多くの人が紙の本を持ち歩く不便さを感じている中、電子書籍はどこでも手軽に読めるというメリットがあります。
その中でも、月額料金で好きなだけ読める「電子書籍読み放題サブスク」は、特に魅力的ではないでしょうか。お手頃価格で、あらゆるジャンルの書籍をいつでも楽しめるという点で、読書ファンには欠かせない存在となっています。
例えば、Amazonや楽天といった大手もこうしたサービスを展開しているほどで、その需要は高いと言えるでしょう。利用すれば、移動時間やスキマ時間を有効に活用し、知識を広げることも可能です。
このように、電子書籍読み放題サブスクを利用すれば読書の幅が広がり、日常生活の中でワクワクを感じられるようになるでしょう。
※記事内容は2024年9月24日時点のものとなります。値段やキャンペーンなどは閲覧日により変更されている場合があるため、公式サイトをご確認ください。
漫画読み放題のおすすめ電子書籍サービス
まずは、漫画好きにおすすめのサービスを4つご紹介します。
たくさんのサービスがあり迷う場合は、それぞれの特徴を抑え、コストや読みたい作品があるかどうかで絞り込んでみてください。
シーモア読み放題
料金(税込) | 読み放題フル:1,480円 読み放題ライト:780円 |
作品数 | 約16万冊以上 |
取り扱いジャンル | 少年・青年マンガ、少女・女性マンガ、BL、TL、オトナ、ライトノベル、小説・実用書、雑誌、写真集など |
支払い方法 | クレジットカード、キャリア決済、d払い |
コミックシーモアは、国内最大級の電子書籍サービスとして、幅広いジャンルと膨大な作品数を誇っています。特に「シーモア読み放題」は、漫画を含む膨大なコンテンツが月額定額で楽しめるため、読書好きにおすすめです。
このサービスの魅力は、全巻読める作品が多いことや、複数のプランが用意されている点です。「ライトプラン」(月額780円)では、73,596冊の書籍が読み放題で提供されており、漫画以外にもライトノベルや雑誌、写真集などが含まれます。一方、「フルプラン」(月額1,480円)になると、さらにオトナ系のコンテンツやBL、TLジャンルが追加され、全165,178冊にまで増えます。
どちらのプランにも7日間の無料お試し期間が設けられており、実際に利用してみて、自分の読書スタイルに合うかどうかを確認できます。特に漫画好きには、少年・少女漫画だけでなく、よりニッチなジャンルにも対応している点が高評価です。シーモアなら、自分の好みに合った作品を幅広く楽しめること間違いなしです。
まんが王国
料金(税込) | メンズコミック誌読み放題パック:月額1,100円 恋愛コミック誌読み放題パック:月額550円 |
作品数 | 不明 |
取り扱いジャンル | 女性/少女漫画、青年/少年漫画、TL、BL、オトナ など |
支払い方法 | クレジットカード、キャリア決済、PayPay、楽天Pay、atone、Amazon pay、LINE Pay、Apple Pay、WebMoney |
まんが王国は、その名の通り漫画に特化した読み放題サービスとして、多くのユーザーが利用しています。特徴的なのは、無料で読める漫画のラインナップが非常に充実している点で、なんと10,000冊以上の作品を試し読みすることができます。
会員登録をしなくてもすぐに読み始められる点も利便性が高く、時間がないときでも気軽に利用できるのが魅力です。さらに、期間限定で1巻丸ごと無料で読める作品や、特定ジャンルの特集も豊富で、ラブストーリーやサスペンス、ミステリーなど、気分に合わせて作品を選べるのも嬉しいポイントです。
まんが王国では、最大50%のポイント還元制度があり、書籍を購入するごとにポイントが貯まる仕組みも魅力の一つです。
サブスクプランでは、月額550円の「恋愛コミック誌読み放題」や、月額1,100円の「メンズコミック誌読み放題」といったプランがあります。恋愛コミック誌やメンズコミック誌が好きな方は、サブスクプランに登録することでお得に読むことができおすすめです。
無料で読める漫画が多い反面、制限もあるため、ポイントを活用しつつうまく使いこなすと良いでしょう。
スキマ
料金(税込) | 基本無料 ※有料作品もあり |
