愛媛県の松山空港から中国の上海浦東国際空港へ直行便再開!
愛媛と中国の上海を結ぶ便利な直行便が、2025年7月3日(木曜日)から運航を再開の予定です。愛媛から上海までの飛行時間はわずか2時間弱と手軽な距離です。海外旅行が初めての方や、時間の限られた旅行者にも特におすすめです。
上海の気候は年間を通じて温暖寄りで、四季がはっきりしています。
海外旅行初心者さんでも分かりやすいように飛行機の乗り方や上海の魅力について詳しく解説していきます。
愛媛県の松山空港からの海外への直行便は、
・松山空港から「台湾の桃園国際空港」への直行便
・松山空港から「韓国ソウルの仁川国際空港」への直行便
・松山空港から「韓国釜山の金海国際空港」への直行便
・松山空港から「中国上海の上海浦東国際空港」への直行便
の4種類があります。この記事はその中から(松山空港~上海)の旅です。
松山空港から台湾旅行の記事も是非お読みください!
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※記事内容は2025年7月1日時点のものとなります。記事内容や記事詳細のご案内等は閲覧日により変更されている場合があるため、各種公式サイト等でのご確認をお願いいたします。
【情報で愛媛を盛り上げる!愛媛においでたなもし!南海放送 RNBエンタメディア】

- 愛媛県松山市の松山空港から上海へ行く準備をしましょう!
- 上海旅行を申し込みましょう(飛行機のチケット購入やホテル予約等について)!
- 上海の観光やレジャー、食事等も事前にスポットで申し込んだりチケットを購入したりする方法
- 上海に持っていってはいけない物
- さて出発!お住まいの地域から松山空港へ向かいましょう
- 松山空港で行う事
- 上海の上海浦東国際空港へ到着!さて上海浦東国際空港では?
- 上海浦東国際空港から上海市内への行き方
- これで無事上海に到着です!上海旅行を楽しみましょう!
- さて旅行が終わり、上海から日本帰国時に行うこと(注意点)
- 上海から持って帰ってはいけない物
- 上海旅行で知っておきたいこと(その1) 上海で自分のスマホを利用する方法
- 上海旅行で知っておきたいこと(その2) 上海で日本のスマホや電化製品の充電について
- 上海旅行で知っておきたいこと(その3) 上海の通貨について
- 上海旅行で知っておきたいこと(その4) 日本の現金を上海のお金に換える
- 上海旅行で知っておきたいこと(その5) 上海旅行用アプリのダウンロードと活用について
- 上海旅行で知っておきたいこと(その6) 上海のキャッシュレス事情
- 上海旅行で知っておきたいこと(その7) 上海のホテルについて
- 上海旅行で知っておきたいこと(その8) 代表的な上海のマナー等について
- 上海旅行で知っておきたいこと(その9) 上海の観光について お勧めの観光スポット
- 上海旅行で知っておきたいこと(その10) 上海の有名な食事のお店
- 上海旅行で知っておきたいこと(その11) 上海で有名な料理について
- 愛媛県の松山空港から上海旅行の初心者入門 終わりに
愛媛県松山市の松山空港から上海へ行く準備をしましょう!
愛媛県の松山空港から上海浦東国際空港への航空会社は?
松山空港から乗り換えなしで上海に行くには、中国東方航空という上海の航空会社の飛行機を使い、上海浦東国際空港という空港を目指すことになります。

飛行機のチケットを予約するサイト等で「松山空港から上海行き」を検索すると、たくさんの航空会社の飛行機で上海に行ける様に表示されますが、よく見ると東京の成田空港経由の乗り換え便や、羽田空港経由の乗り換え便が一緒に表示されています。それら乗り換え便に乗って東京を経由して上海旅行に行くのは現実的ではありませんよね。乗り換えなしで上海に行く飛行機を探すのであれば「直行便」と記載があるフライトを探しましょう。
松山空港からの上海旅行は、中国東方航空の直行便で行ける上海の上海浦東国際空港を起点とした旅行計画や日程を検討しましょう。
上海旅行の準備、パスポート(旅券)を取りましょう

海外旅行に行くためには、パスポート(旅券)が必要です。特に初めて海外旅行に挑戦する方、あるいは何年も前にパスポートの有効期限が切れてしまった方などのパスポートの取得方法について解説します。
パスポートを持っている方も「パスポートの期限切れ」には注意しましょう。今一度パスポートの期限を確認ください。
パスポート(旅券)の必要性
パスポートとは、各国の政府が発行する公式の身分証明書で、日本国外へ渡航する際に日本国籍や身分を証明するために不可欠な物です。
ビザとは(上海への観光目的の旅行には必要なし)
ビザとは渡航先の国が発行する文書であり、その国の安全を保つために事前に渡航者の身元を確認し審査するものです。ちなみに日本から上海へ旅行する際には観光の目的で30日以内の滞在であればビザは必要ありませんのでご安心ください。
パスポート(旅券)の取得に何が必要か
(1) 戸籍謄本 一通
※ 令和5年3月27日以降は戸籍抄本(戸籍謄本ではないもの)での申請を受け付けることは出来ません(提出の日前6ヶ月以内に発行された戸籍謄本が必要です)
※同一家族内の方が同時に申請する場合には、戸籍謄本一通で、全員の申請を受け付けることができます。
※戸籍謄本は、本籍地のある市町村で手に入ります。
※本籍が遠く離れている場合は郵送で請求することもできるので市町村に問い合わせてください。
(2) パスポート用の写真 1枚
パスポートの写真は、海外渡航にあたって自身の証明をする為に必要なものです。
パスポート申請用写真の規格 外務省
(3) 一般旅券発給申請書 1通
外務省のホームページよりダウンロードできる申請書で10年用または5年用があります。
※手書き書式の申請書はお近くのパスポート申請窓口で入手することが可能です。
(4) 住民票の写し 1通
(5) 申請者本人に間違いないことを確認できる書類
詳しくは愛媛県庁のWEBサイトや外務省のWEBサイトで確認しましょう。
パスポート(旅券)手続きガイド – 愛媛県庁公式ホームページ
愛媛でパスポートを発行してもらうのにどのくらいの期間がかかるか?
パスポートの申請に関する手続き時間は、申請書提出までに一人あたりおおよそ30分程度の時間を要すると考えてください。
尚且つ時期によっては発行窓口に長蛇の列ができたりしますので時間に余裕を持って窓口へと向かっていただくことをおすすめします。受け付けが完了した後に、パスポートを受け取るまでの期間は、通常で10日から2週間程度かかります。ただし祝日を挟むと、この期間は延びる可能性があるので早めに申請手続きを開始し、十分な余裕を持つことが大切です。
パスポート取得のために愛媛県のどこに行くのか
下記の愛媛県庁のWEBサイトに愛媛県の地域ごとにパスポートを取得する場所の記載があります。
上海旅行を申し込みましょう(飛行機のチケット購入やホテル予約等について)!

