理を学ぶ」』は今年5月28日に放送したもので、メインパーソナリティの江刺伯洋以外は女性のみの布陣で「生理」に真摯に向き合った生ワイドです。審査員からは「テーマが斬新で、生理のイメージが変わった」と評価されました。

日本民間放送連盟賞は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すと共に、放送による社会貢献活動等の一層の発展を図ることを目的としているもので、放送業界の中で最も権威の高いコンクールの一つです。

最優秀を受賞した『十円易者・村上桂山~二百万人を占った男~』は、中央審査へ進みます。

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エンターテインメント種目 最優秀
『ラジオドラマ「十円易者・村上桂山~二百万人を占った男 ~」』

【放送日時】2025年5月31日(土)12時00分~13時00分

【スタッフ】
 監督・脚本:岩城一平
 プロデューサー:松下和明
 出演:2B、桝形浩人

【番組概要】
村上桂山は昭和14年から昭和51年まで38年間、愛媛県松山市の繁華街で手相占いをしていた実在の人物である。その見料は、たったの十円。いつしか彼は「十円易者」と呼ばれるようになった。毎日数百人が桂山の前に列をつくり、その数は延べ人数200万人以上にのぼると試算される。ドラマは桂山最晩年の昭和51年春から始まる。松山市の路上でいつものように十円で占っていく村上桂山。その夜、寺の境内の一角にある桂山の寝ぐら(掘っ立て小屋)に、修行僧のような出で立ちの男が立ち寄る。聞けば桂山と同郷の山口県出身、さらに桂山と同じく昭和14年に松山に来たと言う。実はこの男"放浪の俳人"と呼ばれた種田山頭火の幽霊だった。夜ごと掘っ立て小屋に訪れ、そして俳句川柳対決をはじめる二人。村上桂山とはどんな人物で、何故多くの人に慕われたのか?山頭火との俳句川柳対決を通し、桂山の人生が紐解かれていく。

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報道種目 優秀
『志願 -戦場へ向かった少年たち-』

【放送日時】2025年5月28日(水)19時00分~19時50分

【スタッフ】
 ディレクター:植田竜一
 編集:荻山雄一
 ナレーター:永野彰子
 プロデューサー:松下和明

【番組概要】
戦後80年、戦場を体験した人たちの多くが亡くなり、存命の人たちも日々消えていく記憶を必死に取り留めている。今、証言を残せるのは当時の少年たちがほとんどになった。ある少年は母親に「海軍へ進む」と明かしたとき、「行ったらええわい」とだけ返事されたと言う。村初めての「村葬」で弔電を呼んだ少年は同郷の先輩の死に憧れ、陸軍の司政官に進む。村全体は「そうした空気に包まれていた」と振り返る。少年たちのもう一つの身近なコミュニティが学校だった。同窓の先輩に憧れた少年は自ら海軍兵学校に進む。また「学校からそういう話があって、自分で考えて予科練に志願した」と言う元特攻隊員の少年。なぜ学校は生徒を送り出したのか。当時の地元メディアを繰っていくと、国策だけではない新たな理由が見つかった。

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生ワイド種目 優秀
『ザ・江刺ショー「ケッセキオジサン 生理を学ぶ」』

【放送日時】2025年5月28日(水)13時00分~14時30分

【スタッフ】
 ディレクター:平野和子
 プロデューサー:松下和明
 プレゼンター:江刺伯洋、清家夕貴

【番組概要】
第3次生理ムーブメント(生理ブーム)と言われる今、メディアで生理を取り上げることも珍しくなくなり、若いカップルたちはお付き合いするときに生理について話をするのは当たり前。そんな流れに取り残されているのは、生理を話題にすることはタブーだと育ってきたおじさんたちではないか。アナウンス室の管理職でもある江刺を最近悩ますもの、それは「尿路結石」。いつ激痛に襲われるかとビクビクする日々。ただ、これは生理痛に悩む女性たちと通じるものがあるのではないか?今だったら、女性の悩みに真摯に向き合うことが出来るのではないだろうか?題して「ケッセキオジサン 生理を学ぶ」。元アイドル、元トップアスリート、婦人科医、四国フェムテック協会理事、生理痛体験研修を提供する会社の広報といった多彩な女性ゲストから生理にまつわる意見を聞き、江刺独自の生理対応策を発表する。