作品数 | 32,000冊以上(有料を含めると200,000冊以上) |
取り扱いジャンル | 女性/少女漫画、青年/少年漫画、TL、BL、オトナ など |
支払い方法 | クレジットカード決済(JCB/AMEX/Diners)、DOCOMOケータイ支払い、au かんたん決済/au WALLET、AmazonPay、WebMoney、LINE Pay、PayPay |
スキマは、会員登録なしで毎日無料で漫画を楽しめるというユニークなサービスです。特に注目すべきは、32,000冊以上を無料で読めるという点で、気軽に漫画を楽しみたい方にはうってつけです。
会員登録をすれば、BLやTLといったジャンルの作品も読み放題になるため、幅広い読者層に対応しています。「死役所」や「静かなるドン」などの人気作品も一部無料で読むことができ、充実したラインナップが魅力です。また話題の作品も期間限定で一部無料となっていることもあり、見逃せません。
また、「オトナ女子向けのラブコメ特集」や「飯テロ漫画特集」など、さまざまな特集が組まれており、ジャンルごとの人気作品を簡単に見つけられるのもありがたい点。これらの特集を上手く利用すれば、自分にぴったりの作品と出会うチャンスが広がるでしょう。
ブック放題
料金(税込) | 550円 |
作品数 | 漫画6万冊以上、旅行ガイド300冊以上、雑誌800誌以上 |
取り扱いジャンル | 少年・青年漫画、少女・女性漫画、TL、BL、雑誌、旅行ガイド など |
支払い方法 | ソフトバンクまとめて支払い、クレジットカード(デビットカード・プリペイドカード)、Yahoo! ウォレット |
ブック放題は、月額550円という手頃な価格で6万冊以上の漫画と800誌以上の雑誌を読み放題で楽しめるサービスです。特に漫画と雑誌の両方を読む方にとっては、コスパ抜群のサービスとなるでしょう。この価格帯でこれだけのコンテンツを楽しめるのは他にはなかなかなく、非常にリーズナブルです。また、初月無料という特典もあり、気軽に試せる点が初心者にも優しい設計となっています。
ブック放題は、特にオトナコミックやBL、TLといったジャンルが豊富に揃っており、これらのジャンルに興味がある方におすすめです。一方で、少年漫画のラインナップは他サービスに比べてやや少ない印象を受けますが、全体としてはバランスの取れたサービスと言えるでしょう。
ブック放題は雑誌のラインナップも非常に豊富で、ファッション誌やビジネス誌、趣味・ライフスタイルに関連する雑誌まで揃っています。定期的に複数の雑誌をチェックしたい方にとっては、月額550円という低価格で何冊も読める点が大きな魅力です。最新号はもちろん、バックナンバーも閲覧可能なので、読み逃した号をすぐにチェックできる便利さも備わっています。
雑誌読み放題のおすすめ電子書籍サービス
雑誌をたくさん読む方には、電子書籍サービスの中でも雑誌を多く取り扱っているサービスがおすすめです。特に、タブレットなど画面が大きいデバイスを持っている方には見やすくておすすめです。
楽天マガジン
料金(税込) | 572円 |
作品数 | 雑誌8,000冊以上 |
取り扱いジャンル | 女性ファッション、男性ファッション、生活・暮らし、 料理、ニュース・週刊誌、旅行(ムック) など |
支払い方法 | クレジットカード、デビットカード、楽天ポイント支払い |
楽天マガジンは、楽天ユーザー向けの雑誌読み放題サービスで、手軽に多くの雑誌を楽しめるのが特徴です。月額572円(税込)というリーズナブルな料金に加え、年間プランなら月額あたり458円と、さらにコストを抑えることができます。初回利用者には31日間の無料トライアルがあるため試しやすいのも特徴です。
楽天マガジンの取り扱い雑誌は約1,600誌にのぼり、バックナンバーを含めると8,000冊以上と圧倒的なボリュームです。雑誌のジャンルも多岐にわたっており、ファッション、ライフスタイル、ビジネス、趣味など、幅広いユーザーのニーズに応えられるラインナップが揃っています。特に楽天マガジンでしか配信されていない独占配信雑誌もあるため、独自のコンテンツも楽しめます。
