4K対応の動画配信サービスのおすすめ6選【2025年最新】4K視聴のための環境設定や注意点も解説

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南海放送がお送りする動画配信サービス情報

4K対応の動画配信サービスを選べば、高画質な映像を楽しめます。4KはフルHDの4倍の解像度があり、映像の細部まで鮮明に映し出せるからです。最近では大画面テレビや高速インターネットの普及により、4K配信が身近になっています。

例えば、DMM TVやAmazonプライム・ビデオでは、多くの映画やドラマを4Kで視聴できます。せっかくなら、高画質で作品を楽しめる4K対応のサービスを選んでみてはいかがでしょうか。
この記事では4Kに対応しているおすすめの動画配信サービスをご紹介します。

おすすめの動画配信サービスをお探しの方や、無料体験期間がある動画配信サービスをお探しの方にもおすすめの内容となっています。

※記事内容は2025年4月3日時点のものとなります。値段やキャンペーンなどは閲覧日により変更されている場合があるため、公式サイトをご確認ください。

動画配信サービスの4K対応とは?

4K対応の動画配信サービスとは、4K解像度(3840×2160ピクセル)の映像を配信しているサービスのことです。フルHD(1920×1080ピクセル)と比べて画素数が4倍多く、細かい部分までクリアに表示されます。大画面のテレビやプロジェクターで視聴する場合、4K映像ならではの美しさを実感しやすくなります。

ただし、4K配信には高速のインターネット環境が必要です。一般的に、4K動画をスムーズに再生するには最低でも20Mbps以上の通信速度が推奨されています。Wi-Fi環境や回線速度を事前に確認しておくと良いでしょう。

また、4K対応の動画配信サービスにはHDR(ハイダイナミックレンジ)対応のコンテンツも多くあります。HDR対応作品では、より自然な色彩やコントラストの表現が可能になり、映像のリアルさが増します。特に、Amazonプライム・ビデオやDisney+ではHDR10やDolby Visionに対応した作品が充実しています。

さらに、4K動画を視聴するためには対応デバイスが必要です。4K対応のテレビやモニター、ストリーミングデバイス(Fire TV Stick 4K、Apple TV 4Kなど)を用意することで、より高品質な映像を楽しめます。一部のスマートフォンやタブレットでも4K再生に対応しているモデルがありますが、大画面の方が4Kの凄さを体感しやすいでしょう。

このように、4K対応の動画配信サービスを利用すると、映画やドラマ、スポーツ中継などをより臨場感のある映像で楽しめます。視聴環境や料金プランを考慮しながら、自分に合ったサービスを選んでみてください。

4K対応の動画配信サービス6選

映像の鮮明さが段違いの4K画質。大画面テレビでの視聴レベルが格段に上がる高精細映像を楽しめる配信サービスが増えてきました。以下では4K画質に対応している人気の動画配信サービスから、おすすめの6つをご紹介します。

DMM TV

出典:DMM TV公式サイト
月額料金(税込)550円
作品数19万本以上
有料レンタル
無料期間14日間
画質SD・HD・UHD/4K
ダウンロード機能
同時視聴4台
支払方法クレジットカード、DMMポイント(無料配布分は不可)、キャリア決済(d払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い)、Amazonアプリ内決済

クリアな映像美と細部までこだわった4K画質で作品を楽しめるDMM TVは、映画やドラマ、アニメなど幅広いジャンルのコンテンツを取り揃えています。レンタル形式のものもありますが、一部作品は月額見放題プランにも含まれています。

高画質にこだわった映像は、大型テレビで見ると特にその魅力が際立ちます。また操作性にも優れており、初心者でも直感的に使いこなせるUIが好評です。スマホやタブレット、PCはもちろん、Fire TV Stick、Chromecastなどの機器にも対応しているため、様々な環境で高画質の動画が見られます。ダウンロード機能も備えており、外出先でもオフライン再生が可能です。

DMM TVならではの独占配信作品も多く、他では観られない作品に出会えるチャンスも。映像だけでなく音質にもこだわっており、臨場感あふれるサウンドと組み合わさることで、自宅にいながら映画館のような没入感を味わえます。無料トライアルもあるため、体験期間で高画質の映像視聴を試してみてはいかがでしょうか。