さて上海旅行の申し込みですが、下記の方法等があります。
(1)往復の飛行機のチケットと一緒に、宿泊ホテルや食事、観光等もある程度全部セット(ガイドさん付き)で申し込む方法<パッケージツアー>

「上海旅行ツアー」を申し込む方法で、ほぼ全ての上海観光がセットで、添乗員さん(ガイドさん)が決まったスケジュールに沿って上海を案内してくれます。特に海外旅行初心者さんや上海でのコミュニケーションが不安な方、年配の方等におすすめです。
基本的にそのツアー参加者さん達と一緒に行動することになります。
(2)往復の飛行機のチケットと宿泊ホテル等ある程度セットで申し込む方法<フリープアラン型ツアー>

フリープラン型ツアーは、航空券やホテル・送迎時間などは決まっているものの、現地での行動は自由、というスタイルです。上海旅行中級者さん等におすすめの方法です。
パッケージ型ツアーのように、訪れる観光地まで全部決まっているわけではないため、ほかのツアー客の目を気にすることなく、比較的好きに過ごすことができます。
そして見たい施設やご飯を食べる場所なども、その都度選ぶことが可能です。
「団体行動が苦手」「ホテルと飛行機以外の時間は自由に見て回りたい」という希望を叶えられるでしょう。
(3)往復の航空チケット、宿泊ホテル、等を別々に自分で直接申し込む方法

飛行機やホテル、食事や観光を全てセットにせず、それぞれ自分の好みで申し込む方法です。
もちろん食事や観光も自分で決めて行動することになります。
上海旅行上級者さんの方法になりますかね。
上海旅行におすすめの旅行会社・予約サイト
上海のツアーや飛行機便、ホテルを予約するための旅行会社はたくさんあります。各旅行会社から皆様の予算や日数、ご希望にあった旅行プランを探しましょう。
下記の旅行会社は愛媛県の松山空港から上海浦東国際空港への直行便(中国東方航空便)の予約や、上海のホテル予約等ができる旅行会社です。
H.I.S.

HISでは、上海への海外航空券+上海のホテルのセット予約、上海のホテル予約、上海への航空券予約が可能です。
JTB

JTBでは、上海ツアーの予約、上海への海外航空券+上海のホテルのセット予約、上海のホテル予約、上海への航空券予約が可能です。
エクスペディア

エクスペディアでは、上海のホテル予約、上海への航空券予約が可能です。
Hotels.com

Hotels.comでも、上海のホテル予約が可能です。
上海の観光やレジャー、食事等も事前にスポットで申し込んだりチケットを購入したりする方法
上海の人気レストランの予約やレジャーの予約は、単独で事前に日本にいるときから申し込みできるところもあります。それも割引や特典付きで申し込みできるものも多いです。
そこで日本で上海旅行の計画中に予約のできる方法をご説明します。
「Klook」で上海での遊びや食事の予約を取得する

KLOOKは、世界中の旅行体験やアクティビティを予約できるグローバルプラットフォームです。日本国内の観光地から海外の人気スポットまで、幅広い選択肢の中から行き先を選べます。
上海のテーマパークのチケットやレンタカー、高速鉄道の乗車チケット、フェリーのチケット等も申し込み可能です。
「kkday」で上海での遊びや食事の予約を取得する

KKdayでは、アジアを中心とした世界各地のツアーやアクティビティを予約できるサイトです。上海新幹線のチケット、各種観光ツアー、上海人気スポット巡り、上海レストランの優先入場チケット等が申し込み可能です。
「VELTRA」で上海での遊びや食事の予約を取得する

VELTRAは、世界中の旅行体験やアクティビティを予約できるサイトです。国内外の多様な観光体験を一括で予約できる便利さが売りです。上海料理店の食事券、観光ツアー、観光地の日本ガイド付き日帰りツアー、ワゴン貸し切りチャーター等が申し込み可能です。
上海に持っていってはいけない物

上海旅行の際に持ち込んでもよい物や、持っては行ってはいけない物について知らないままだと、知らずに法律を犯してしまい、空港で物品が没収されたりすることもありますので注意が必要です。
持ち込み禁止一覧
・偽造品(偽造貨幣やクレジットカード、偽ブランド品など)、武器、知的財産権侵害物品
・麻薬(アヘン、コカイン、大麻、覚せい剤、MDMA)
・武器(銃砲、弾薬、毒ガスなど)
・電子タバコや加熱式タバコ
・生鮮食品や果物、海産物などの食品
・わいせつ物
上海は、食品や農産物の持ち込みに関して非常に厳しい規制を設けています。
【動物】
・生きた動物(許可をとった犬、猫、うさぎを除く)
・肉類(生、調理済、冷凍、冷蔵、乾燥含む)
・真空包装された加工肉類も含む
・未調理の卵
・動物性成分の肥料や飼料
・生乳
・生物製剤
・その他未処理の動物製品(熱処理してない動物油脂など)
・ツバメの巣(血、羽、汚物などが入り混じるもの)
・活魚、魚卵の受精卵など
・生きた甲殻類や軟体動物
・内蔵未処理の魚製品
・動物成分を含む漢方薬材
【植物】
・土、および土付きの植物
・新鮮な果物(例:バナナ、マンゴー、ランブータンなど)
・有害生物、有害な生きた昆虫
・指定されている寄生植物およびその製品
その他詳細は、是非下記の外務省海外安全情報ページをご覧ください。
外務省海外安全情報
尚、上海へ持ち込むことができる医薬品には、個人使用を目的とした(医師の処方箋や証明書類を携帯しない場合は2ヶ月、証明書がある場合でも6ヶ月分まで)ものに限られます。商業目的や他人への譲渡を目的とした持ち込みは厳しく制限されています。
さて出発!お住まいの地域から松山空港へ向かいましょう


(松山空港住所)愛媛県松山市南吉田町2731番地
松山空港総合案内所
TEL:089-972-5600
営業時間 8時30分~19時00分
松山空港WEBサイトへ
(Googleマップはこちらです)
松山空港へのリムジンバスについて


JR松山駅からや松山市駅から松山空港へ向かうには、伊予鉄のリムジンバスが便利です。
リムジンバスは大きな荷物も積めるので海外旅行等には便利です。
松山空港リムジンバス(伊予鉄バス)では、トランクルームへの荷物の積み下ろしについて、お客様自身で行う形になっています。
松山空港リムジンバスの運行時間や詳細は下記からご確認ください。
電車・バス情報 | 各種リムジンバス | 松山空港リムジンバス | 伊予鉄
松山空港の駐車場について

