スマートフォンやタブレットで気軽に読書が楽しめるようになった今、電子書籍サービスの利用者は年々増加しています。その中でも「ebookjapan(イーブックジャパン)」は、特にマンガ好きのユーザーから高い支持を集めている人気サービスです。PayPayとの連携によるお得なポイント還元や、毎週開催される大規模なセール、そして他のサービスにはない“背表紙表示の本棚”など、独自の魅力で多くの読者の心をつかんでいます。
一方で、初めて利用する方にとっては「本当に使いやすいの?」「他と比べてお得なの?」「アプリの評判はどう?」といった不安や疑問もあるでしょう。
この記事では、ebookjapanを実際に利用したユーザーのリアルな口コミや評判をもとに、メリットやebookjapanの利用がおすすめの人を紹介します。また、他の電子書籍サービスと比較した際の違いや、どんな人におすすめできるのかも詳しく解説。ebookjapanを使ってみるべきかどうかを判断するための参考にしていただければ幸いです。
おすすめの電子書籍サービスをお探しの方や、おすすめの漫画サイトをお探しの方も、ぜひ参考にしてください。
※記事内容は2025年6月9日時点のものとなります。値段やキャンペーンなどは閲覧日により変更されている場合があるため、公式サイトをご確認ください。
ebookjapanとは?サービス概要と特徴

作品数 | 100万冊以上 |
料金システム | 1冊ずつ買い切り |
取り扱いジャンル | 少女・女性向けまんが、少年・青年向けまんが、TL、BL、ハーレクイン、ライトノベル、文芸・ビジネス・実用、まんが雑誌、雑誌・グラビア、アダルト など |
支払い方法 | Yahoo!ウォレット、PayPay(残高・ポイント)、クレジットカード、PayPay(クレジット)、キャリア決済、WebMoney、BitCash |
ebookjapan(イーブックジャパン)は、ヤフー株式会社と株式会社イーブックイニシアティブジャパンが共同で運営している国内最大級の電子書籍サービスです。元々は独立したサービスとしてスタートしましたが、2019年にヤフーの傘下に入ったことで、Yahoo!ショッピングやPayPayなどとの連携が強化され、現在のような形に進化しました。
ebookjapanの最大の特徴は、「とにかくマンガに強い」という圧倒的なコンテンツの充実度にあります。ebookjapanで取り扱っている電子書籍は100万冊を超えています。マンガ作品は少年マンガ・少女マンガ・青年マンガ・TL・BL・レトロマンガに至るまで、ほぼあらゆるジャンルが網羅されています。これは他の電子書籍サービスと比較しても圧倒的なスケールです。
また、ebookjapanでは「背表紙表示」の本棚機能を提供しており、購入した作品がまるで紙の書籍のように背表紙で一覧できる仕様になっています。この本棚をアプリ内にコレクションのように並べておける機能は、物理的な本を収集する感覚をデジタルでも味わいたいというユーザーにとって非常に魅力的で、「本を並べる楽しさ」がしっかりと再現されています。
さらに、PayPayとの連携もebookjapanの大きな魅力のひとつです。PayPayで支払うことで、購入額に応じたポイント還元が受けられる仕組みになっており、特にソフトバンク・ワイモバイルユーザーであれば、毎週金・土・日に購入金額の最大30%相当がPayPayポイントで還元されます。
毎週のように更新される割引セールや無料試し読みキャンペーンも人気で、「1巻無料」「2冊50%オフ」など、マンガをお得に試せる仕組みが整っています。こうした定期的な施策は、読者が新しい作品との出会いを得るきっかけにもなっており、マンガを中心に電子書籍を楽しみたいユーザーにとって理想的な環境が用意されています。
このようにebookjapanは、「読みたい作品がすぐに見つかる」「お得に購入できる」「本棚を眺めて楽しめる」といった、多角的な魅力を備えた電子書籍サービスです。次のセクションでは、実際に利用している人たちの口コミや評判を紹介していきます。
ebookjapanの良い口コミ・評判
ebookjapanを実際に利用しているユーザーからは、多くのポジティブな口コミが寄せられています。特に目立つのは「お得感」「品ぞろえの豊富さ」「使いやすさ」に関する評価です。ここでは、具体的な利用者の声を紹介しながら、どのような点が支持されているのかを詳しく見ていきましょう。
セールが多い
最も多かったのが、「セールが多く、とにかく安く買える」という声です。ebookjapanでは毎週、特定ジャンルの作品が50%オフになるセールや、人気タイトルの第1巻が無料になるキャンペーンなどが実施されています。
これに加えてPayPay支払いによる還元もあるため、「定価で買うのがもったいなく感じるくらいお得」という意見も見られました。特にマンガをまとめ買いしたい人にとって、これほどコスパの良いサービスは他にないという評価も珍しくありません。
本棚の背表紙表示機能が楽しい
