債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所7選！手続き方法やメリット・デメリットも解説

債務整理とは、借金を減額または免除し、返済計画を見直すための法的な手続きです。

これにより、多くの人々が経済的な負担を軽減し、新たなスタートを切ることができます。

債務整理の手続きをスムーズに進めるには、専門の法律事務所の弁護士や司法書士のサポートを受けることが必要不可欠です。

彼らは法的なアドバイスを提供し、必要な書類の準備や手続きを代行してくれます。そのため、自分で手続きを行うよりも確実かつ迅速に問題を解決することができるでしょう。

この記事では、債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所を紹介します。

債務整理の基本的な情報やメリット・デメリットについても触れているので、参考にしてください。

※記事内容は2024年9月25日時点のものとなります。値段やキャンペーンなどは閲覧日により変更されている場合があるため、公式サイトをご確認ください。

債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所7選
債務整理とは？手続き方法を解説
債務整理のメリット・デメリット
1. 債務整理のメリット
2. 債務整理のデメリット
債務整理におすすめな弁護士・司法書士の選び方
債務整理に関するよくある質問
まとめ

債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所7選

東京ロータス法律事務所

東京ロータス法律事務所公式サイト

東京ロータス法律事務所は、東京都台東区に拠点を構える弁護士法人で、債務整理に関する豊富な経験と実績を持っています。

土日祝日や夜間の相談にも対応しているため、仕事で忙しい方でも利用しやすいでしょう。

また、相談料無料なことに加え、分割払いにも対応していることから、経済的な負担も少ないです。

項目	詳細
初回相談料	無料
所在地	東京都台東区東上野1-13-2 成田第二ビル2階
対応エリア	全国対応
相談方法	電話、メール、対面
受付時間	平日10:00～20:00、土日祝10:00～19:00
代表者	岡田優仕

東京ロータス法律事務所の料金情報

区分	相談料	手数料	基本料金	報酬金
任意整理	無料	なし	20,000円/1社	減額分の11%
個人再生	無料	なし	330,000円	330,000 円
自己破産	無料	なし	220,000円	220,000円

弁護士法人ひばり法律事務所

弁護士法人ひばり法律事務所公式サイト

弁護士法人ひばり法律事務所は、債務整理に特化した法律事務所です。

任意整理、個人再生、自己破産、過払い金請求といった多岐にわたる債務整理手続きを取り扱っており、それぞれの手続きにおいて豊富な経験と実績を持っています。初回相談料が無料で、土日祝日を含む柔軟な相談対応が可能であることが大きな特徴です。

また、借金問題解決のために最適な方法を提供し、依頼者の状況に応じた適切なアドバイスを行います。

項目	詳細
初回相談料	無料
所在地	東京都墨田区江東橋4-22-4 第一東永ビル6階
対応エリア	全国対応
相談方法	電話、メール、対面
受付時間	平日10:00～19:00、土日祝日も対応可
代表者	名村泰三

弁護士法人ひばり法律事務所の料金情報

区分	相談料	手数料	基本料金	報酬金
任意整理	無料	なし	22,000円/1社	22,000円/1社※減額報酬は10～11%
個人再生	無料	なし	330,000円	220,000円＋再生委員費用
自己破産	無料	なし	220,000円	220,000円＋実費（予納金・郵券・交通費）

ライズ綜合法律事務所

ライズ綜合法律事務所公式サイト

ライズ綜合法律事務所は、これまでに5万件以上の債務整理案件を解決してきた法律事務所です。豊富な経験を活かし、依頼者に最適な解決策を提供します。

相談専用ダイヤルを通じて土日祝日を含む毎日9時から21時まで相談を受け付けているため、忙しい方や遠方に住む方でも気軽に相談できます。また、インターネットを活用し、匿名で無料の減額相談を提供しているので、プライバシーを守りながら、初期段階での相談が可能です。

依頼者一人ひとりに対して親身な対応を心掛けており、具体的な返済計画の策定から生活再建のサポート、家族や知人に知られずに相談できる配慮なども徹底しています。

項目	詳細
初回相談料	無料
所在地	東京事務所東京都中央区日本橋3-9-1 日本橋三丁目スクエア12階横浜事務所神奈川県横浜市西区楠町16-1 CITYBLDG. 2階大阪事務所大阪府大阪市淀川区宮原4-1-45 新大阪八千代ビル 5階
対応エリア	東京、横浜、大阪 ※他県出張相談会あり
相談方法	電話、メール、対面、オンライン
受付時間	毎日9:00～21:00
代表者	田中泰雄