上海への旅行中は車を松山空港に預けてしまうのもよいですね。
利用料金や詳細は松山空港駐車場公式サイトからご確認ください。
営業時間 24時間(年中無休)
※有人対応(07:00~21:50)
収容台数
第1駐車場 1,482台
第2駐車場 151台
第3駐車場 170台
※大型車はご利用いただけません。(第1駐車場 高さ2.1m迄 第2・3駐車場 高さ2.4m迄)
※自動二輪車(原付含む)は第1駐車場をご利用下さい。
松山空港で行う事
松山空港には旅行初心者さんは早く到着しておきましょう

国際線を利用する場合、一般的に旅行会社や航空会社が推奨しているのは、出発時刻の2時間前です。
ただし、お盆や年末といった繁忙期は、空港に集まる人の数が多く、空港までの各種交通機関なども混雑しやすくなるため、海外旅行の初心者さんは3時間前の到着を目指して行動するほうがより安全かもしれません。この時期は特に、駐車場が満車になっていたり、保安検査場が長蛇の列になってしまったりすることも考えられます。早めに空港に到着することで、これらの混雑を避け、ストレスフリーな旅行のスタートを切ることができるでしょう。
松山空港には食堂やコンビニ、休憩所、展望所、お土産屋さん等々が充実しているので、早くいっても何かと楽しめる場所なので安心です。

空港に着いたらまず搭乗手続き(チェックイン)をする

飛行機に乗るためには、まず航空会社のカウンターで搭乗手続き(チェックイン)を行う必要があります。搭乗手続きには出発時間とは別に、最終手続き時間が設けられています。乗る予定の飛行機の搭乗手続きに間に合わなかった場合は大変なことになりますので注意が必要です。
チェックイン時に機内に持ち込む以外の荷物は預けることになります。
保安検査

ハイジャックやテロ防止などのため飛行機内に危険物を持ち込こんでいないか?手荷物、身につけているものなどのチェックが行われます。
出国審査をうけます

国際線ならではの手続きとして、出国する人を確認するための出国審査があります。この審査は、出国を希望するすべての乗客が対象となります。基本的には保安検査を通過したのち、その流れで出国審査を受けることになります。ここではパスポートと搭乗券(航空チケット)を提示することが求められます。
飛行機に乗り込んだら

上海への入国カードへの記載が必要です。
上海の入国カードには紙で記入する入国カードと、オンラインで行う入国カードの2種類があります。どちらの方法でも上海に入国はできます。
紙の入国カードは紙のフォームにペンで記入して行う方法で、オンラインはパソコンやスマートフォンからオンライン上で必要な項目を入力して行うやり方です。
しかしながらオンラインでは入力しただけではダメで、入力した画面のQRコードをスクショし、上海の空港の機械でQRコードをスキャンし入国カードを発行する手間がある様です。さらに発行した入国カードに手書きでサインする必要等がある様です。
上海の上海浦東国際空港へ到着!さて上海浦東国際空港では?

上海浦東国際空港で飛行機を降りたら、まず肉類、肉加工品の持ち込み確認ゲートに進みます。次に、入国審査を受けてから荷物受け取りエリアに向かいます。荷物を受け取った後は動植物検疫所で必要な手続きを行い、その後税関に進んでチェックを受けます。
シーズンや到着時間、混み具合にもよりますが、空港が空いている場合でも入国審査に30分程度かかることがあります。そのため、空港を出るまでには合計で約1時間程度かかると見ておいた方がよいでしょう。
上海浦東国際空港から上海市内への行き方
(1)上海浦東国際空港の地下鉄

上海浦東国際空港の地下鉄は、上海浦東国際空港から上海市内に行く無難な交通手段です。
運賃が安く、渋滞に巻き込まれる心配もないため、スムーズに到着できます。
コスパが良く、日本人旅行者の利用率が高い駅に止まります。
(2)上海浦東国際空港からのリニアモーターカー(上海トランスラピッド)

上海トランスラピッドは、上海浦東国際空港から上海市内に向かう最速の交通手段です。
運賃は日本円で1,000円程度です。非常にスムーズに移動できます。
最新のリニアモーターカーということで鉄道ファンから大変人気があります。
(3)空港バス

次に紹介するのは空港バスです。空港バスは頻繁に運行されており、上海を訪れる観光客にとって非常に便利な交通手段となっています。
荷物が多い時などは空港バスを利用することもおすすめします。また、空港バスは快適な座席とエアコンが完備されており、移動中もリラックスして過ごすことができます。
(4)タクシー

上海浦東国際空港から上海市内までは、タクシーでの移動も簡単です。
目的地までゆったり行くことができるため、初めての訪問者でも安心して利用できます。空港タクシーは到着ホールのすぐ外にあり、24時間年中無休で利用可能です。早朝や深夜に到着した場合でも、安心して乗車することができます。タクシーを利用することで、荷物の多い旅行者や家族連れ、初めての上海訪問者にとっては大変便利です。
これで無事上海に到着です!上海旅行を楽しみましょう!

上海に到着です!是非海外旅行初心者さんも上海の観光や食事、上海の方々との触れ合い等々をお楽しみください。もちろん海外での盗難や置き引き、詐欺等にはくれぐれもご注意ください。海外はどこにいっても愛媛県ほど安心安全な場所はないと考えましょう。
上海旅行中に何か問題が起こった際の連絡先
◎警察:110※
◎消防署:119※
◎交通事故:122※
◎救急車:120※(北京は999も)
(※国内共通)
なお、在中国日本国大使館及び各日本国総領事館の連絡先については、(問い合わせ先)をご参照ください。
○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
※出典:外務省海外安全情報
外務省海外安全情報(中華人民共和国 緊急時の連絡先)
さて旅行が終わり、上海から日本帰国時に行うこと(注意点)
上海旅行最終日は、帰りの飛行機への搭乗があるため飛行機の出発に遅れないように、通常よりも早めに行動する必要があります。具体的には、少なくとも2時間前には空港に到着しておくことが推奨されます。したがって、最終日にはあまり遠出をせず、上海市内を中心に観光や食事を楽しむのが良いでしょう。上海市内には観光名所や美味しいレストランがたくさんありますので、短い時間でも充実した時間を過ごすことができます。空港へ向かう際のアクセスは大変良いため安心です。
上海浦東国際空港から帰国する際に搭乗する飛行機のチェックインが開始されると、空港内の液晶モニターにチェックインのアナウンスが流れ始めます。アナウンスが流れ始めると、旅行者たちは次々とチェックインカウンターに向かい始めます。搭乗手続きが開始されると、受付カウンターの前は長い行列ができて混雑するので、空いたタイミングを見計らって搭乗手続きを行うのがおすすめです。
空港内でまず保安検査と出国審査を受けて、上海から出国します。空港内の保安検査では危険物などを保有していないかどうかを確認するために金属探知機によるチェックが実施されます。
また、飛行機に持ち込む荷物に不審物が含まれていないかどうかもX線検査によって確認されます。これらの3つの大きな流れがあり、日本を出国する際の保安検査と出国審査の流れと同じです。
さらに、出国審査後には出発ゲートに向かう前に免税店での買い物を楽しむことも可能です。
保安検査と出国審査が終了したら、上海浦東国際空港から日本への帰国に向けた出発搭乗最終手続きへと進みます。この段階では、搭乗口に向かう前に空港内のアナウンスや案内板をよく確認し、搭乗ゲートの位置や現在の状況を把握することが重要です。
上海から持って帰ってはいけない物

