江戸元禄時代に起こった大事件。
赤穂浪士による「忠臣蔵」と愛媛県とは因縁が多かったことをご存知でしょうか。

浅野内匠頭が起こした江戸城中での刃傷事件がその発端ですが、浅野と一緒に天皇からの勅使を迎える接待役をしていたのは伊達村豊 (伊予吉田藩藩主) でした。

吉田の皆さんは「うちのお殿さんは浅野と違いご挨拶やお付き合いもキチンとできた人やった」と忠臣蔵のお殿さんといって褒め伝えています。

討ち入り後。四十七士は4つの藩の江戸屋敷にお預けとなり沙汰待ちでしたが、このうち大石主悦、堀部安兵衛、大高源吾など主要な人物は伊予松山藩・江戸屋敷で蟄居し、そこで腹を切っています。この屋敷があったところは現在のイタリア大使館です。

松山藩主は江戸屋敷で腹を切った大高源吾などの遺髪を松山で供養するように命じ、それが現在の松山での「義士祭」となっています。

「忠臣蔵」には謎が多いのですが、その一つに広大な敷地と屋敷の吉良邸に47人くらいで押し入って、なぜ討ち入りが成功したのかというのがあります。

この物語はその謎にある仮説を立てて展開したラジオドラマです。

南海放送は今年、開局70年の節目に当たり、各種記念番組および事業を展開中です。当ドラマについては開局70年記念番組として、「松山義士祭」を開催している松山市末広町自治会にもご協力をいただき、12月14日の討ち入りの日直前となる12月10日に公開生ドラマ放送の形式で開催し、抽選で300名の方々を本社1階テルスターホールに無料ご招待します。

多くの皆様に生ラジオドラマを体験して戴きたく、現在ご応募を受付中です。
観覧ご希望の方は、南海放送ホームページ、南海放送アプリから応募を受け付けます。
11月19日 (日) 〆切です。応募多数の場合は抽選とさせていただきます。

(主な出演)
発明の天才ラジオ屋伊平　松岡宏忠(南海放送アナウンサー「NEWS CH.4」キャスター)
伊平の恋人おまき　　　　高野真子(南海放送アナウンサー 「和牛のA4ランクを召し上がれ」)
大石内蔵助　　　　　　　桝形浩人(「劇団P.Sみそ汁定食」主宰)
堀部安兵衛　　　　　　　正岡省吾(南海放送ラジオ番組「Tips」プレゼンター)
そのほか総勢約30人の出演者が登壇します。

放送日時：2023年12月10日（日）13時00分～15時30分
ラジオ公開生ドラマに抽選で300名様を無料ご招待
※応募締切：11月19日（日）
場所：南海放送本社テルスターホール（松山市本町1-1-1）
⇒ホームページ