LINEMO(ラインモ)とは、国内大手キャリアのSoftBank(ソフトバンク)が提供する格安プランです。他の大手キャリアが20GB/月のプランを発表しているなか、コスパを重要視される方向けの3GB/月のミニプランの提供もしています。
乗り換えキャンペーンなども盛んに開催されているのでLINEMO(ラインモ)を検討されている方は多いかと思います。
一番気になるのは、実際に使用した意見や評判ですよね。
「LINEアプリのギガフリーってなに?」「メリットは勿論の事、デメリットもしっかり知りたい」「どんなキャンペーンやっているの?」などの疑問点やサービス内容などを本記事で解説していきます。
実際にLINEMO(ラインモ)を契約した方たちのクチコミや評判をもとにメリット・デメリット・注意点を詳しく解説していきます。
「格安SIMの選び方がわからない…!」とお悩みの方にもおすすめの内容ですので、是非ご一読ください。
※価格は全て税込み表記です
※記事内容は2024年4月4日時点のものとなります。値段やキャンペーンなどは閲覧日により変更されている場合があるため、公式サイトをご確認ください。
LINEMO(ラインモ)とは
概要
基本料金990円/月、データ通信量3GB/月のミニプランと基本料金2,728円/月、データ使用量20GB/月のスマホプランの2つが用意されています。
いずれもLINEギガフリーというサービスに対応しており、LINEのトークや音声/ビデオ通話がデータ容量消費ゼロで使用できます。※音声通話従量制22円/30秒
大手キャリアのSoftBank(ソフトバンク)回線を月額990円から使用できるのは、魅力的ではないでしょうか。
サービス内容
・ミニプラン月額料金:990円、スマホプラン月額料金:2,728円
・データ容量 ミニプラン:3GB/月、スマホプラン:20GB/月 ※追加550円/1GB
・テザリング料金:無料
・データカウントフリー:対応 LINEアプリ使用時のデータ通信量がカウントされません。(一部機能除く)
・データくりこしなし
・5G通信:対応
・回線種類:ソフトバンク
・法人契約:不可
・契約事務手数料・解約金:0円
・支払い方法:クレジットカード、口座振替、デビットカード
・eSIM:対応
LINEMO(ラインモ)のクチコミ
絶対お勧めの格安プラン!
私からすれば待ちに待った最高の格安プランです。この発表を見てすぐにこの新しいプランを利用することを決めました。20GBも使えて料金は2980円、5分以内の無料通話が付いているし、eSIMにも対応しているという神プランとしか言えない内容なので最高だと思いました。他のキャリアでも似たようなプランはありますが、最大の違いはLINEがギガノーカウントなので使い放題。私みたいにLINEをメインに使っている人ならかなりお得です。あと、申し込み手続きがLINEでも行えるので簡単なのも良いですね。早くこのプランに乗り換えたいと思うぐらい期待しています。
みん評
LINEを仕事で使う身としては神プラン
自営の仕事でとにかくLINEをヘビーユースしているので、docomoから乗り換えます。通信速度は今のところdocomoと遜色ない印象ですが、今までLINEで消費されまくっていた(たまに追銭してまで買っていた笑)ギガ数が月末まで残っているので空き時間のYouTubeがめちゃくちゃ捗ります(笑)ギガ数は20Gでアハモと同じなのでそこは安心ポイントでしたね。ただ、所帯持ちの身としてはこのプランにぜひとも家族割引のサービスをつけてほしいところ…。これでも十分快適なのですが。家族割のサービスがついたときは、妻と娘の分も契約したいと思います。
みん評
LINEMO(ラインモ)のメリット
LINEMO(ラインモ)が提供するサービスのなかから特に評判の良いものをご紹介します。
1.格安のミニプランと必要十分のスマホプラン2つから選べる
5G通信も含めたSoftBank(ソフトバンク)回線が使用でき、ギガフリーでLINEアプリの通信量は一切かからず月額990円で利用できるミニプランがあるのは衝撃的です。
一方スマホプランは、月額2,728円でデータ容量も20GB/月となり、幅広いニーズに対応しています。毎月の使用状況に応じて、フレキシブルにプランを使い分けることができます。
2.万が一速度制限がかかっても1Mbpsの速度を維持
スマホプランはデータ容量20GB/月と十分容量がありますが、万が一使い切ってしまった場合、通信速度が1Mbpsになります。
しかしこの1Mbpsという速度は必ずしもなにもできないほどの速度というわけではありません。SNSやWEBの閲覧は問題なく行えますし、なによりLINEMO(ラインモ)はLINEアプリのデータ通信は一切かからないので(一部機能は除く)、データ容量を使い切ってもなにも制限がかかることなくLINEを使用できます。トークはもちろん、ビデオ通話もギガフリーの対象となります。