ライズ綜合法律事務所の料金情報

区分	相談料	手数料	基本料金	報酬金
任意整理	無料	なし	55,000円/1社	減額分の11%、解決報酬20,000円/1社
個人再生	無料	なし	418,000円～528,000円	返還額×22％～27.5％
自己破産	無料	なし	363,000円～473,000円	返還額×22％～27.5％

渋谷法務総合事務所

渋谷法務総合事務所公式サイト

渋谷法務総合事務所は借金にお悩みの方をはじめ、さまざまな相談に幅広く対応している司法書士事務所です。中でも債務整理業務の相談に力を入れており、全国で相談会を開催するなど、多くの人の問題解決のサポートをしています。

サイト上から無料の借金減額相談ができるのも特徴です。匿名かつ無料で減額相談ができ、メールか電話で直接結果を知らせてくれるため、プライバシーも守られています。まずはサイト上から相談してみることをおすすめします。

項目	詳細
初回相談料	無料
所在地	東京都渋谷区東2丁目22-14ロゼ氷川6階
対応エリア	全国対応
相談方法	電話、メール、対面、オンライン
受付時間	電話：10:00～18:00（土日祝除く）
代表者	橋本正美

渋谷法務総合事務所の料金情報

区分	相談料	手数料	基本料金	報酬金
任意整理	無料	なし	20,000円～/1社	減額分の10%
個人再生	公式サイトに記載なし	ー	ー	ー
自己破産	公式サイトに記載なし	ー	ー	ー

アース法律事務所

アース法律事務所公式サイト

アース法律事務所は、東京都港区新橋に拠点を構え、債務整理をはじめとするさまざまな法律問題に対応する法律事務所です。

元裁判官であり、弁護士歴30年以上のベテラン弁護士が在籍しており、裁判所での対応に精通しています。

任意整理、個人再生、自己破産、特定調停といった幅広い債務整理手続きを取り扱い、分かりやすく納得のいく説明で評判です。

また、依頼者のプライバシーを守りつつ、相談内容に真摯に向き合う姿勢も評価されています。

項目	詳細
初回相談料	無料
所在地	東京都港区新橋2-12-5 池伝ビル5階
対応エリア	全国対応
相談方法	電話、メール、対面、WEB面談
受付時間	平日10:00～19:00※事情によっては休日や夜間の相談も可能
代表者	河東宗文

アース法律事務所の料金情報

区分	相談料	手数料	基本料金	報酬金
任意整理	無料	なし	22,000円/1社	解決報酬金として22,000円/1社減額報酬金として減額した金額の10％相当額
個人再生	無料	なし	330,000円～	成功に応じて発生
自己破産	無料	なし	330,000円～	成功に応じて発生
特定調停	無料	なし	依頼内容により異なる	成功に応じて発生

アヴァンス法務事務所

アヴァンス法律事務所公式サイト

アヴァンス法務事務所は、大阪市中央区北浜に本拠を構える司法書士法人で、債務整理を専門としています。

全国対応が可能で、電話やメール、LINEを通じた相談も受け付けており、忙しい方や遠方の方にも便利です。

34万件以上の相談実績を持ち、多くの依頼者の借金問題を解決してきたため、信頼できる事務所として評価されています。

また、女性の相談者に配慮し、「女性専用窓口」を設けているのも特徴です。これにより、多くの女性が安心して悩みを相談できるようになっています。

項目	詳細
初回相談料	無料
所在地	大阪市中央区北浜2丁目2-22 北浜中央ビル3F
対応エリア	全国対応
相談方法	電話、メール、対面、LINE
受付時間	平日9:30～21:00、土日祝10:00～18:00
代表者	姜正幸

アヴァンス法務事務所の料金情報

区分	相談料	手数料	基本料金	報酬金
任意整理	無料	なし	11,000円/1社	11,000円/1社、減額分の11%
個人再生	無料	なし	418,000円	なし
自己破産	無料	なし	352,000円	なし