さて上海から日本の松山空港に帰る時でも、持ち込めないものが存在します。知らないうちに空港で止められて時間をとってしまったり、最悪の場合、罰金を科されたりすることもありますので、事前に輸入禁止品目について知っておく必要があります。
上海から日本への持ち込みの注意点
海外から日本への肉製品や果物・野菜等の持ち込みは、法律で非常に厳しく制限されています。これらの制限は、日本の農業や畜産業を守るために設けられており、病気や害虫の侵入を防ぐことを目的としています。日本に肉製品や果物、野菜などの農産物を違法に持ち込むと、罰則が科されることもあります。
その他詳細は、是非下記の外務省海外安全情報ページをご覧ください。
外務省海外安全情報
上海から日本への現金の持ち込みについて
海外から日本へ現金を持ち込む場合日本税関のWEBサイトには「100万円相当額を超える現金等を携帯して輸出又輸入する場合には税関への申告が必要です」と記載されています。
上海旅行で知っておきたいこと(その1) 上海で自分のスマホを利用する方法

上海へ行っても地理やお店を検索したりするのに、是非自分のスマホは利用したいですよね?
では上海でスマホを使う方法について解説します。
日本の愛媛県内で契約しているスマホをそのまま上海に持っていって使うと、うまく使えなかったり高額な料金がかかったりするので注意が必要です。
そうならないために、下記の方法があります。
上海で自分の現在使っているスマホを活用する方法は?
下記が上海で自分の日本で使っているスマホを活用する方法です。
主に4つの方法があります。
(1)自分のスマホ用の海外SIMカード、eSIMを購入する
(2)自分のスマホ以外に海外用のモバイルWi-Fiルーターをレンタルする
(3)自分の契約しているスマホの海外ローミングサービスを利用する
(4)渡航先のフリーWi-Fiを利用し、フリーWi-Fiのみでスマホを利用する
それぞれの方法は、下記のページに特集を組んでありますので是非ご覧ください。
こちらの記事も是非ご覧ください。
海外旅行で自分のスマホを使う方法!日本のスマホを海外で使うには
上海旅行で知っておきたいこと(その2) 上海で日本のスマホや電化製品の充電について
上海のコンセントについて

上海のコンセントは、日本のコンセントが差し込める形になっているので、変換プラグを使用せずそのまま差し込むことができます。
(写真の上の部分にある赤で囲った2つの穴がAタイプという穴で日本製品のコンセントが挿せます。
下の3つ穴はOタイプという穴でこれを使うには変換プラグが必要です)
上海で日本のスマホや電化製品を充電したり使ったりする際の注意点
プラグの形状は同じですが、電圧が異なるため使用には注意が必要です。
日本では電圧が100V、上海では220Vと、電圧に差があるので、電化製品によっては上海で使用する際変圧器が必要な場合があります。
日本の一般的なスマートフォンの充電器は100~240Vに対応しているため、変圧器は必要なくそのまま使用できます。
スマホ以外の電化製品については、製品裏面や取扱説明書などに記載されている定格電圧等を確認しましょう。
数値によっては変圧器がいらない場合もあります。
上海旅行で知っておきたいこと(その3) 上海の通貨について

上海の通貨単位は「人民幣(レンミンビー)」で、紙幣には「100元札」「50元札」「20元札」「10元札」「5元札」「2元札」「1元札」「5角」「2角」「1角」の10種類があります。硬貨には「元」、と「角」が存在します。紙幣や硬貨には「圓」の文字が印字されていますが、一般的な略称は「元(ユェン)」、「角(ジャオ)」「毛(マオ)」です。
上海通貨は国際的には「CNY」「RMB」と表記されることが多いです。上海ではキャッシュレス決済も普及しており、クレジットカードやデビットカードを利用することも可能ですが、小規模な店舗や夜市などでは現金が必要となる場合が多いため、紙幣や硬貨を持ち歩くことをおすすめします。
上海には、「CNY」「RMB」、「¥」など通貨の単位表記が複数あるため、それぞれに金額や計算方法が違うのかと悩む人もいるかもしれません。しかし、表記は違っても、意味合いは全て同じです。「CNY」も「RMB」も為替レートに違いはなく、単位が違っても同じ数え方をします。より詳しい説明は、以下の通りです。
「CNY」も「RMB」もどちらも同じ「人民元」のことを指しており、一般的に上海で使用されている通貨の正式名称です。「CNY」は、国際的な場面や金融取引において上海の通貨を示すために使われる表記であり、「RMB」は人民元の中国語読み「レンミンビ」の略とされていますが、これらの表記は全て同じ価値を持つため、金額の計算において混乱する必要はありません。
例えば、レストランのメニューに「CNY100」と書かれていても、スーパーのレシートに「RMB100」と書かれていても、どちらも同じ100元を指します。また、オンラインショッピングや国際送金の際にも、これらの表記が混在することがありますが、いずれも同じ金額を示しているので安心です。
さらに、旅行者やビジネスマンが上海を訪れる際、これらの異なる表記に戸惑うことがあるかもしれませんが、基本的にはすべて同じ価値を持つ通貨であることを理解しておけば問題ありません。現地の人々も、これらの表記について非常に慣れているため、特に困ることはないでしょう。
上海旅行で知っておきたいこと(その4) 日本の現金を上海のお金に換える

上海に到着したら、現金でのお買い物等の為に持参した日本のお金を上海のお金に変換する必要があります。
「外幣兌換」「Currency exchange」と書いてあるところが両替所です。ここで日本円を人民幣に変えることができます。
上海の銀行や郵便局、上海浦東国際空港や、ショッピングモール、ホテル等の変換所で変換は可能ですが、それぞれの場所で変換レートが違うので注意しましょう。変換時にはパスポートが必要です。
上海旅行で知っておきたいこと(その5) 上海旅行用アプリのダウンロードと活用について
中国ではGoogleのサービスやアプリは国の方針で活用ができませんのでご注意ください。
そこで上海旅行を充実させるために下記のアプリをお勧めいたします。
初心者さんは事前に日本でアプリをダウンロードし、まだ日本にいるうちにアプリを使ってみる練習をするのをおすすめします。
おすすめのアプリ「百度マップ」

百度地図(Baidu Maps)とは、中国の大手検索エンジン「百度(Baidu)」が提供する地図アプリです。中国国内で最も普及している地図アプリの一つで、ナビゲーション、施設検索、交通状況のリアルタイム表示等が可能です。
おすすめの翻訳アプリ「Papago」