3.通話オプションが2種類から選べる
5分以内の国内通話が何度でもかけ放題の「通話準定額オプション」が追加550円/月、国内通話無制限かけ放題の「通話定額オプション」が追加1,650円/月で選択できます。
ミニプランで通話無制限かけ放題の「通話定額」を付けると料金は合計で月額2,640円となります。
更に現在キャンペーンを行っており、LINEMO(ラインモ)契約から7ヶ月目まで「通話準定額オプション」が無料、「通話定額オプション」が550円引きの1,100円で利用できます。
データ通信量が毎月20GB使用できるスマホプランに、国内通話無制限のかけ放題「通話定額オプション」を付けても月額3,828円で1年間利用できます。
キャンペーン詳細はLINEMO(ラインモ)公式HPよりご確認ください。
4.LINEのプレミアムスタンプ使い放題
スマホプランに加入すると、約1,000万種類のLINEスタンプをダウンロードなしで使用できます。
スタンプのみは月額わずか240円(税込)、スタンプ・絵文字は月額480円(税込)で使い放題になります。
LINEトークでスタンプを盛んに使用される方には必見のメリットです。
5.LINEアプリ使用時にデータ通信量がかからない
もしかしたら、LINEMO(ラインモ)を検討される方の最も多い理由がこの「LINEギガフリー」サービスではないでしょうか。
現在多くの方が、日常的にLINEのトークや音声/ビデオ通話を盛んに使用しているかと思いますが、LINEMO(ラインモ)は月額990円のミニプランでも、LINEアプリ使用時のデータ通信料が一切かかりません。
【LINEギガフリー対象サービス】
・各タブトップの表示
・音声通話/ビデオ通話の利用
・トークの利用(テキスト、音声メッセージ、スタンプ、画像、動画、その他ファイルなどの送受信)
・トークのみんなで見る機能による画面シェア
・各トークにおける設定、アルバム/ノートなどの表示/編集
・LINE VOOM(旧:タイムライン)の表示、投稿、シェア ※アプリからの利用
・ディスカバー(写真/動画)の表示
・ウォレットタブのLINE Payの利用
・ウォレットタブのLINE家計簿の利用
・設定および各項目の表示/編集
・友だち追加画面の表示、各項目の操作、友だちの追加
・プロフィールの表示、編集、投稿
・検索の利用
毎日よく使用している機能のほとんどがLINEギガフリー対象内です。
データ容量3GB/月は一見少なく見えますが、外出先で動画などの高容量のサービスを使用しなければ、1ヶ月で使い切ることは少ないですし、万が一使い切ってもスポットで1GB追加すれば問題ありません。さらに、今や店舗や電車内など様々な場所でフリーWi-Fiが利用できるので、それらのサービスを利用すれば高容量サービスも快適に使用できます。
しかし、フリーWi-Fiはメリットばかりではありません。誰でも無料で手軽にアクセスできるので、利用中に悪意のある第三者にモニタリング(覗き見)される可能性もあります。使用中の画面をモニタリングされると、メールやSNSなどのやり取りが漏れてしまったり、クレジットカード情報やパスワードなどを盗まれたり、遠隔操作や悪質なウイルスを送り込まれるリスクがあります。
そのようなリスクを回避しつつ、便利なフリーWi-Fiを使用する方法はいくつかあります。その中で、この記事ではVPN(バーチャル プライベート ネットワーク)の使用をオススメします。
通常、Wi-Fiなどにアクセスすると、通信記録(WEBの閲覧履歴など)は記録され、どの端末かも特定できます。しかし、VPNを使用すると、通信は暗号化され、さらにVPNを提供している各社サービスによってはノーログポリシーという一切の通信記録を残さないものもあるので、街中にあふれるフリーWi-Fiを安全で便利に使用することができます。
6.対応機種が豊富
iPhoneの場合iPhone6sから最新のiPhone14まで使用できます。Androidの対応端末はさらに豊富で、例えば2015年に発売されたNexus 5Xにも対応しています。幅広く対応しているので、愛着のある端末も使用できてとても安心できます。
7.PayPayポイントプレゼントキャンペーンを頻繁に行っている
SoftBank(ソフトバンク)が提供するサービスだけあって、頻繁にPayPayポイントのプレゼントキャンペーンを行っています。例えば他社からLINEMO(ラインモ)への乗り換え申し込みで10,000円相当のPayPayポイントプレゼントキャンペーンを行っています。
LINEMO(ラインモ)のデメリット
LINEMO(ラインモ)が提供するサービスのなかから、あまり評判の良くないことをご紹介します。
1.端末の販売を行っていない