Hulu

出典:Hulu公式サイト
月額料金(税込)1,026円
作品数14万本以上
有料レンタル
無料期間なし
画質SD,HD,フルHD, 4K UHD / HDR
ダウンロード機能
同時視聴不可
支払方法クレジットカード、PayPay、キャリア決済、Google Play決済、PayPal、Huluチケット、iTunes Store決済、Amazonアプリ内決済 など

海外ドラマや映画、日本のオリジナルコンテンツなどを4K画質で楽しめるHuluは、FOXやNBCなどの人気作品をいち早く配信する強みがあります。月額料金定額で全作品見放題という分かりやすい料金体系で、追加料金の心配なく利用できる点が多くのユーザーから支持を集めています。

特に海外ドラマ好きにはおすすめのサービスで、人気シリーズの最新エピソードがUS放送からあまり変わりない時間差で配信されることも。4K対応作品は着実に増えており、細部の表現までくっきりと映し出します。

また、Huluはシンプルで使いやすく、好みのジャンルやお気に入りの作品を簡単に見つけられます。スマートフォン、タブレット、PC、スマートテレビなど、様々なデバイスに対応しており、場所を選ばず高画質コンテンツを楽しめます。

オリジナルコンテンツの制作にも力を入れており、独占配信の日本オリジナルドラマやバラエティ番組は他のサービスでは見られないコンテンツとなっています。ライブTV機能も備えており、一部のスポーツやニュース番組をリアルタイムで視聴することもできます。

Disney+

出典:Disney+公式サイト
\ドコモユーザーならドコモ経由申込で最大6か月分の割引!/
月額料金(税込)スタンダードプラン:1,140円
プレミアムプラン:1,520円
作品数16,000本以上
有料レンタル×
無料期間なし
画質SD,HD,フルHD,4K ※加えてドルビービジョンやIMAXなどのHDRも提供しています
ダウンロード機能
同時視聴スタンダードプラン:2台
プレミアムプラン:4台
支払方法クレジットカード、PayPal、ディズニープラス プリペイドカード、Apple App Store、Google Play Store、Amazon各アプリストア、d払い

ディズニー、マーベル、スター・ウォーズ、ピクサー、ナショナル ジオグラフィック、スターなど、世界的に愛されるブランドの作品を4Kでたっぷり楽しめるDisney+は、ファンの間で語られる名作から最新作まで幅広く網羅しています。

ディズニーのクラシック短編アニメーションからMCU最新作、スター・ウォーズシリーズの独占ドラマまで、家族全員で楽しめるコンテンツが揃っているのが特徴です。キャラクターや作品ごとにジャンル分けされており、お目当ての作品を直感的に見つけやすいデザインとなっています。

画質へのこだわりは強く、4K解像度に加えてHDR10やDolby Visionにも対応した作品が多数あり、色彩の豊かさや明暗の表現力が格段に上がっています。音響面でもDolby Atmosに対応しており、立体的なサウンドで作品世界に没入できます。

月額料金一律で、追加料金なしという明確料金体系も魅力のひとつ。最大4台の同時視聴が可能なため、家族それぞれが別々の作品を楽しめます。オリジナルコンテンツの制作にも積極的で、2024年に公開された「SHOGUN-将軍-」など世界中で話題となっています。

U-NEXT

出典:U-NEXT公式サイト
月額料金(税込)2,189円
作品数36万本以上
有料レンタル
無料期間31日間
画質SD,HD,フルHD,4K
ダウンロード機能
同時視聴4台
支払方法クレジットカード、キャリア決済、楽天ペイ、Amazon.co.jp、AppleID、GooglePlay、ギフトコード/U-NEXTカード(プリペイドカード)

国内最大級の作品数を誇るU-NEXTは、映画、ドラマ、アニメ、書籍など幅広いエンターテイメントを4K画質で楽しめる総合エンターテイメントサービスです。毎月もらえるポイントで新作レンタルや電子書籍購入ができる仕組みも人気の秘密です。

4K/HDR対応作品は常に拡充されており、映画作品では臨場感あふれる映像を楽しめます。1つのアカウントで最大4人までファミリーアカウントを作成でき、それぞれに視聴履歴や好みに合わせたおすすめ機能が働くため、家族みんなで利用できます。

スマートフォン、タブレット、PC、スマートテレビなど、あらゆるデバイスに対応しているのも魅力です。ダウンロード機能も充実しており、通信環境を気にせず高画質コンテンツを楽しめます。検索機能やおすすめの精度も高く、膨大なコンテンツの中から自分好みの作品を見つけやすい工夫がされています。