使い勝手も良く、ホーム画面では新刊や人気雑誌がすぐにチェックできるほか、バックナンバーの検索機能も充実しています。お気に入りの雑誌を登録すれば、自動で新刊がダウンロードされるため、オフラインでもサクサク楽しめます。また、楽天ポイントを利用して支払いができるため、期間限定ポイントなどを有効活用できる点も見逃せません。
dマガジン
料金(税込) | 580円 |
作品数 | 雑誌1,400誌以上 |
取り扱いジャンル | 女性ファッション、男性ファッション、ヘア・美容、くらし・健康・料理、総合誌・週刊誌 など |
支払い方法 | クレジットカード、デビットカード、楽天ポイント支払い |
dマガジンは、NTTドコモが提供している雑誌読み放題サービスで、ドコモユーザーに限らず、dアカウントさえあれば誰でも利用可能です。月額料金は580円(税込)とリーズナブルで、取り扱い雑誌は1,400誌以上、バックナンバーも合わせて3,300冊以上のボリュームがあります。
取り扱いジャンルは20種類に分類されており、どのジャンルにもバランス良く雑誌が揃っています。ファッションやビジネス、エンタメ、ニュースなどの定番に加え、旅行ガイドや海外誌など多くのジャンルを手軽に楽しめます。
専用アプリの使い勝手も良好で、ジャンル別に雑誌を探したり、おすすめの雑誌が表示されたりと、自分に合った雑誌を簡単に見つけることができます。キーワード検索機能も充実しており、特定のテーマや特集を検索して、簡単に読みたい記事にたどり着けます。また、気になる雑誌を「あとで読む」に追加しておけば、後からじっくり読むことができるのも便利なポイントです。
さらに、キャンペーン期間中には、申し込み後に雑誌を3誌お気に入り登録することで、dポイント400ポイントがもらえる特典などもあります。
U-NEXT
料金(税込) | 2,189円 |
作品数 | 108万冊以上 |
料金システム | サブスク・ポイント購入 |
取り扱いジャンル | 雑誌、マンガ、ラノベ、小説・文芸 など |
支払い方法 | クレジットカード、キャリア決済、楽天ペイ、Amazon.co.jp、AppleID、GooglePlay、ギフトコード/U-NEXTカード |
U-NEXTは、月額2,189円(税込)で動画や電子書籍、雑誌を楽しめる総合エンターテインメントサービスです。U-NEXTのメインコンテンツは動画配信ですが、雑誌も200誌以上読み放題となっており、動画と雑誌の両方を楽しみたい人に向いています。
雑誌は、ファッションやグルメ、エンタメ、ビジネスなど幅広いジャンルにわたりますが、他の雑誌専門サービスと比べると品揃えはやや少なめです。また、最新号しか読めず、バックナンバーがない点はデメリットですが、その代わりに動画や電子書籍も一緒に楽しめるというメリットがあります。
U-NEXTは毎月1,200円分のポイントが付与されるため、このポイントを使って最新の映画や電子書籍を購入できるのも魅力です。また、アプリ内で雑誌をダウンロードすればオフラインでも閲覧可能で、電波が届かない場所でも安心して楽しめます。
動画や書籍、雑誌をひとつのアプリで楽しむことができるため、使い勝手の良さも特徴です。雑誌だけでなく、さまざまなエンターテインメントをシームレスに楽しみたい方に、U-NEXTは強くおすすめできるサービスです。
小説・ラノベ読み放題のおすすめ電子書籍サービス
次は、小説やラノベ好きにおすすめの読み放題サービスを2つご紹介します。たくさん本を読む方にとっては、コストを抑えられ、かつ収納場所を用意する必要がないというメリットもあります。
KindleUnlimited
料金(税込) | 980円 |
作品数 | 200万冊以上 |
取り扱いジャンル | オールジャンル |
支払い方法 | クレジットカード/デビットカード、あと払いペイディ、PayPay、キャリア決済、Amazonギフト券 |
Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する電子書籍の読み放題サービスで、月額980円(税込)で200万冊以上の書籍を自由に読むことができます。小説やラノベ、ビジネス書、漫画など、ジャンルを問わず豊富なラインナップが特徴です。特に男性向け作品が充実しているため、アクションやSF、ファンタジーなどを好む読者にとってはうってつけのサービスです。