格安SIMを申し込む際に、新しいスマートフォン端末も一緒に購入される方も多いかと思いますが、LINEMO(ラインモ)ではスマートフォンなどの端末の販売を行っていません。スマートフォンなどの端末を新たらしくしたい方は、LINEMO(ラインモ)以外の場所で購入する必要があります。その際は、対応端末の確認を必ず行いましょう。
LINEMO(ラインモ)公式HP動作確認端末をご確認ください。
2.あらゆるサポートや手続きがWEB上あるいはLINE上のオンライン対応のみ
オンラインのみの対応で申し込みができるのは、サクッと契約できる手軽さや利点はありますが、やはりオンラインだけだと申し込みに不安を抱く方も多いのではないでしょうか。
3.一部使用できない通話機能がある
割り込み電話・グループ電話・ナンバーブロック・迷惑電話などの通話機能は、LINEMO(ラインモ)では提供されていません。
上記に加え以前は、留守番電話や着信転送サービスも提供されていませんでしたが、現在は「留守電パック」が月額220円で利用できます。
「留守電パック」パック内容
・留守番電話サービス:伝言メッセージ30件を最大72時間お預かりします。
・着信転送サービス:着信があった場合、あらかじめ指定した電話番号へ転送します。
・着信お知らせ機能:電源オフ時や圏外だった場合の着信を、電波が届いた時点でお知らせします。
4.LINEギガフリーの対象外サービスがある
LINEMO(ラインモ)を検討される方にとって、LINEアプリのデータ使用量がカウントされない「ギガフリー」は最も魅力的なサービスのうちの一つかと思いますが、LINEの機能で一部ギガフリー対象外のサービスがあるので注意が必要です。
【LINEギガフリー対象外サービス】
・トークでの位置情報の共有
・トークでのShoppin’トークの利用
・トークでのジフマガの利用
・トークのみんなで見る機能によるYouTube閲覧
・Liveの利用
・LINE VOOM(旧:タイムライン)の表示、投稿、シェア ※WEBからの利用
・ニュース記事詳細の閲覧
・OpenChatの利用
・スタンプショップの利用
・着せかえショップの利用
・LINEファミリーサービスの利用(LINEマンガやLINEゲーム、LINE MUSIC、ポイントクラブなど)
・LINE Liteの利用
・海外のアプリストアでダウンロードしたLINEの利用
・他社サイトへの接続(URLなどをクリック)
・他社アプリへの遷移
一覧でみると思ったよりも対象外のサービスが多いように感じます。
日常的に使用しているものはあまりない印象ですが、もしデータ使用量など気になる場合は、Wi-Fi下などで使用することをオススメします。
5.キャリア購入した端末はSIMロック解除を行う必要がある
同じSoftBank(ソフトバンク)で購入した端末なので、問題なし。と考えている方も多いかと思いますが、2021年5月11日以前にSoftBank(ソフトバンク)で購入している端末は、同じSoftBank(ソフトバンク)が提供しているLINEMO(ラインモ)でもSIMロック解除が必要です。また、docomo(ドコモ)やauでも購入時期によってはSIMロックの解除が必要となります。
6.海外使用には追加料金がかかる
LINEMO(ラインモ)を海外でも使用する場合は、会員専用ページ「MyMenu」より「世界対応ケータイ(国際ローミング)」への加入が必要です。登録自体に料金はかかりませんが、音声通話の時間やパケット通信料に応じて従量課金となりますので注意が必要です。※パケット通信料例:2円/1KB 国や地域により異なります
安心して利用できるよう、「海外パケットし放題」の提供もあります。
海外パケットし放題:25MB以上の使用の場合:2,980円/日
7.キャリアメールの付与がない
LINEMO(ラインモ)では、rakumail.jp・docomo.ne.jp・ezweb.ne.jp・softbank.ne.jpなどのキャリアから付与されていたメールアドレスの提供はありません。Gメールなどのフリーアドレスなどを用意する必要があります。
しかし、国内大手3大キャリアのSoftBank(ソフトバンク)、au、docomo(ドコモ)では有償の「キャリアメール持ち運びサービス」を行っているので、このサービスを利用すれば、乗り換えた際も引き続きキャリアメールが使用できます。
※各社月額で費用が発生します
8.ドコモと比べた際に、通信回線能力が劣る
・5G通信エリアがドコモよりも狭い
docomo(ドコモ)回線は東京以外にも5Gエリアが多数ありますが、SoftBank(ソフトバンク)回線は、東京以外ではほとんど5Gエリアがない状況です。
・利用通信の混雑時に通信を制限される可能性がある
LINEMO(ラインモ)の公式HPでも注意喚起されていますが、普段よく使用するエリアの対応状況などは、公式HPの通信対応エリアページで確認をすることをオススメします。