Papago(パパゴ)は、韓国の大手企業「NAVER」の提供するAI翻訳アプリですが、中国旅行にも最適です。中国語や英語・スペイン語などの翻訳に長けています。
Papagoとは、言語能力の高い動物である「オウム」を意味する言葉です。
翻訳方法は主に、音声・画像・テキストの3つの方法で、状況に応じて使い分けることができます。
音声翻訳・テキスト翻訳では、しゃべった内容や入力した内容をそのまま中国語に訳してくれるため、画面を見せれば自分の意思を伝えられます。
また、画像翻訳は、画像に書いてあるテキストを翻訳してくれる機能なので、レストランのメニューや道の案内表示が読めないときにとても役立ちます。
精度は年々高くなっているようで、より正確な翻訳が期待できるでしょう。
上海旅行で知っておきたいこと(その6) 上海のキャッシュレス事情

最近では、各国で電子マネーやスマホでの決済が普及しており、キャッシュレス化が主流になりつつあります。特に都市部では、現金を使うことが少なくなってきました。
しかし、日本で使っている決済方法がそのまま台湾でも使えるのか、上海旅行の際にどのような支払い方法が便利なのか気になるところだと思います。日本と上海のキャッシュレス決済の違いや、上海旅行時に便利な支払い方法について詳しくお教えします。
(1)電子マネー QRコード決済
(2)クレジットカード
(3)交通系ICカード
上記3つが上海での主な決済方法になります。
(1)電子マネー・QRコード決済
日本でもかなり使用が増えてきたスマホ決済ですが、これは非常に便利で効率的な支払い方法として人気を集めています。
・使える電子マネーの例、AlipayやWeChatPay
Alipay(アリペイ)は、中国版Amazonと言われるアリババグループが提供するキャッシュレス決済サービスです。中国では10億人以上が使用していると言われている、代表的な方法です。
また、WeChatPayは、中国版LINEとも言われるサービスです。
どちらもアプリをインストール後、名前やパスポート情報を登録するだけで使えます。
(2)クレジットカード
大きなショッピングモールや免税店、ホテルなどの観光客が多く訪れる場所では基本的にクレジットの活用が主流です。
(3)交通系ICカード

上海の交通系ICカードである「上海公共交通カード」は、上海の公共交通機関で利用できるプリペイド式のカードです。
・上海公共交通カードの購入料金
通常の上海公共交通カードは20CNY(約320円)ほどですが、特製カードや造型カードはそれ以上する場合もあります。
また、初回の購入には20元のデポジットと20元のチャージが必要で、さまざまな場所でチャージや購入ができます。
カード自体にチャージ機能が付いているため、利用したい金額を事前に入れておくことで、現金を持ち歩かずに済みます。これにより、買い物や交通機関の利用時に毎回現金を取り出す手間が省け、非常に便利です。また、チャージした金額はすぐに確認できるため、残高不足の心配もありません。
・上海公共交通カードの購入方法
地下鉄の駅窓口、ICカード販売機、上海公共交通カード専用機械
駅構内にあるICカード販売機やの機械、改札の横にある駅の窓口等で購入できます。
・上海公共交通カードのチャージの限度額について
チャージの限度額は1,000元です。なお、カード内の残金が100元未満の場合はデポジットとチャージした残金が返ってきます。100元以上の場合は5%の手数料が引かれるので注意してください。また、万が一カードを紛失した場合、カードに刻印されている番号を控えておけば、15元で再発行が可能です。
・上海公共交通カードと現金での併用について
現金と上海公共交通カードの併用払いは基本的にできない様です。上海公共交通カードの残高が不足している場合は、まずチャージを行ってから支払いを行う必要があります。
上海公共交通カードは、愛媛にいるうちから申し込み可能です。
上海旅行で知っておきたいこと(その7) 上海のホテルについて

ここでは、上海のホテルの特徴や、日本のホテルとの違いについて詳しく見ていきたいと思います。
(1)ドライヤーやアメニティが無いホテルがある
日本のホテルの様に寝間着やアメニティは必ずホテルにあるわけではありません。
旅行前にホテルのWEBサイト等で確認しましょう。寝間着が無い場合は日本から持っていくのもおすすめです。
また、ホテルのランクによってはドライヤーが付いていないこともあるようなので、こちらも事前にチェックしておきましょう。
(2)ウェルカムフルーツが置いてあることがある
全てではありませんが、上海のホテルの部屋にはフルーツが置いてあることがあります。
部屋で飲めるコーヒーやお茶のセットと一緒に林檎などが用意されていることもあります。
置いてあれば是非いただきましょう!
(3)シャワールームがガラス張りになっていることがある
上海のホテルは、シャワールームの扉が全部ガラス張りになっている所が結構あります。
シャワー室の隣や外から様子が見えてしまうので、二人以上で泊まる場合は注意が必要でしょう。
(4)外国人が泊まれないホテルもある
上海の一部には、外国人が宿泊できないホテルもあります。
近年はそういう宿泊施設は減ってきたものの、外国人が泊まれるのは「渉外ホテル」と呼ばれている、政府機関に許可を取っているホテルに限られます。
中国語表記では「飯店」「酒店」「賓館」などとなっており、このような記載がある所は基本的に宿泊可能です。
もちろん日本の予約サイトから予約できるホテルは何も問題ありません。
上海旅行で知っておきたいこと(その8) 代表的な上海のマナー等について
上海にも独自のマナーが存在します。旅行やビジネスなどで海外に滞在する場合、事前に現地事情を知っておくことで、コミュニケーションが円滑に進むことも多いです。
(1) タバコを吸う場所は注意する
上海では禁煙エリアも増えてきており、禁止エリアでタバコを吸うと罰金になる場合もあります。吸う場所はきちんと確認しましょう。
屋外での喫煙も許可されている場所に限ります。ポイ捨てや歩きタバコは厳しく取り締まられており、罰金の対象になりますので注意が必要です。
(2)他人の顔や頭を気安く触らない
上海では、たとえ家族や友人であっても、頭や顔に触るのは嫌がられるとのことです。
日本では親しみの意味で行われることも、上海だと侮辱と受け取られるため、むやみに触れるのはタブーです。
(3)歩行者より車が優先ぎみ
上海は日本と逆で、歩行者よりも車が優先ぎみです。横断歩道の信号が青になっても、右折車両が来ることも多くあり、歩行者自ら避けて進む必要があります。
日本と異なり、車やバイクが歩行者に気を遣ってくれるわけではないため、夜間は特に注意しながら歩きましょう。
(4) 地下鉄のマナーが改善されてきた
上海は、特に地下鉄乗車時のマナーに対して意識が高くなってきました。
日本と同じように、電車に乗る際は降りる人が優先という感覚を持っている人が多い様です。
降りる人を優先にするため、電車の扉の真正面には立たず、しっかり脇に並んでいるのもよく目にする様です。また、子供やお年寄りに席を譲るのも当たり前になってきて、譲る方も譲られる方も特に遠慮しません。
(5)料理を食べ切る必要はない
日本では、出された料理を完食することで、それを作ってくれた方や食材に対して感謝の気持ちを示すのが一般的です。しかし、上海では少し異なった文化が存在します。客人をもてなす際に、わざと食べきれない量の食事を提供するのが習慣としてあるのです。
これは、お客様に満腹で帰っていただきたいという精神に基づいています。そのため、上海の方に食事に誘われた場合に料理を完食してしまうと、もしかしたら量が足りなかったのではないかという気持ちを持たれることがあります。満腹になった際には、それを伝え、感謝の気持ちを表しながら適度に残すことが礼儀とされています。
(6)誘った方が支払いを行う
上海では一般的に、誘った方がその場の支払いを行います。割り勘はしません。払ってもらう際、遠慮して財布を出してみせたり遠慮したりするのは、相手の懐具合を見くびっているとされ、逆に失礼に当たります。
遠慮なくご馳走になり、次の機会に自分が誘って支払う、というのが文化です。
上海旅行で知っておきたいこと(その9) 上海の観光について お勧めの観光スポット
1.外灘