高評価を得ているのが、「背表紙で並ぶ本棚機能が楽しい」という点です。他の電子書籍サービスでは、表紙画像だけが一覧表示されるのが一般的ですが、ebookjapanではあえて「背表紙」にこだわっています。
この機能に対しては、「まるで自分の本棚をスマホで持ち歩いている感覚」「本屋さんで並んでいるような感じがして気分が上がる」といった声が目立ちます。デジタルでありながら、アナログの感覚を大事にしたいという読者心理をしっかりと捉えている点が、ebookjapanならではの魅力といえるでしょう。
漫画の取り扱いジャンルが豊富
「マンガの取り扱いジャンルが豊富で、探していたマニアックな作品も見つかった」という声も多く寄せられています。少年マンガや青年マンガはもちろん、TL・BL・レトロマンガ、さらには絶版になった作品の電子化など、細かなニーズにも応えるラインナップがそろっているため、ジャンルにこだわりがある読者にも満足されている印象です。
PayPay利用者やYahoo!プレミアム会員はお得
「PayPayを使っていると本当に便利。残高で買えるから決済が早い」「Yahoo!プレミアム会員限定の特典もあって、継続して使うほどお得になる」といった、日常的にPayPayやYahoo!サービスを利用しているユーザーからの支持も厚いです。
このようにebookjapanには、多くの利用者から「お得」「楽しい」「便利」といったポジティブな評価が集まっており、電子書籍サービスの中でも特にリピーターが多いことが伺えます。
ebookjapanの気になる口コミ・評判
ebookjapanには多くの良い口コミがある一方で、一部のユーザーからは不満や改善を求める声も上がっています。どのサービスにもメリットとデメリットがあるように、ebookjapanにも注意すべきポイントが存在します。ここでは、実際のユーザーの声をもとに、代表的な「悪い口コミ・評判」とされる点を取り上げ、どのような課題が指摘されているのかを見ていきましょう。
アプリの動作が重い時がある
まず最も多かったのは、「アプリの動作が重くなることがある」という指摘です。特に数百冊以上の書籍を購入・保管しているユーザーの中には、「アプリの立ち上げに時間がかかる」「読み込みが遅い」と感じるケースがあるようです。スマートフォンやタブレットのスペックに依存する部分もありますが、作品数が多いほど処理が重くなる傾向があるため、快適に使うためにはある程度の性能を持った端末が必要だと考えられます。
マンガ以外のジャンルが物足りない
次に挙げられるのが、「小説やビジネス書など、マンガ以外のジャンルに弱い」という評価です。ebookjapanはあくまでマンガ特化型のサービスとして強みを発揮しており、小説や実用書の品ぞろえは、Kindleや楽天Koboなどの総合型電子書籍サービスと比べると物足りなさを感じることもあります。「活字中心の読書を楽しみたい人にはやや不向き」という声があるのも事実です。
クーポンやキャンペーンがわかりづらい
「初回クーポンやキャンペーンの使い方が分かりづらい」という声も複数確認されました。ebookjapanでは、初めての購入者向けに70%オフのクーポンが提供されますが、複数回に分けて使えることや、適用条件に制限がある点が十分に理解されていないことが原因で、「気づいたら使いそびれていた」といったケースもあるようです。この点は、ユーザーインターフェースや案内表示の改善でより良くなる可能性があるでしょう。
また「同じ作品でも紙版より電子版の価格が高く感じる場合がある」「キャンペーンが複雑で、どれが本当にお得なのか分かりにくい」という意見も見られました。ebookjapanの魅力であるセールの多さが、かえって選択肢を多くしすぎてしまっている側面もあり、初心者が戸惑ってしまう場面もあるようです。
とはいえ、これらのデメリットはebookjapanの利用目的や読書スタイルによって、感じ方が大きく異なるものです。マンガを中心に読むという明確な目的がある方であれば、そこまで大きな問題とはならないことが多いでしょう。
ebookjapanのメリット
コストパフォーマンスの高さ
最大のメリットは、コストパフォーマンスの高さです。ebookjapanでは毎週のように割引セールが開催され、50%オフのキャンペーンや1巻無料の試し読み企画が非常に充実しています。特に、PayPay決済を活用すれば、購入額の一部がポイント還元されるため、実質的な支払いをさらに抑えることが可能です。筆者が実際に使っていても「こんなに安くマンガが読めていいのか」と感じることが多く、キャンペーンの組み合わせ次第では定価の半額以下で作品をそろえることもできます。
他のサービスにはない背表紙表示機能
さらにebookjapanならではの特徴として、多くのユーザーから愛されているのが「背表紙表示機能」です。デジタルなのにアナログ感を演出できるこの仕様は、コレクション欲を満たしたい読者にとって大きな魅力となっています。まるで実際の書棚を持ち歩いているかのような満足感があり、自分だけのデジタル本棚を育てる楽しさがあります。