LINEMO(ラインモ)はこんな人にオススメ
LINEのトークや音声/ビデオ通話を頻繁に使用するけど、毎月の通信料金は限りなく抑えたいという方にオススメです。
とはいえ、通勤や帰宅中にYouTubeで動画も観たいし、オンライン学習もしたいという時もあるかと思います。そんなときは「スマホプラン」にスポットで変更することで、月間20GBまで通信が可能となり、低速化することなく快適に動画視聴やオンライン学習に取り組めます。
LINEMO(ラインモ)はこんな人には向いていない
東京以外でも5G通信を利用したい方には不向きかもしれません。
ドコモ回線とくらべてしまうと、5G通信エリアが狭く、また山間部や海での使用が多い方は不便な思いをする可能性があります。
LINEMO(ラインモ)への新規契約・乗り換え手順
まずは、事前準備を行います。
1.事前に端末の動作確認を行う
LINEMO(ラインモ)は端末の販売を行っていないので、必然的に端末を持ち込んでの加入となります。LINEMO(ラインモ)公式HP動作確認端末をご確認ください。
2.SIMロックの解除
SIMロックのない、SIMフリー端末ではない場合、多くの場合SIMロックの解除が必要となりますので、事前にご自身の端末が解除済みなのか確認を行いましょう。
3.MNP予約番号の取得
MNP予約番号は、現在使用している電話番号を他の携帯電話会社でも使用する(移行する)ための仕組みとなります。
基本的に24時間申し込みが可能で、予約番号の発行はあくまでも使用してはじめて移行となるので、予約の時点では勝手に電話番号が別の携帯会社に移行されることはありません。MNP予約番号の取得については、不安に思うことはなく、思い立ったらすぐに取得しておくことをオススメ致します。
なお、MNP予約番号の有効期限は15日間ありますが、LINEMO(ラインモ)へ乗り換える場合は残り日数が10日以上必要となります。なお、有効期限が切れても再取得を行えば特段問題はありません。
他社からのお乗り換え申し込み手順
他社からの乗り換えについては、基本的には各ページの指示に従って、下記の9つのSTEPを行うだけなので、比較的かんたんに申し込みが可能です。
STEP 1.LINEMO公式HPの「今すぐ申し込む」を選択します
STEP 2.「今の電話番号をそのまま使用する」を選択
STEP 3.ご利用の携帯会社では「他社携帯電話会社」を選択します
STEP 4.注意内容を確認し、利用するSIMを選択します(SIMカードまたはeSIM)
STEP 5.乗り換える電話番号を確認し、プランの選択へ進みます
STEP 6.通話オプションの選択を行います ※なしの場合も選択が必要です
STEP 7.事前に発行したMNP予約番号・有効期限・電話番号の入力を行います
STEP 8.クレジットカード情報または口座振替情報の入力を行います
STEP 9.本人確認書類のアップロード
以上で申し込みは完了です。
STEP 4でSIMカードを選択された方は、後日届くSIMカードを端末に挿入し、所定の操作を行うと使用可能となります。
申し込み途中で万が一不足などがあっても、準備をし直して再度申し込みを再開すればよいので、慌てる必要は全くありませんので、ご安心ください。
よくある質問
LINEMO(ラインモ)についてよくある質問を公式サイトより引用しています。
Q:データ通信量が余った場合、来月に繰り越すことはできますか?
A:月内で余った通信量を翌月へ繰り越すことはできかねます。
Q:毎月の支払期限を教えてください
A:毎月26日となりますが、クレジットカードでお支払いの場合、ご利用されているクレジットカード会社の規約に基づき引き落としがされるかと存じますので、詳しくはカード会社様に確認されることをオススメ致します。
Q:3GB/月などのデータ容量を超えた場合、インターネットに接続できなくなりますか?
A:データ容量を超えても、インターネットに接続されないことはありません。しかし、毎月末日まで通信速度制限がかかり、インターネット閲覧など低速化します。※データ容量追加オプションを追加すれば低速化は解消します
まとめ
LINEMO(ラインモ)は月額990円という大変魅力的な価格から加入が可能で、大手キャリアのSoftBank(ソフトバンク)の本家回線を使用できるので、5G通信はもちろん、安定的な高速回線をコスパよく利用することができます。
また、「LINEギガフリー」サービスがあるので、わたしたちが普段最も頻繁に使用するといっても過言ではない、LINEのデータ通信量が一切かからないのは最大の魅力ではないかと感じます。
LINEのトークや音声/ビデオ通話を頻繁に使用するけど、毎月の通信料金は限りなく抑えたいという方にオススメです。