松山市で稲刈りがスタート 暑さに強い新品種「にじのきらめき」の本格栽培で猛暑に対応
松山市の中心部から車で30分。標高およそ300m。市内でいち早く稲刈りが始まる、窪野町です。乾燥し籾すりを行ったあきたこまち。今年の新米です!
橘さん:
「出来はいいと思う。刈り取る量でゆうたらね。今までが悪すぎたけん戻ってきたかなという感じやったけど」
籾すりが済んだコメは、粒の大きさや透明度ごとに選別します。
橘さん:
「籾すりしてくれよる人の感想からいうと、お前のとこきれいなとってゆうてくれたけん」
Q.そういう意味でも今年の出来は?
橘さん:「よかった」
しかし、あきたこまちは元々暑さに弱い品種。
「中山間地やけん涼しいけんいうて植えたんじゃけど、やっぱこちらも高温になってきとるけんね。にじのきらめきに変えようかなと」
橘さん、今年から本格的に暑さに強い「にじのきらめき」の栽培に取り組んでいます。他の品種と比べ穂の高さよりも葉の方が高く、日傘の役割を果たすため高温に強いとされるにじのきらめき。粒が大きいのも特徴です。
「(この夏は)高温と言いながらでも雨が時々降って、水が結構池に溜まっとるけんね。池の水がないなったらしんどかったけど、水があったけんね、きれいに今年はできとると思いますよ」
雨の日が少なかったものの短時間でまとまった量が降ったことで、心配されていた水不足は起こらず、順調に生育。収量は去年の1.3倍を見込んでいます。
さらに橘さんによると、今年の買い取り価格は去年と比べ30キロあたり5000円ほどの値上がりとなる見込みです。
橘さん:
「今まではどっちか言ったらボランティア的な国民の主食やけん、みんなに行き渡ってあげたらいいなという感じでそれと田を荒らさんと。先祖代々の土地やけんそういう想いがあって作りよるけど、これからはちょっとずつある程度収入も上げていって、やっと機械代なんかもまわしていけるかなという所で」
猛暑を乗り越えた新品種「にじのきらめき」は来週、稲刈りを迎えます。