このサービスは、Kindle端末に限らず、スマートフォンやタブレット、PCなど様々なデバイスから利用でき、専用アプリをダウンロードすることで簡単にアクセスできます。アプリを通じて本を検索し、すぐにダウンロードして読めるため、移動中や隙間時間でも手軽に読書を楽しめます。
また、タイミングによっては30日間の無料体験や、期間限定のキャンペーン(例:2か月99円)も実施されることがあり、まずはお得に試してみるのも良いでしょう。ラノベファンには特におすすめで、30,000冊以上の作品がそろっているので、読みたい作品がないか探してみてはいかがでしょうか。支払い方法もクレジットカードや携帯キャリア決済など多様で利用しやすい点も大きな魅力です。
BOOK☆WALKER
料金(税込) | 気軽にお試しマンガコース:836円 幅広く読めるMAXコース:1,100円 |
作品数 | 159万冊以上 |
取り扱いジャンル | オールジャンル |
支払い方法 | クレジットカード、ニコニコポイント、キャリア決済、PayPal、Pay Pal、WebMoney、楽天ペイ、楽天Edy、モバイルSuica、BitCash、LINE Pay、Amazon Pay、メルペイ、ペイディ、BOOK☆WALKERコイン、コンビニ払い、図書カードNEXT、図書カードネットギフトなど |
BOOK☆WALKERは、KADOKAWAが運営する電子書籍サービスで、特にライトノベルや文芸作品に強みを持つ点が特徴です。月額1,100円(税込)で、2万冊以上のラノベ・文芸を含む150万冊以上の電子書籍が読み放題で楽しめます。特に異世界ファンタジーや本格ミステリーなど、人気のジャンルが充実しており、全巻読める完結作品も多いのが魅力です。
14日間の無料体験が提供されているため、まずは気軽に試してみてはいかがでしょう。さらに、初回購入分が半額還元されるキャンペーンもあり、新規ユーザーにとっては非常にお得です。スマートフォンやタブレット、PCなどのデバイスから利用でき、1つのアカウントで最大7台までのデバイスを同期できます。
BOOK☆WALKERは、KADOKAWA作品の豊富なラインナップを誇り、特にラノベ作品が豊富です。実用書や漫画、雑誌なども取り扱っており、ラノベ以外にも興味がある方は幅広いジャンルを楽しめます。
支払い方法も多く、クレジットカードの他、専用のBOOK☆WALKERコインや携帯キャリア決済を利用できるため、簡単に利用を開始できる点もポイントです。
電子書籍の読み放題サブスクを選ぶときのポイント
上記でご紹介してきた読み放題サブスクは、それぞれ個性がありどれも魅力的です。しかし、なかなか絞り込めない時にはどうしたらいいのでしょうか。
以下で、読み放題サブスクを選ぶ際のポイントをご紹介します。
読みたいジャンルの本の充実度
電子書籍のサブスクを選ぶ際、最も重要なのは読みたいジャンルの本がどれほどそろっているかという点です。
サブスクごとに読める書籍のジャンルには大きな違いがあり、興味に合ったジャンルが豊富でなければ、せっかくの読み放題サービスも意味がありません。
例えば、ビジネス書や実用書が充実している「Kindle Unlimited」は、学生やビジネスパーソンにとって理想的でしょう。一方、ライトノベルやファンタジー作品に特化した「BOOK☆WALKER」は、異世界ものやラノベファンにとって魅力的なサービスです。
ジャンルの幅広さだけでなく、それぞれのサービスが提供する本の更新頻度や新作の充実度も確認しておきたいところです。人気作がそろっているだけではなく、次々と新しいタイトルが追加されることで飽きずにサービスを楽しめます。特に、自分の好きな作家の作品や、特定のシリーズが豊富に揃っているかどうかは、読書好きにとって重要なポイントです。また、バックナンバーが読めるかどうかもチェックしておくと良いでしょう。
特定のジャンルの本をたくさん読みたいなら、そのジャンルに特化したサービスを選ぶことで、より満足度が高くなります。
月額料金