また、新作映画の配信スピードも速く、劇場公開からオンライン配信までの期間が短いのも特徴的。音声や字幕の切り替え機能も充実しており、オリジナル音声で楽しみたい方や字幕派、吹き替え派などにも対応しています。

Amazonプライム・ビデオ

出典:Amazonプライムビデオ公式サイト
月額料金(税込)600円※学生は300円
作品数非公開
有料レンタル
無料期間30日間※学生は6ヶ月間
画質SD・HD・FHD・UHD/4K
ダウンロード機能
同時視聴3台
支払方法クレジットカード、携帯決済、後払い(ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフト券(プリペイドカード)、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)

Amazonプライム会員特典の一つとして利用できるAmazonプライムビデオは、コストパフォーマンスに優れた4K対応動画配信サービスです。映画、ドラマ、アニメなどの豊富な見放題コンテンツに加え、追加料金で最新作もレンタル・購入できるハイブリッド形式を採用しています。特にオリジナル作品には力を入れており、莫大な費用で制作された独占コンテンツは4K/HDR画質で迫力満点です。

操作感はシンプルながら機能的で、視聴中の作品の続きをすぐに再開できる「続きを見る」機能など、便利機能も充実しています。Fire TV StickなどのAmazonデバイスとの相性が良く、音声検索なども活用できるため、スマホでなくても文字入力が早いです。

さらに、追加料金でチャンネル登録すれば、スターチャンネルやディスカバリーチャンネルなどの専門チャンネルのコンテンツも楽しめます。Amazonの買い物やプライムミュージック、プライム会員限定セールなど、様々な特典と合わせて利用できるため、トータルでみるとかなりお得なサービスとなっています。コスパを意識するならおすすめの動画視聴サービスです。

DAZN

出典:DAZN公式サイト
月額料金(税込)DAZN GLOBAL:980円
DAZN STANDARD:4,200円
※年間プランの月々払いは3,200円
作品数5年間10,000試合以上
有料レンタルなし
無料期間なし
画質SD,HD,フルHD
ダウンロード機能なし
同時視聴DAZN GLOBAL:1台
DAZN STANDARD:2台
支払方法クレジットカード、PayPal、Apple Pay、Google Pay、アプリ内課金、キャリア決済、PayPay、DAZNプリペイドカード、DAZNチケットなど

スポーツ専門の動画配信サービスDAZNは、4K画質でのライブ配信と見逃し配信で、スポーツファンにもおすすめできる臨場感を得られます。サッカーのJリーグやセリエA、ラ・リーガなどの主要リーグに加え、MLB(メジャーリーグ)、F1、ボクシング、モータースポーツなど、多くのスポーツコンテンツをカバーしています。

4K画質対応の試合では、選手の表情や観客の熱気までもが伝わり、まるでスタジアムにいるような臨場感が味わえます。複数の試合が同時進行する場合も、マルチビュー機能で最大4試合を同時に視聴できます。試合のハイライトやダイジェスト、専門家による分析番組なども充実しており、試合中継以外も見られます。

月額定額制で追加料金なしというシンプルな料金体系も魅力的。スマートフォン、タブレット、PC、スマートテレビなど様々なデバイスに対応しており、外出先でもスポーツ観戦が楽しめます。また、見たい試合を見逃してしまった場合でも、見逃し配信やハイライト動画をいつでも視聴可能。リアルタイムでのスコア表示なども確認できるため、データ分析好きなスポーツファンにも満足度の高いサービスとなっています。

4K動画を楽しむための環境設定

4K動画の魅力を引き出すには、いくつか条件があります。高い映像美を堪能するためには、対応デバイスの準備から通信環境、音響設定まで総合的に整える必要があります。せっかくの4K画質も、環境が整っていなければその良さを十分に体感できません。
ここでは、4K映像を最適な状態で楽しむための準備について詳しく解説します。

4K対応デバイスの確認

4K動画を視聴するには、当然ながら4K表示に対応したデバイスが必要となります。

まず確認したいのはテレビです。4Kテレビは現在広く普及していますが、お使いのテレビが4K対応かどうかを確認しましょう。テレビのスペック表示に「4K」「UHD」「Ultra HD」「3840×2160」などの表記があれば対応しています。また、購入時期が2015年以降のモデルであれば、高価格帯のテレビなら4K対応の可能性が高いです。