使いやすさと柔軟な閲覧スタイル
もうひとつのポイントは、使いやすさと柔軟な閲覧スタイルです。ebookjapanの電子書籍は、専用アプリを使えばオフラインでも読むことができ、スマートフォン・タブレット・PCなど複数端末での閲覧にも対応しています。購入した書籍の管理もスムーズで、ジャンルや作者ごとに分けて整理できるのも便利です。複数のマンガを並行して読む人にとって、この機能性の高さはストレスのない読書体験を提供してくれます。
他の電子書籍サービスとの比較
電子書籍を楽しむ手段は数多く存在しており、Kindleや楽天Kobo、ブックライブなども人気の高いプラットフォームです。それぞれのサービスには独自の強みがあり、読書スタイルや目的によって向き不向きが分かれます。ここでは、ebookjapanと他の主要電子書籍サービスを比較しながら、ebookjapanの立ち位置と優位性について見ていきましょう。
Kindle

AmazonのKindleは、世界的に利用されている電子書籍サービスであり、書籍の品ぞろえは業界最大級です。小説、ビジネス書、専門書、洋書など幅広いジャンルをカバーしており、マンガももちろん読むことができます。しかし、セールの頻度や割引率はebookjapanほど高くなく、特にマンガに関しては「新刊がすぐに値下げされる」ということはあまりありません。さらに、Kindle本棚では背表紙表示ができないため、コレクション性を求めるユーザーにとってはやや物足りなさを感じるかもしれません。
楽天Kobo

楽天Koboは楽天ポイントが使える・貯まるという特徴があり、楽天市場を日常的に利用している方には相性の良いサービスです。品ぞろえも多く、特に文芸書や実用書に強いのが特徴です。ただし、楽天Koboもebookjapanほどマンガに特化しておらず、「マンガを中心に楽しみたい」というニーズにはやや応えづらい傾向があります。
ブックライブ

ブックライブはジャンルのバランスがよく、Vポイント連携や独自のセールもあり、使い勝手のよいサービスです。マンガも多く取り扱っており、ebookjapanと競合することもあります。ただ、ebookjapanほど「PayPayとの連携」「背表紙表示の本棚」といった独自機能はないため、機能面やコレクション性で一歩リードしているのはebookjapanといえるでしょう。
また、ebookjapanは「Yahoo!プレミアム会員」や「PayPayユーザー」といった、特定の経済圏との相性が非常に良いという特徴もあります。Yahoo!アカウントでログインできるため、すでにYahoo!ショッピングやPayPayを利用している方にとっては導入のハードルが低く、ポイントの活用もしやすいのが利点です。
このように比較すると、ebookjapanは「マンガを中心に、コスパよく、コレクションとして楽しみたい人」には圧倒的におすすめのサービスだといえます。逆に、活字の読書や専門書・洋書を重視する方には、Kindleや楽天Koboのほうが向いている場合もあるため、自分の読書傾向に合わせて選ぶのが最も賢明な方法です。
ebookjapanはこんな人におすすめ!
数ある電子書籍サービスの中でも、ebookjapanは特定のニーズを持ったユーザーに非常にマッチする設計がされています。口コミや評判、そして実際の使用感を踏まえると、ebookjapanを特におすすめできるのは次のような人たちです。
マンガを日常的に読む人、まとめ買いをしたい人
第一に挙げられるのは、マンガを日常的に読む人、そして「まとめ買い」をしたい人です。ebookjapanでは、毎週のように実施される割引セールや、1巻無料キャンペーン、そしてまとめ買いに使えるクーポンなどが豊富に用意されています。そのため、シリーズ作品を一気に読みたいと考えている方にとって、これほどコストパフォーマンスの高いサービスはなかなか見つかりません。「セール時に10冊以上購入するのが当たり前」「気になる作品をまとめて読みたい」というタイプのユーザーにとって、ebookjapanはまさに理想的な選択肢です。
PayPayユーザーやYahoo!プレミアム会員
次におすすめしたいのは、PayPayユーザーやYahoo!プレミアム会員です。ebookjapanはYahoo! JAPAN IDと連携しており、PayPay残高での支払いが可能なほか、購入金額に応じてPayPayポイントが還元される仕組みもあります。さらに、Yahoo!プレミアム会員には追加の割引やクーポンの配布があるため、すでにYahoo!経済圏のサービスを利用している人にとっては、非常に相性の良い電子書籍プラットフォームといえるでしょう。
コレクションした本を本棚に並べて眺めるのが好きな人
また、紙の本のように「本棚を並べて眺めるのが好き」という人にもebookjapanはぴったりです。背表紙表示が可能な本棚機能は、所有している本を並べる楽しさや、コレクション感をデジタル上で再現してくれます。紙の書籍を手放して電子化したいと考えている方でも、「所有感を損ないたくない」と思うなら、ebookjapanの本棚はその気持ちに応えてくれるはずです。