はたの法律事務所

はたの法律事務所は、債務整理や過払い請求を専門とする法律事務所です。初回相談料と着手金が無料で、費用を抑えながら相談できます。

豊富な実績と高い満足度を誇り、特に任意整理では、減額分の11％を報酬金としている点が特徴です。平日・土日祝日を問わず24時間対応可能で、忙しい方でも相談しやすい環境を整えています。

全国への出張相談も無料で対応し、遠方の方でも安心して依頼できます。

項目	詳細
初回相談料	無料
所在地	東京本店〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-16-12 荻窪NKビル5階（受付）・6階大阪支店〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島4-11-21 新大阪コパービル303
対応エリア	全国対応
相談方法	電話、メール、対面
受付時間	年中無休、24時間対応
代表者	鈴木法克

はたの法律事務所の料金情報

区分	相談料	手数料	基本料金	報酬金
任意整理	無料	無し	22,000円/1社	減額分の11%
個人再生	無料	無し	385,000円	再生委員が選任された場合220,000円追加
自己破産	無料	無し	330,000円	少額管財事件の場合220,000円追加

債務整理とは？手続き方法を解説

債務整理は、借金問題を抱える人々が経済的な困難から抜け出すための法的手続きです。具体的には、任意整理、個人再生、自己破産、特定調停の4つの方法があります。

それぞれの手続き方法と、どのような状況の人に向いているかを詳しく解説します。

任意整理

任意整理は、債務者が弁護士や司法書士を通じて債権者と直接交渉し、借金の減額や返済条件の見直しを行う手続きです。この手続きは裁判所を通さないため、比較的短期間で解決できるのが特徴です。

手続き方法

弁護士や司法書士に依頼し、債権者との交渉を開始します。
債権者と新たな返済計画を合意し、利息や遅延損害金の減額を求めます。
合意が成立したら、合意内容に基づいて新たな返済を開始します。

どんな人に向いているか

毎月の返済額を減らしたい人
利息や遅延損害金のカットを希望する人
収入があり、返済の意志があるが現行の返済計画が厳しい人
裁判所を通したくない人

個人再生

個人再生は、裁判所を通じて借金を大幅に減額し、残った借金を3～5年で分割返済する手続きです。特に住宅ローンがある場合でも、家を失わずに済む「住宅資金特別条項」を利用できるのが特徴です。

手続き方法

弁護士に依頼し、裁判所に再生計画案を提出します。
再生計画案が債権者の同意を得た場合、裁判所の認可を受けます。
再生計画に基づいて、減額された借金を分割返済します。

どんな人に向いているか

借金総額が5,000万円以下の人（住宅ローンを除く）
継続的な収入があり、返済能力がある人
住宅ローンがあり、家を手放したくない人
借金の大幅な減額を希望する人

自己破産

自己破産は、裁判所を通じて全ての借金を免除してもらう手続きです。これにより、借金返済の義務が完全に免除されますが、一定の財産は処分されることになります。

手続き方法

弁護士に依頼し、裁判所に破産申立書を提出します。
裁判所が債務者の財産を調査し、財産が処分されます。
裁判所が免責許可を下すことで、借金が免除されます。

どんな人に向いているか

返済能力が全くなく、借金の返済が不可能な人
財産がほとんどなく、処分しても問題ない人
借金から完全に解放され、新たなスタートを切りたい人

特定調停

特定調停は、簡易裁判所を通じて調停委員が間に入り、債務者と債権者が話し合いで借金の減額や返済条件の見直しを行う手続きです。

手続き方法

簡易裁判所に特定調停の申し立てを行います。
調停委員が間に入り、債権者と債務者が合意に達するように調整します。
合意が成立したら、新たな返済計画に基づいて返済を開始します。

どんな人に向いているか

裁判所を利用して公的に解決したいが、自己破産や個人再生は避けたい人
借金の減額や返済条件の見直しを希望する人
弁護士に依頼せず、自分で手続きを進めたい人

以上のように、債務整理にはさまざまな方法があり、それぞれの方法に適した状況や条件があります。

自分の状況に合った方法を選び、適切に手続きを進めることで、経済的な困難から抜け出し、新たなスタートを切ることができます。専門家のアドバイスを受けながら、最適な方法を選ぶことが成功の鍵となります。