テレビ以外にも、4K対応のモニターやノートパソコン、タブレット、スマートフォンなども確認しておきましょう。最新のハイエンドスマートフォンやタブレットは4K表示に対応しているものも多いですが、小さな画面では4Kの細かな違いを感じ取りにくいこともあります。

デバイス本体だけでなく、HDMI端子などの接続部分もチェックしておきましょう。4K信号を伝送するには、HDMI 2.0以上の規格に対応している必要があります。古いHDMIケーブルだと正しく表示されないこともあるため、「ハイスピードHDMI」や「プレミアムハイスピードHDMI」と表記されたケーブルを使うといいでしょう。

再生機器としては、Apple TV 4K、Fire TV Stick 4K、Chromecast with Google TV 4Kなどのメディアストリーミングデバイスが人気です。これらの機器を通せば、各種動画配信サービスの4Kコンテンツを視聴できます。一部のゲーム機(PlayStation 5やXbox Series Xなど)も4K動画再生に対応しています。

また、4K対応デバイスであっても設定が必要な場合があります。テレビの画質設定で「4K」や「UHD」モードが有効になっているか確認し、映像出力設定で適切な解像度が選ばれているかチェックしましょう。

4Kと一緒に語られることが多いHDR(High Dynamic Range)は、明暗の差や色彩表現を豊かにする技術で、HDR10、Dolby Vision、HLGなど複数の規格があります。しかし、こちらもデバイスとコンテンツの両方が同じHDR規格に対応している必要があります。

テレビの設置環境も映像美を左右します。照明が明るすぎたり、直射日光が当たったりする場所では、せっかくの4K画質やHDRの効果が半減します。やや暗めの環境で視聴するのがおすすめです。視聴距離も重要で、一般的に画面サイズの1.5倍程度の距離が最適とされています。

また、忘れてはならないのがソフトウェアのアップデートです。テレビやストリーミングデバイスのファームウェアやアプリは定期的にアップデートされており、4K対応や性能向上のためにしておくと良いでしょう。設定メニューからアップデートを確認し、常に最新の状態を保つようにしましょう。

高速インターネット環境の準備

4K動画をスムーズに視聴するためには、高速で安定したインターネット環境が必須です。4K動画のストリーミングは通常の画質と比べてデータ量が格段に多いため、回線速度が遅いと読み込みに時間がかかったり、再生中に止まったりする原因になるからです。

まず重要なのは回線速度です。各動画配信サービスが推奨する4K視聴の最低速度は異なりますが、一般的には下り速度で20Mbps以上あれば安定して視聴できるとされています。より快適に視聴するなら、50Mbps以上あると安心です。複数のデバイスで同時に動画視聴やネット利用をする家庭では、さらに高速な回線を選んでおくと安心でしょう。

回線タイプとしては、光回線が最も安定しています。次いでケーブルテレビ回線、そして昨今急速に普及している5G回線も選択肢となります。ADSL回線や4G回線では4K動画の視聴は厳しい場合が多いです。

契約している回線の速度を確認するには、「Speedtest」などのウェブサービスを利用してみてください。実測値が契約上の速度より大幅に下回っている場合は、プロバイダに相談するか、契約の見直しを検討しましょう。

Wi-Fi環境も要チェックです。いくら高速な回線を引いていても、Wi-Fiルーターの性能が低かったり、設置場所が悪かったりすると、実際に手元のデバイスで使える速度は大きく下がります。IEEE 802.11ac(Wi-Fi 5)以上、できれば最新のIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)対応のルーターを使用することをおすすめします。

ルーターの設置場所も考慮しましょう。テレビやストリーミングデバイスからなるべく近く、障害物が少ない場所が理想です。テレビから遠い場所にルーターがある場合は、中継器やメッシュWi-Fiシステムの導入も検討しましょう。

また、Wi-Fiが混み合っていると速度低下の原因になります。マンションなど集合住宅では、隣接する部屋のWi-Fiと電波が干渉することがあります。ルーターの設定画面からあまり使われていないチャンネルに変更するか、5GHz帯の利用を検討してください。