外灘(ワイタン)は、上海随一の観光スポットと名高い場所です。
19〜20世紀初頭頃までの外国人居留地で、洋風の銀行や高層ビルなどが集まっており、かつては「東洋のウォール・ストリート」などとも呼ばれていました。
特に夜はビル群のネオンが綺麗に見えるため、写真映えもするとして人気です。
行政と経済の中心地であったことから、現在も官庁や銀行がメインで立ち並んでいますが、デパートやレストラン、レトロなカフェやバーなどもたくさんあり、そこで買い物や食事を楽しむこともできます。
また、ナイトクルーズも人気のプランで、夜景を見ながら遊覧船に乗る贅沢な時間を過ごせます。
2.上海ディズニーランド
中国本土にできた最初のディズニーランドです。
日本を始め各国からディズニー好きがたくさん集まるテーマパークで、日夜問わず賑わいます。
営業時間はシーズンによって異なりますが、多くの場合8時半~21時半(または 20時20時半など)です。
また、パークは広大で、東京ディズニーランドの1.8倍とも言われています。
世界各地のディズニーランドと同様にキャラクターグリーティングやアトラクションを楽しめるだけでなく、中国(上海)ならではの食べ物や文化も同時に味わえるのが魅力です。
例えば、パーク内のレストランには小籠包やラーメン、北京ダックといった中国料理が置いてあります。さらに中国の伝統的な思想「風水」に基づき、庭園の位置や花の植え方、橋の具合など細部に至るまで空間作りにこだわっており、牡丹や東洋蘭、桃の木など、中国らしい植物も見られます。
また、2か所の公式ホテル「上海ディズニーランドホテル」「トイ・ストーリーホテル」への宿泊も人気です。どちらの公式ホテルも無料のシャトルバスで向かうことができます。
3.豫園

豫園(ヨエン)は江南地方を代表する庭園で、たくさんの建物や湖、樹々などを堪能できる場所です。
16世紀末の明王朝の時代に、18年もかけて造られ、歴史的建造物や橋、池などさまざまな景色を楽しめます。
特に、入ってすぐの所にある豫園商城(ユーユェンシャンチャン)は、外すことのできない観光スポットです。中国らしさが感じられる建屋で、本場上海の味を堪能できるレストランや、伝統工芸品のお店もたくさん入っています。
また、この豫園商城の目の前には湖があり、そこに建物が移る様子なども楽しむことができ、「明の時代にタイムスリップできた」などの感想も多く出ています。
さらに夜はライトアップもされ、昼間とはまた違った幻想的な庭園を見ることが可能です。
4.田子坊

田子坊(ティエンズファン)は、煉瓦造りが特徴のレトロな建物や、味のある路地裏を堪能できる観光スポットです。
普通に人が住んでいますが、観光地となっているため、カフェや雑貨屋さんなどさまざまなお店が入っています。
例えば、中国茶用の茶器が買えるお店や、漫画・アート系グッズのお店、ハンドクリームや石鹸を選べるお店、上海スイーツやタピオカミルクティーが楽しめる喫茶店などです。
また、小籠包やイカ焼き、上海のB級グルメである排骨年糕(パイグーニエンガオ)などが食べられる屋台やレストランもたくさんあります。
5.上海博物館

中国の古い美術品100万点近くが集結している、中国有数の博物館です。1952に年にオープンし、上海内では最大規模です。
北京の故宮博物館、南京の南京博物館と並ぶ、三大博物館のひとつとして親しまれています。
主な展示物は、青銅器や陶磁器、彫刻・塑像、また、書画や玉器、甲骨、貨幣、その他民族的な伝統工芸品です。大昔の書斎や刀などもあります。
1,000年以上も前の人形を始めとした、重要文化財も10万点以上含まれており、貴重な物をたくさん見ることができます。
館内は広く、1階~4階まで、違う種類の伝統工芸品がそれぞれ展示してあります。
英語や日本語、フランス語などのガイドが付いていたり、外国語のパンフレットが配られていたりするため、他国から来ても安心して美術品の鑑賞が可能です。
また、レストランやカフェ、お土産ショップもあるので、休憩や買い物を挟みながらゆっくり回れるでしょう。
6.上海動物園

上海動物園は、上海の中心地から行きやすい、人気の動物園です。
マイナーな種も含めて600種類以上の動物が飼育されており、珍しい動物にたくさん出会うことができます。
園内はさまざまな種の動物のエリアに分かれており、例えば鳥エリアではペンギンやキジ、放し飼いにされたペリカンなどを見ることが可能です。
水鳥の憩いの場として大きな湖もあり、泳いでいる姿を確認することもできます。
また、マントヒヒのいる猿山やナマケモノ、ゾウ、キリン、パンダなどの人気の動物も揃っています。
上海でもパンダは大人気で、特に休日は人だかりを作ります。パンダエリアに行けば、笹を食べたり滑り台で遊んだりするパンダを見られるでしょう。
さらに、乗馬の体験コーナーやキッズ用のレトロな遊具、ボートやジェットコースターなど、動物を見る以外にアクティブな遊びを体験できるエリアも広がっています。
7.朱家角

朱家角(ジュージャージャオ)は、「東洋のヴェニス」とも呼ばれる水郷です。
運河のある古い街であり、白壁に黒瓦が葺かれた伝統的な家並みが魅力的で、趣のある風景を見ることが可能です。
ゴンドラに乗ってゆっくり過ごしたり、庭園で散歩したり、さまざまな楽しみ方ができます。
また、おしゃれなカフェやバー、水上マーケット、雑貨屋さんなどが多くあるため、買い物や食事をしたい時にも便利です。
8.周庄