債務整理のメリット・デメリット

債務整理は、借金問題を抱える人々にとって救済の手段となり得る重要な手続きですが、デメリットもあります。

ここでは、債務整理のメリットとデメリットをそれぞれ5つずつ詳しく解説します。

債務整理のメリット

1. 借金の減額または免除

債務整理の最大のメリットは、借金の減額または免除が可能になる点です。自己破産の場合、全ての借金が免除されますし、個人再生や任意整理でも一部の借金が減額されることがあります。返済の負担が大幅に軽減され、経済的な安定を取り戻すことができるでしょう。

2. 返済計画の見直し

任意整理や個人再生を選択すると、現実的な返済計画を立て直すことができます。これにより、無理のない返済スケジュールが組まれ、長期的な返済が可能となります。

3. 利息のカット

債務整理を行うことで、将来的な利息の支払いがカットされる場合があります。特に任意整理では、今後発生する利息が免除されることが多く、元本の返済に集中できるようになるでしょう。これにより、総返済額を大幅に削減できます。

4. 取り立ての停止

債務整理を弁護士や司法書士に依頼すると、債権者からの取り立てが停止されます。専門家が介入することで、債権者との交渉がスムーズに進み、取り立てや催促のストレスから解放されるでしょう。

5. 心理的負担の軽減

債務整理により、借金問題が解決に向かうことで、心理的な負担が大きく軽減されます。経済的な問題が解消されることで、生活の質が向上し、精神的な安定を取り戻すことができるでしょう。

債務整理のデメリット

1. 信用情報に記録が残る

債務整理を行うと、信用情報機関にその情報が記録され、一定期間は新たなクレジットカードの発行やローンの申請が難しくなります。記録は通常、任意整理で5年、個人再生や自己破産で7～10年間保持されます。

2. 財産の処分

生活必需品や一定の基準以下の財産は保護されるものの、自己破産を選択した場合、一定の財産を処分しなければなりません。不動産や高価な動産が対象となり、資産を手放す必要が出てきます。

3. 職業や資格への影響

自己破産の場合、一部の職業や資格に制限がかかることがあり、職業選択の幅が狭まってしまいます。例えば、士業や金融関連の職業は、破産手続き中に従事できません。

4. 社会的な信用の低下

債務整理を行うことで、周囲からの信用が低下する可能性があります。特に自己破産は官報に掲載されるため、公的に破産が知られることになります。ただし、現実的には官報を見る人は限られており、大きな社会的影響を受けることは少ないです。

5. 家族や知人への影響

債務整理を行うことで、家族や知人に経済的な影響が及ぶ場合があります。特に保証人がいる場合、保証人に返済義務が移ってしまいます。また、家族の理解と協力が必要な場面も多いため、事前に話し合っておくことが重要です。

以上のように、債務整理には多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。

債務整理を検討する際には、これらのメリットとデメリットを十分に理解し、自分にとって最適な方法を選択することが重要です。専門家のアドバイスを受けながら、慎重に判断することをお勧めします。

債務整理におすすめな弁護士・司法書士の選び方

債務整理を成功させるためには、信頼できる弁護士や司法書士を選ぶことが非常に重要です。

ここでは、債務整理において信頼できる専門家を選ぶための5つのポイントを詳しく解説します。

1. 債務整理の実績と経験を確認する

まず、弁護士や司法書士の債務整理に関する実績と経験を確認することが重要です。

実績豊富な専門家は、多くのケースを取り扱ってきているため、さまざまな状況に対応するスキルと知識を持っています。過去の成功事例や解決した案件の数を調べ、その専門家がどれだけの経験を持っているかを確認しましょう。

また、債務整理の分野に特化しているかどうかも重要なポイントです。専門分野に精通している弁護士や司法書士は、より的確なアドバイスをくれます。

2. 料金体系の透明性を確認する

料金体系の透明性を確認することも欠かせません。

弁護士や司法書士の費用は、依頼内容や手続きの複雑さによって異なります。初回相談時に費用の詳細を説明してくれるか、見積もりを提示してくれるかなどを確認しましょう。料金が不透明な場合、後々予想外の追加費用が発生することもあります。明確な料金体系を持つ専門家を選ぶことで、安心して依頼することができるでしょう。