可能であれば、4K視聴用のデバイスは有線LANで接続するのがベストです。多くのテレビやストリーミングデバイスには有線LAN端子が搭載されています。Wi-Fiよりも安定した接続が期待できるため、よく4K動画を視聴する方には特におすすめです。

通信プランは、モバイル回線を利用する場合、データ容量の制限がないか確認しましょう。4K動画は1時間あたり7〜10GBほどのデータを消費するため、容量制限があるプランでは短時間で上限に達してしまう恐れがあります。

最後に、他の家族の利用状況も考慮してください。同一回線で複数の端末が大容量データを送受信していると、全体の速度が低下します。4K作品を視聴する際には他の家族に協力してもらい、一時的に大容量データの送受信を控えてもらうといいでしょう。

音質の設定をチェック

4K映像の美しさを十分に堪能するには、それに見合った音響環境も整えましょう。せっかくの高画質映像も、音質が低いと没入感が半減してしまいます。動画配信サービスの多くは、4K映像と合わせて高音質オーディオにも対応しているため、設定と環境を整えて臨場感あふれるサウンドを楽しみましょう。

まず確認したいのは、視聴デバイスの音声出力設定です。テレビやメディアプレーヤーの設定メニューから、音声出力形式を確認してください。多くの4Kコンテンツはドルビーデジタルプラスやドルビーアトモス、DTSなどの高音質フォーマットに対応しています。対応しているのであれば、これらの設定を有効にしましょう。

次に音響機器の検討です。テレビ内蔵のスピーカーでも問題はありませんが、薄型テレビの内蔵スピーカーは物理的な制約から高音質にするのが難しいという側面があります。より良い音質を求めるなら、外部スピーカーの導入を検討しましょう。

一番手軽なのはサウンドバーです。テレビの前や下に置くだけで、手軽に音質を上げられます。中級以上のモデルならサブウーファーとのセットになっているものもあり、低音の迫力が大幅に上がります。設置スペースが限られている場合には特におすすめです。

より本格的な音響体験を求めるなら、AVアンプとスピーカーを組み合わせたホームシアターシステムが良いでしょう。5.1chや7.1chのスピーカー配置により、映画館のような立体音響を自宅で再現できます。ドルビーアトモス対応のシステムなら、天井からの音も表現できる3D音響でより没入感があります。

音響機器と視聴デバイスの接続方法もチェックしておきましょう。HDMIケーブルでの接続が一般的ですが、その際はARC(Audio Return Channel)やeARC(Enhanced Audio Return Channel)機能に対応しているか確認しましょう。これらの機能があれば、テレビで受信した音声を高品質のままスピーカーやアンプに送れます。

配信サービス側の設定も忘れずに。多くの動画配信アプリには、音質に関する設定があります。「高音質」や「ドルビーオーディオ」などのオプションがあれば有効にしておきましょう。ただし、通信環境が不安定な場合は、高音質設定により映像が止まりやすくなることもあるため注意が必要です。

契約プランの確認

4K動画を十分に楽しむためには、利用する動画配信サービスの契約プランが4K視聴に対応しているか確認しておきましょう。一部サービスでは、4K視聴に対応したプランと、そうでないプランを分けていることがあります。契約内容をしっかり確認して、高画質映像を余すところなく堪能しましょう。

各サービスの料金プランを見てみると、基本プランでは標準画質やHD画質(1080p)までの視聴に限定され、4K/UHD画質を視聴するには上位プランへの加入が必要なケースもあります。

プランを選ぶ際には、4K対応しているかどうかだけでなく、他の特典も考慮しましょう。上位プランになると、同時視聴ができるデバイス数が増えたり、ダウンロード機能が利用できたりするケースが多いです。家族で共有して使う場合は、これらの付加価値も重要な判断材料になります。

契約時に見落としがちなのが、4K対応作品の数です。サービスによっては、4K対応をうたっていても、実際に4K視聴できる作品数が限られている場合があります。公式サイトやヘルプページで4K作品のラインナップを確認するか、無料トライアル期間中に自分が見たい作品が4Kで視聴できるか確かめるといいでしょう。

また、プラン変更のタイミングや方法も確認しておくと安心です。多くのサービスでは月単位での契約となるため、プラン変更は次の請求サイクルから適用されるケースが一般的です。特別な映画やドラマシリーズを4Kで視聴したい月だけ上位プランに切り替え、普段は標準プランで利用するという使い方もできます。