逆に、小説やビジネス書などを中心に読みたい人、専門書を頻繁に購入する人には、ebookjapanよりも総合型電子書籍サービス(Kindleや楽天Koboなど)のほうが適しているかもしれません。とはいえ、ライトノベルやコミカライズ作品、ビジネス漫画など、ジャンルによってはebookjapanにも十分なラインナップがありますので、目的や嗜好によっては補完的に使うという選択肢もあります。
つまり、ebookjapanは「マンガを安く・楽しく・便利に楽しみたい」という明確なニーズを持つ人にとって、最適解となる電子書籍サービスです。
ebookjapanの登録方法と使い方ガイド
初めて電子書籍サービスを使う方にとっては、登録や購入の流れが複雑に感じられるかもしれません。しかし、ebookjapanはYahoo! JAPAN IDとの連携や直感的な操作画面によって、初心者でも迷うことなく利用を始めることができます。ここでは、ebookjapanの登録から本の購入・閲覧までの基本的な使い方をわかりやすくご紹介します。
1. Yahoo! JAPAN IDでログイン
まずはebookjapanの公式サイト(https://ebookjapan.yahoo.co.jp/)にアクセスします。
そしてebookjapanの利用には、Yahoo! JAPAN IDが必要です。すでにYahoo!メールやYahoo!ショッピングなどを使っている方であれば、同じIDでログインできます。まだIDを持っていない場合は、公式サイトから無料で簡単に取得できます。
IDでログイン後は、すぐにebookjapanのウェブサイトで電子書籍の検索・購入ができるようになります。会員登録の手間が少ないのは、他の電子書籍サービスと比べても大きなメリットといえるでしょう。
2. スマートフォンアプリをダウンロード
ebookjapanは、ブラウザでも読書できますが、より快適な読書体験を求めるなら専用アプリの利用がおすすめです。iOS(iPhone・iPad)およびAndroidに対応しており、App StoreまたはGoogle Playから「ebookjapan」で検索してインストールできます。
アプリでは、購入済みの書籍をダウンロードしてオフラインでも読めるため、通勤・通学中や電波の届かない場所でも安心して読書を楽しめます。また、本棚のデザインもスマホに最適化されており、背表紙表示や検索機能もスムーズに利用できます。
3. 書籍の購入とクーポンの使い方
ebookjapanのストアでは、ジャンルごとに作品が整理されており、ランキングや特集からも気になる作品を見つけやすくなっています。気になる書籍を選び、「カートに入れる」→「購入する」のステップで簡単に決済可能です。
初めての方には、最大6回まで使える70%オフクーポンが配布されるため、まずはこのクーポンを活用してお試し購入してみるとよいでしょう。また、PayPay支払いに設定しておくと、対象キャンペーン時にはポイント還元が受けられるため、通常価格よりもお得に購入できることが多くなります。
4. 購入後の読書方法と本棚の使い方
購入した書籍は、アプリの「本棚」に自動で追加されます。作品数が増えてくるとカテゴリ分けが重要になりますが、ebookjapanでは「著者別」「出版社別」「シリーズ別」などさまざまな方法で整理できるため、読みたい本にすぐアクセス可能です。
また、背表紙で本を並べることができるのもebookjapanならではの機能です。実際の書店や自宅の本棚のように、並べる楽しさを感じられるUI設計になっているため、読むだけでなく“集める・眺める”という楽しみ方もできます。
まとめ:ebookjapanはコスパよくマンガを読みたい人に最適なサービス
ebookjapanは、数ある電子書籍サービスの中でもマンガに特化した魅力が際立つプラットフォームです。PayPayとの連携による高還元率や、Yahoo!プレミアム会員向けの特典、毎週実施される大規模セールなど、コストパフォーマンスの面では他社と比較しても非常に優秀といえます。
特に、紙の本のような“背表紙で本を並べる”本棚機能は、電子書籍でありながら所有感やコレクション性を感じられる点が、多くのユーザーから高い評価を得ています。ただ読むだけではなく、「集めて楽しむ」「管理して愛でる」といった体験を求める方には、他のどのサービスよりもマッチするでしょう。
一方で、小説や専門書を中心に楽しみたい方や、アプリの軽快さを最優先する方にとっては、他サービスのほうが向いている場合もあります。しかし、「マンガを中心に、できるだけお得に、たくさん読みたい」という目的を持っている方であれば、ebookjapanはその期待にしっかり応えてくれるはずです。
初回限定クーポンやキャンペーンが充実しているため、まずは気になる1冊から試してみると良いでしょう。電子書籍の新たな楽しみ方を発見できるかもしれません。