周庄(ジョウジュアン)も朱家角と同じく、上海を代表する水郷です。上海の中心部からは1時間ほどで行くことができます。
明清時代の建物がそのまま残り、古い時代の中国を堪能できる場所です。
たくさんの石橋がありますが、中でも最も有名なのが、アーチ状の世徳橋と、四角い永安橋が連結してできた「双橋」という橋です。
また、通り沿いには竹細工のお店やお茶屋さんなどが立ち並び、お土産を買ったりおやつを食べたりできます。
9.西塘

朱家角・周庄に続いて有名な水郷です。
上海の4大水郷古鎮のひとつにも数えられており、800年近い歴史があります。
2本の運河に沿って石造りの家々が並んでいる落ち着いた雰囲気で、他の水郷と比べて観光客が少ないため、ゆっくり過ごすことができます。映画のロケ地でも使われました。
また、「安秀橋」や「環秀橋」など、趣の異なる橋が沢山あるので、水郷らしく橋巡りをするのも良いでしょう。
古い町並みや橋、石畳の風景を楽しむ以外にも、食堂でご飯を食べたり、お土産物屋さんで買い物をしたりもできます。
10.七宝老街

七宝老街(チーバオ・ラオジィエ)は、1,000年以上の歴史を誇る水郷です。上海の中でも近く、最もアクセスが良いため行きやすいでしょう。
規模は小さめですが、水路に並ぶ伝統的な家並みを楽しむことが可能です。
街の中心部には運河が流れており、それを境に北大街と南大街に分かれています。
北大街では骨董品や伝統工芸品を買うことができ、南大街には中国の伝統的な軽食「シャオチー」を食べられるお店が並んでいます。
また、「蒲匯塘橋」「康楽橋」「安平橋」といった3つの橋も有名で、遊覧船に乗って橋の下をくぐって遊べます。
11.南京東路歩行者天国

南京東路(ナンジン・ドンルー)歩行街は、上海一の歩行者天国です。
デパートやレストラン、ブランドショップ、ホテルなどが立ち並び、地元民や観光客で賑わっています。
商店街は西側、東側に分かれており、西側には老舗百貨店である上海市第一百貨店や上海市第一食品商店があったり、路面電車が走っていたりします。
一方、東側には日系デパート・上海新世界大丸百貨や、ラーメンの専門店などがあり、日本人が歩きやすい環境です。
12.上海東方明珠塔(テレビ塔)

上海東方明珠塔は、上海の中で最も高いテレビ塔です。
「上海テレビ塔」「オリエンタルパールタワー」「上海タワー」などの別名もあり、上海のシンボルとして地元の人々に親しまれています。
ちなみに高さは467.9メートルで、世界の中では5位です。
展望台からは上海の町並みを360度眺めることができ、夜景も人気です。
また、フロア内にはお土産ショップやレストラン、カフェ、書店などが併設されており、オリジナルグッズを購入したり食事を楽しんだりできます。
13.武康大楼

武康大楼はハンガリーの建築家、ラースロー・ヒューデックが設計した歴史的建造物です。
1924年に建設された当初はノルマンディー・アパートと呼ばれていましたが、1953年に今の名前に改められました。
上海の旧フランス租界地区にあるビルで、上海初の高級マンションとしても有名です。
大型クルーズのような外観も相まって、地元の人たちからは「汽船ビル」とも呼ばれて親しまれており、かつては有名な俳優や女優など、多くの著名人が宿泊しました。
現在も一般住宅として使われているため建物の中には入れませんが、写真映え・インスタ映えするとして、多くの観光客が訪れています。
14.新天地

新天地(シンティエンディー)は、石庫門(しこくもん)と呼ばれる伝統的な上海の住宅建築を活かしたショッピングエリアです。レンガ造りの中洋折衷型の建築様式を楽しむことができます。
おしゃれなカフェやブランドショップ、レストラン、ホテルなどがたくさんあり、買い物や食事を楽しみたい時はうってつけです。
また、夜はライトアップもされ、景色を楽しみながらテラス席でお酒や食事を堪能できます。
15.魯迅公園

魯迅(ろじん)は、中国の有名な小説家・思想家・翻訳家です。
魯迅公園はそんな魯迅ゆかりの公園で、銅像や足球場、遺品が見られる記念館も建設されています。
また、公園のある蛇口地区は1930年~40年代には多くの日本人が住んでいた所でもあり、「日本人街」と呼ばれていたため、比較的日本人にとって親しみやすい場所です。
公園内では、ダンスや太極拳を楽しむ人が多く集まっていて、上海の地元民の庶民的な暮らしを垣間見ることができます。
16.黄浦江

黄浦江(コウホコウ)は長江の支流として知られる、上海の大河です。
上海市内には約40㎞流れていて、川沿いには多くの外国商館が立ち並んでおり、貿易の中心地となっていたことが分かります。
上海観光の中でも特に人気なのが、この黄浦江のクルーズ体験です。
クルーズ船に乗って、川沿いの歴史的建造物など上海の建物を楽しめます。特に夜はライトアップされるため、より幻想的な雰囲気を堪能できるでしょう。
また、クルーズにも種類があり、ガイドさんから景色や歴史の解説をしてもらいながら巡るだけのものもあれば、食事を楽しみながら行くディナークルーズなどもあります。
上海旅行で知っておきたいこと(その10) 上海の有名な食事のお店
1.南翔饅頭店

南翔饅頭店(ナンシャンマントウディエン)では、上海発祥の小籠包を味わうことができます。豫園内の中央辺りにあり、上海・小籠包と来たとき真っ先に思い付くお店のひとつと言われています。
100年以上続く老舗で、人気観光地の内部に位置していることもあって、連日多くの観光客が行列を作ります。
小籠包の具材や味付けもいろいろあり、豚肉や蟹の入った基本のものを始め、やや辛口のものや、ナマコの入ったものなど、豊富です。基本的には6個入り~で、持ち帰りにも対応しています。個数にもよりますが、金額も日本円にして300円~500円程度のため、気軽に買い求められるでしょう。
持ち帰り希望の方は1階、席に座って食べたい方は2階もしくは3階を使用しますが、持ち帰りの場合は通常の半額で買えるのがメリットです。
また、2階は腰を掛けて何となく食べられる感じの簡単なスペース、3階は高級レストランのようなゆったりした空間になっています。
2.小楊生煎館(黄河路店)

