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肱川流域 総延長10.4kmの堤防が完成 西日本豪雨受け県の“激特事業”

2018年の西日本豪雨で甚大な浸水被害が発生した大洲市で、県が“激特事業”として進めていた全長10キロの新たな堤防を整備する工事が完了しきょう報告会が行われました。 きょう、大洲市の菅田地区では、堤防の完成を祝う記念行事が行われ、大洲市の二宮隆久市長らが締固め式を行いました。 県では総事業費およそ128億円をかけ、肱川やその支流で総延長10.4キロにわたって、新たな堤防を作ったり堤防をかさ上げしたりする工事を行ってきました。 報告会で挨拶に立った愛媛県の田中英樹副知事は、 「西日本豪雨と同等の洪水を溢れることなく流下させることが可能となり流域の治水安全度が格段に向上することになった」 と述べました。 県は、今後も川底の土砂を取り除くなど河川を整備し、治水安全度の向上を図るということです。

6月2日 19:49