月額料金も、電子書籍サブスクを選ぶ際に欠かせないポイントです。安い料金プランに惹かれがちですが、安価なサービスには本の数や質が限られている場合があるため、自分が読みたい本がしっかりとそろっているかどうかを確認しましょう。
例えば、「Kindle Unlimited」は月額980円で200万冊以上の本が読み放題で、ビジネス書から小説まで幅広くそろっているため、特に読書量が多い人にとっては非常にコストパフォーマンスが高いサービスです。一方、「BOOK☆WALKER」は月額1,100円とやや高めですが、ライトノベルやコミックファンにとっては、そのジャンルに特化したラインナップが魅力的です。
安いサービスが必ずしもベストではなく、自分が読みたい本がしっかりそろっているかどうかが重要です。場合によっては、多少月額料金が高くても、自分の好みの本が充実しているサービスを選ぶ方が、長期的に見て満足度が高くなります。他にも、複数のデバイスで利用できるかどうか、ダウンロードしてオフラインで読めるかなど、使いやすさも料金に見合う価値を考える上で重要でしょう。
さらに、月額料金だけでなく、期間限定のキャンペーンやポイント還元などの特典があるかどうかもチェックして、トータルでお得なサービスを選ぶのが賢明です。
無料トライアル期間の有無
電子書籍サブスクを選ぶ際には、無料トライアル期間が設けられているかどうかも要チェックです。多くのサービスでは無料体験ができるようになっており、実際にサービスを試して自分の読書スタイルに合うかを確認できるのが魅力です。
例えば「楽天マガジン」では31日間の無料トライアルがあり、その間にサービスの使い勝手や、読みたい本がそろっているかをじっくりと確認することができます。「シーモア読み放題」では7日間の無料体験があり、初めて利用する際のハードルを下げてくれます。
無料トライアル期間中は、通常の有料会員と同じ機能を利用できるため、どれだけの本が読めるか、自分の興味に合ったコンテンツがあるかを試してみましょう。トライアル期間中にキャンセルすれば料金は発生しないため、失敗したくない人にとっては安心して試せる方法です。
ただし、無料体験後に自動的に有料プランに移行する場合もあるため、終了日を忘れずに確認し、継続するかどうかを決める必要があります。また、無料トライアル期間中にしか使えないキャンペーンや特典もあるため、その期間を最大限に活用するのも賢い方法です。
読み放題以外のサービスの有無
電子書籍の読み放題サービスを選ぶ際には、本を読むだけでなく、他のサービスが利用できるかどうかもチェックしておきましょう。
例えば、Amazonの「Kindle Unlimited」は電子書籍に特化していますが、Amazon Primeと併用することで、映画や音楽のストリーミングサービスも一緒に楽しむことができます。一方、「U-NEXT」は電子書籍だけでなく、動画配信サービスも提供しているため、映画やドラマといった動画コンテンツも併せて利用したいという人にとっては理想的な選択肢です。
また、ポイント制度や、電子書籍以外の特典があるサービスも魅力です。「BOOK☆WALKER」では書籍を購入するごとにポイントが貯まり、そのポイントを使って他の書籍を購入することができる仕組みがあります。ポイントを上手に活用することで、より多くの本を読めるメリットがあるわけです。
読み放題サービスに加えて、自分のライフスタイルに合った付加価値があるかどうかも選ぶ際の大きなポイントとなります。
電子書籍読み放題サブスクのメリット
では最後に、電子書籍読み放題サブスクのメリットをおさらいしておきます。紙の本派を貫くべきか、それとも電子書籍派になるべきか迷っている方は、以下のメリットに着目してみましょう。
読んだことがない本を気軽に読める
電子書籍の読み放題サブスクサービスの最大の魅力の一つは、読んだことがない新しいジャンルや作家の作品を気軽に読める点です。通常、本を購入する際には、自分が好きな作家やジャンルに偏ってしまいがちですが、読み放題サービスを利用すれば、気になる本をいくらでも試すことができます。