小楊生煎(シャオヤンションジエン)は、上海を代表とする生煎饅頭のお店です。
生煎饅頭は、ひき肉を小麦粉の生地で包んで揚げたもので、サクサクした薄皮と肉汁の味わいが美味しい、人気の軽食です。
日本では呼び方がまだ定まっていませんが、上海焼き豚まん、焼き小籠包などと呼ばれることが多いです。
小楊生煎は黄河路という所に構えており、特にランチ時や夕方は行列を作っています。他店と比べて焦げ目の香ばしさが絶品だと言う評価もあります。
テイクアウトもできますが、店内で食べると、レトロなホーローのお皿に盛られて出てくるため、より雰囲気を楽しむことができるでしょう。
また、メインの生煎饅頭以外にも新メニューや期間限定メニューが増え、バラエティ豊かになりました。
例えば、牛肉湯(牛肉カレースープ)、鶏鴨血湯(鶏と鴨の血のスープ)、大骨頭粉絲湯(骨付き肉のスープ)、貢丸湯(ミートボールスープ)などです。
3.湖心亭(フーシンティン)

湖心亭は、本場の中国茶を味わえるお店です。中国茶葉を売るお店や、中国茶が飲めるお店は他にもたくさんありますが、この湖心亭は豫園の中心に位置しており、観光がてら気軽に寄ることができます。
庭や湖、建物など綺麗な景色を見ながら中国茶を飲めるので、おすすめです。1階は売店、2階は落ち着いた雰囲気のお茶飲みスペースとなっています。130席以上もあって広く、テーブルや椅子もアンティーク調で、ゆっくり過ごすことができるでしょう。窓際であれば眼下に広がる豫園の景色をより楽しめます。
また、お茶の種類は全てオリジナルブレンドとなっており、「極品茶」「工芸茶」「美容養生茶」といったさまざまな茶葉から選ぶことが可能です。
お茶受けのお菓子も、アイスクリームやお餅、ちまきなど色々あり、お茶と一緒に幅広く堪能できます。甘いものばかりではなく、梅干しや豆系のお菓子などしょっぱいものもあり、「おつまみ」として頂けるものも多いです。
さらに、茶葉や茶器を売るショップも併設しており、お茶を飲んだ後に買い物していくこともできます。
4.成隆行蟹王府(セイリュウコウ シェワンフ)

上海蟹を食べるならここ、と言われている名店です。
上海蟹の季節は10月~12月と言われていますが、蟹王府は養殖場を持っているため、一年中美味しいまま味わえるとして有名で、海外からも多くの著名人が訪れています。
チャーハンやスープ、蟹みそ豆腐など上海蟹を使ったメニューをたくさん堪能できます。
また、日本語を話せるスタッフがいるなど接客の質が高く、高級感のある店内の雰囲気も人気です。
食事中に中国の伝統楽器の生演奏が行われることもあり、ワンランク上の体験ができるかもしれません。
5.翠園(静安寺店)

翠園(ジェイドガーデン)は、上海一人気で予約が取りにくいとされる飲茶のお店です。
静安寺という地区にある複合ビル「静安嘉里中心」の南座に位置しています。
素材の味にこだわり、合成調味料を一切使わない絶品の広東料理を楽しむことができます。
特にランチタイムの点心は人気で、蒸し餃子や春巻き、シュウマイなど、揚げ系・蒸し系のおかずがセットになったものを頂けます。
2人前となっているため、家族や友達と来た時に皆で分け合うのが良いでしょう。
また、他にもエッグタルトやチャーシューまん、デザートには、フルーツがたくさん入ったナポレオンパイを頼むこともできます。
店内は広く綺麗に整っており、テーブルのセッティングや接客も高評価のため、安心して利用できるでしょう。
上海旅行で知っておきたいこと(その11) 上海で有名な料理について
1.小籠包

薄皮で包んだ蒸し餃子の一種で、肉の旨味と熱々のスープが特徴です。
すでに味付けが済んでいるため、そのままでも美味しく頂けますが、黒酢や生姜を少しだけ付けて食べても良いでしょう。
上海でも広く親しまれており、有名な小籠包のお店があちこちにあります。
屋台でテイクアウトをして、食べ歩きながら観光を楽しむ人も多いです。
2.生煎包(シェンジアンバオ)

生煎包も小籠包と同じく、上海の名物です。
小さな肉まんを鍋で蒸し焼きにしたような食べ物で、小籠包を焼いたものと勘違いされることもありますが、実際には全くの別物です。
皮はふわふわ、焼き目はカリカリで食感も楽しく、肉汁の旨味が美味しい一品となっています。
一気に頬張ると火傷の危険があるため、小籠包と同じように皮をかじって中のスープを少しずつ吸うのがおすすめです。
上海では、あちこちの屋台、夜市などにあります。大体4個~買い求めることができ、小腹が空いたときにぴったりです。
3.エッグタルト

エッグタルトは、ペイストリー生地にエッグカスタードを落とし込んで焼いたスイーツです。パイ生地と甘さ控えめのクリームの組み合わせが美味しいとして人気です。
先に広東省でブームになりましたが、2,000年前後に上海でも流行りだし、今では庶民のおやつとして人気になっています。
あちこちのベーカリーやエッグタルトスタンドでテイクアウトできるほか、デザートとして出しているレストランもあります。
基本のカスタード(プレーン)のみならず、お店によってはチーズ風味など、違うフレーバーを提供している場合もあるため、食べ比べてみるのも楽しいでしょう。
4.麻辣火鍋(マラホウゴー)

上海で広く食べられている火鍋料理のひとつです。麻(中華山椒)や辣(唐辛子)などの香辛料をふんだんに使ったスープに、野菜や魚介類、肉団子、豆腐などを入れて煮込みます。
長時間煮込むことでより辛さがしみ込み、より旨味も増します。
ごま油や薬味を付けて頂くことが多いですが、具材や食べ方のバリエーションは幅広く、細かい規定はありません。
お店ごとに違いがあるため、食べ比べを楽しんでみましょう。
5.上海蟹

上海を代表とする最高級食材です。風味豊かで濃厚な蟹みそが特徴で、旬になるとお客さんがレストランに詰めかけます。
特に10月~11月頃はメス、11月~はオスの上海蟹が味わい深くなって美味しいとされ、時期による違いを楽しむのも醍醐味です。
また、蒸して食べるのが絶品と言われており、蒸し上がった上海蟹の身と、温かい紹興酒を一緒に頂くのがおすすめです。
愛媛県の松山空港から上海旅行の初心者入門 終わりに
松山空港からわずか2時間弱の飛行で、異国情緒あふれる上海の雰囲気を味わうことができるのは嬉しいですね!
日本では味わえない独特の文化や食事を楽しむことができる一方で、飛行時間が短いため、遠すぎるという不安も少なく、安心感があります。
初めての海外旅行にはピッタリな上海旅行。親しみやすい文化やフレンドリーな現地の人々、豊富な観光スポットなど、さまざまな魅力がありますので、年齢問わずおすすめしたいです。上海の美しい風景や美味しい料理を楽しみながら、新しい体験をぜひ味わってみてください。
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