松山市が運営を委託している児童クラブの支援員が、クラブの運営費218万円あまりを着服したことが分かり、懲戒解雇処分となりました。 着服していたのは、松山市が運営を委託する味生第二児童クラブの運営委員会で会計を担当していた30代の支援員です。 運営委員会によりますと、この支援員は去年6月から先月にかけて、クラブ運営費の通帳からおよそ20回にわたり、あわせて218万6千円を引き出しました。 今月に入って、通帳から引き出された金額が帳簿と一致しないことなどから運営委員会が調べたところ、この支援員が着服を認めたということです。 支援員は、着服した運営費を「生活費に充てた」と話していて、きのう付で懲戒解雇処分となりました。 味生第二児童クラブ運営委員会では、支援員が深く反省し全額を返還していることなどから、被害届は提出しない方針です。 報告を受けた松山市は、運営を委託している全ての児童クラブの運営委員会45か所に対して、会計実態の確認と報告を求めるとともに、今後、職員が現地確認を行うことにしています。
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