例えば、「Kindle Unlimited」や「BOOK☆WALKER」では、話題の本や新作、人気シリーズなど、幅広いラインナップがあります。そのため、普段は手に取らないような本も読んでみようという気になりやすく、新しい読書の楽しみを発見できるのです。
また、通常の購入では後悔するかもしれない作品も、読み放題ならばリスクがないため、試し読み感覚で読んでみることができるのも大きな利点です。読書の幅を広げたい、もっとたくさんの作家や作品に触れたいという方にとって、この「気軽さ」は非常に魅力的です。
また、小説や漫画、雑誌といった特定のジャンルに特化したサービスを活用することで、ジャンルにおける品ぞろえの豊富さから自分の興味の幅を広げられるだけでなく、今まで気付かなかった新しい興味分野を発見することもできるかもしれません。
定額でたくさんの本を読める
定額制で多くの本が読めるというメリットは、読書好きにとって非常に魅力的です。
通常、紙の本や電子書籍を1冊ずつ購入するとコストがかかりますが、読み放題サブスクリプションサービスでは、月額料金を支払えば好きなだけ本を読むことができるため、非常にコストパフォーマンスが高いです。
「Kindle Unlimited」では月額980円で200万冊以上のさまざまなジャンルの本が読み放題となり、「BOOK☆WALKER」では1,100円でライトノベルや文芸作品を含む多くの電子書籍を楽しめます。多読する人や、新刊を追いかけたい人にとっては非常にお得なサービスです。
また、読みたい本が複数ある場合、1冊あたりの単価を考えるととてもお得な投資となります。例えば、月に3冊以上読む人であれば、読み放題サービスを利用することで、それぞれ本を購入するよりもかなりの節約ができます。さらに、定額制サービスでは特定の期間限定キャンペーンや特典が発信されることも多く、さらにお得感を感じられます。読書の量が多い人にとっては、こうした定額制サービスが読書生活を豊かにしてくれるでしょう。
持ち運びがしやすく、収納にも困らない
電子書籍読み放題サービスの大きなメリットの一つは、持ち運びのしやすさと収納の問題を解決できる点です。紙の本は場所を取るだけでなく、重さもあるため、何冊も持ち歩くのは難しい場合があります。しかし、電子書籍の場合は専用のデバイスやスマートフォン、タブレットを利用すれば、1台の端末に数百、場合によっては数千冊の本を保存できます。出先で読みたくなった場合でも、インターネットさえあれば瞬時に新しい本をダウンロードでき、常に多くの本を持ち歩く必要がありません。
さらに、旅行や通勤通学中など、荷物をできるだけ減らしたい状況でも、電子書籍なら本を持ち運ぶ負担がなく、どこでも快適に読書を楽しめます。特に長期の旅行や出張などでは、読書好きにとって大量の本を持っていくのは現実的でない場合が多いですが、電子書籍であればその心配は無用です。端末1台に大量の本を保存できるため、旅行カバンを本で埋めることもありません。
また、電子書籍のもう一つの利点は収納スペースに関する悩みを解決できることです。紙の本は増えるたびに収納場所が必要になりますが、電子書籍ではデバイス内に保管するため、本棚が本で溢れかえる心配がありません。家のスペースを有効に活用しながら読書を続けたい人にとっては、電子書籍は非常に魅力的な選択肢です。多読派の人や家が狭いと感じている方にとって、電子書籍のメリットは大きいと言えます。
さらに、電子書籍ならではの機能として、簡単に検索したり、整理したりすることもできます。お気に入りの本をカテゴリごとに分けたり、読みたい本をリスト化したりすることで、物理的な本ではできない便利な整理方法が可能です。
このように、電子書籍の読み放題サービスを活用すれば、持ち運びの利便性だけでなくスペースや整理の問題も解決できます。
まとめ
電子書籍読み放題サービスを選ぶ際には、自分の読書スタイルや目的に合ったものを選ぶことが大切です。
利用できるジャンルの幅広さ、月額料金、無料トライアルの有無など、各サービスにはさまざまな特徴があります。定額で多くの本を読めることや、持ち運びや収納の利便性も大きなメリットです。
これらの点を考えて自分に最適なサービスを見つけることで、日常生活が少し明るくなると良いですよね。まずは、無料期間だけでも楽しんでみてはいかがでしょうか。