解約条件や解約方法も事前に確認しておくと良いでしょう。自動更新される契約が多いため、使わなくなったサービスが気づかないうちに課金され続けるということがないように注意してください。解約手続きが複雑なサービスもあるため、手順を把握しておくと安心です。

定期的に行われるキャンペーンや割引情報をチェックする習慣をつけると、お得に利用できる機会が増えます。年末年始や大型連休前には特別キャンペーンを実施するサービスも多いので、SNSや公式サイトをこまめにチェックしましょう。

4K動画視聴の注意点

4Kの美しい映像は魅力的ですが、利用する上ではいくつか注意点があります。データ通信量の大幅な増加、対応作品数の制限、高額プランの問題など、事前に知っておくべきものもあります。ストレスなく4K映像を楽しむためにも、以下の点に注意して利用することをおすすめします。

データ通信量の消費が大きい

4K動画の最大の魅力は圧倒的な高精細映像ですが、その代償として膨大なデータ通信量を消費します。標準画質やHD画質の動画と比較すると、データ使用量は数倍から10倍近くになることもあるため、通信環境や契約プランによっては思わぬトラブルを招くこともあります。

具体的な数字で見てみると、4K動画のストリーミングは平均して1時間あたり7GB〜10GBのデータを消費します。これに対し、HD画質では1時間あたり1.5GB〜3GB、標準画質なら0.5GB〜1GB程度と言われています。例えば、2時間の映画を4Kで視聴すると、15GB以上のデータを使用することになります。

この大量のデータ消費が問題になるのは、モバイル回線での視聴時です。一般的なスマートフォンの通信プランには月間のデータ容量制限があり、4K動画を数時間視聴しただけで上限に達してしまう恐れがあります。容量制限を超えると通信速度が制限されたり、追加料金が発生したりするため、モバイル回線での4K視聴は基本的にはおすすめできません。

家庭のWi-Fi環境でも注意が必要です。光回線などの固定回線でも、一部のプランには月間データ量の上限が設定されている場合があります。「ギガ放題」などをうたっていない古いプランや低価格プランでは、契約内容を確認する必要があります。

対策としては、まず視聴する環境に応じて画質を調整しましょう。多くの配信サービスでは、アプリやウェブサイトの設定から画質を手動で選択できるようになっています。外出先や通信量が気になる場合は、必要に応じてHDやSD画質に落とすといいでしょう。

また、あらかじめダウンロード機能を利用するのもおすすめの方法です。Wi-Fi環境下で事前に作品をダウンロードしておけば、通信量を気にせず視聴できます。ただし、ダウンロード時も同様にデータを消費するため、Wi-Fi環境で行うのが基本です。さらに、ダウンロード時の画質設定にも注意しましょう。多くのサービスでは、ダウンロード時の画質も選べるようになっています。

家族で共有している回線の場合、複数人が同時に大容量データの送受信を行うと、全体の速度が低下する恐れがあります。好きな作品を4Kで視聴する際には、家族内で使用状況を調整するといいでしょう。

通信事業者側の「ギガ不安ゼロ」などのオプションサービスを利用するのも一つの手です。追加料金がかかる場合もありますが、データ消費を気にせず利用できる安心感は大きいでしょう。

定期的に自分のデータ使用量をチェックする習慣をつけることも大切です。通信事業者は、アプリやウェブサイトでデータ使用量を確認できるサービスを提供しています。月末にかけては注意して確認し、必要に応じて画質を調整するといいでしょう。

4K対応作品が限られていることがある

4K対応をうたう動画配信サービスも増えていますが、実際にはすべての作品が4Kで視聴できるわけではありません。サービスによっては、4K対応作品が思ったより少なく、期待通りでないこともあります。

一般的に、4K対応作品は以下のようなカテゴリに多い傾向があります。
まず、最新の映画やドラマは4K対応していることが多いです。2018年以降に制作された作品は、撮影自体が4K以上の解像度で行われていることも多く、配信も4K対応しやすいです。また、配信サービス独自のオリジナルコンテンツは4K対応率が高い傾向にあります。Amazonオリジナル、Disney+オリジナルなどは、配信サービスの看板となる作品なので、高画質で提供されることが多いです。

一方で、4K対応が少ない傾向にあるのは、古い映画やドラマ、アニメなどです。2000年代前半以前の作品は、そもそも制作時の解像度が低いため、4Kにアップコンバートしても今の4Kには及ばないのです。また、日本の地上波ドラマやバラエティは4K対応が遅れている傾向があります。

配信サービス側でも、4K対応作品を分かりやすく表示する工夫がされています。多くのサービスでは、作品のサムネイルや詳細ページに「4K」「UHD」などのアイコンが表示されます。また、専用の「4K作品」カテゴリを設けているサービスもあるので、そこから探すと良いでしょう。

ただし、4K対応作品とそうでない作品が混在して表示されることもあります。せっかく高画質で見たいと思っていた作品が実はHD画質までしか対応していなかった、ということも少なくありません。視聴前に必ず詳細ページで確認することをおすすめします。

また、同じ作品でもエピソードによって対応状況が異なるケースもあります。例えばシリーズの古いシーズンは通常画質で、新しいシーズンだけ4K対応しているといったパターンです。シリーズものを視聴する際は、シーズンごとに確認が必要かもしれません。

対策としては、まず無料トライアル期間を活用して、自分が見たい作品が実際に4Kで視聴できるか確かめることをおすすめします。多くのサービスでは1週間〜1ヶ月の無料期間があるので、その間に確認するといいでしょう。

将来的には4K対応作品は増加していく見込みですが、すべての作品が4K化されるわけではありません。古い作品やニッチな作品は、需要とコストの関係で4K化が見送られることもあるでしょう。自分の好みのジャンルや時代の作品が4K対応しやすいかどうかを考慮して、サービス選びをすることがポイントです。

視聴プランが高額プランになる場合がある

4K画質の美しさを堪能するためには、動画配信サービスの料金が高いプランに加入する必要がある場合もあります。この追加コストが意外と馬鹿にならず、複数のサービスを利用している人にとっては月々の出費がかさんでしまうことも。料金プランの内容をしっかり理解し、自分のニーズに合った選択をすることが大切です。

各サービスの料金体系を見てみると、基本プランと4K対応プランの間には一般的に月額500円〜1,000円程度の差があります。一見すると大きな差ではないように思えますが、年間で考えると6,000円~12,000円の違いになります。

ただし、上位プランのメリットは4K対応だけではないことも念頭に置いておくべきです。例えば、同時視聴可能なデバイス数が増える、ダウンロード可能な端末数が増える、音声や字幕のオプションが増えるなど、付加的な特典も含まれていることが多いです。これらのメリットも含めて費用対効果を判断するといいでしょう。

対策としては、まず自分にとって4Kが本当に必要かを見極めることが大切です。画面サイズが小さい端末で視聴する場合や、インターネット環境があまり良くない場合は、4K画質のメリットを十分に感じられないかもしれません。そのような状況では、標準プランで十分と言えるでしょう。

また、視聴する作品のジャンルによっても4Kの必要性は変わってきます。自然ドキュメンタリーや大作映画など、映像美が重要な作品を視聴する人にとっては4Kの価値は大きいでしょう。一方、アニメーションやトーク番組中心の方は、それほど4Kにこだわる必要がないかもしれません。

複数のサービスを使い分ける方法もあります。例えば、映像美を楽しみたい作品が多いサービスだけ上位プランを選び、その他は標準プランにするといった方法です。または、特定の期間だけ上位プランにアップグレードする方法もあります。大作映画や話題のドラマシリーズを視聴する月だけ4K対応プランに切り替え、それ以外の月は標準プランに戻すという使い方もコスパが良いです。

家族や友人とアカウントを共有するという選択肢もあります。多くのサービスでは、上位プランほど同時視聴可能なデバイス数が増えるため、複数人でコストを分担することで一人あたりの負担を減らせます。ただし、サービスの利用規約を確認し、許可されている範囲内で利用してください。

まとめ

4K動画配信サービスは、圧倒的な映像美によって家庭でも映画館さながらの没入感があります。

各サービスには特色があり、DMM TVの幅広いラインナップ、Huluの海外ドラマの強さ、Disney+のファミリー向けコンテンツ、U-NEXTの圧倒的作品数、Amazonプライムのコストパフォーマンス、DAZNのスポーツ専門性など、自分の好みに合わせて選べます。

ただし、十分に楽しむには、デバイスが4Kに対応しているか確認しなければいけません。事前にチェックして、好きな作品を心ゆくまで楽しみましょう。

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