最近では、電子書籍ストアを活用して絵本を手軽に楽しむ家庭が増えています。
しかし、「どのストアが良いのか」「どんな基準で選べばいいのか」と悩む方も多いはずです。
この記事では、絵本が読めるおすすめの電子書籍ストア10選を紹介し、その選び方やメリット・デメリットを詳しく解説します。この記事を読むことで、あなたの家庭にぴったりのストアを見つけられるでしょう。
おすすめの電子書籍サービスをお探しの方や、おすすめの漫画サイトをお探しの方も、ぜひ参考にしてください。
※記事内容は2024年12月23日時点のものとなります。値段やキャンペーンなどは閲覧日により変更されている場合があるため、公式サイトをご確認ください。
絵本が読めるおすすめの電子書籍ストア10選
では、電子書籍ストアの中でも、絵本が読めるストアをご紹介していきます。
子どもが喜ぶ絵本がどれくらいあるのか、どんなシステムになっているのかなど、比較してみてください。
絵本ナビ
料金 | 絵本ナビプレミアム 月払い:1,480円 年払い:14,800円 |
読める作品 | ウォーリーを探せ!シリーズ パンどろぼうシリーズ ぐりとぐらシリーズ ノンタンシリーズ 11ぴきのねこシリーズ |
「絵本ナビ」は絵本に特化した日本有数の情報サイトで、約3万冊の絵本を紹介しています。年齢別やテーマ別で検索できるため、親子で探しやすい点が特徴です。
無料の会員登録を行うと、2,000冊以上の絵本を全ページ試し読みする機能が使えます。ただし、月ごとの上限は3冊です。さらに、有料会員プラン「絵本ナビプレミアムサービス」では、絵本読み放題、絵本ムービーの視聴が無制限、広告非表示の3つの機能が使えます。
絵本ナビは、自分用ではなく主にお子さん向けの絵本を探す親御さんに最適です。また、購入前に試し読みができるので、子どもが本当に気に入る作品を見つけられます。絵本の購入に迷っている方や、家庭で子どもと一緒に新しい作品を試したい方におすすめです。
BookLive!(ブックライブ)
料金 | 1冊ずつ購入 |
読める作品 | 劇場版 名探偵コナン 魔法の庭ものがたり こんなにおもしろい日本の神話 黒魔女さんが通る!! それいけズッコケ三人組 |
「BookLive!(ブックライブ)」は、絵本だけでなく小説、マンガ、実用書など幅広いジャンルを網羅する電子書籍ストアです。絵本の取扱数も4,000冊以上あり、ディズニー関連の絵本も豊富に揃っています。
新規会員登録者には初回70%OFFクーポンが配布され、気軽に始められる点が人気です。また、期間限定の割引キャンペーンやポイント還元も頻繁に実施されており、コストパフォーマンスの高いサービスとなっています。特にお得なのは、対象作品の続巻購入に使える割引クーポンと、無料配信中の絵本です。
BookLive!は親子向けだけでなく、幅広い世代の読者をターゲットにしています。そのため、子ども用の絵本を購入するだけでなく、親が一緒に楽しめる作品も多く取り扱われています。
スマートフォンやタブレットに対応したアプリが使いやすく、外出先でも簡単に絵本を読めます。家族全員が電子書籍を楽しみたい場合におすすめです。
ebookjapan
料金 | 1冊ずつ購入 |
読める作品 | 忍たま乱太郎シリーズ まんまるしっぽのクロ ディズニープリンセス きらきらおしゃれ あいうえお プリキュアシリーズ 100万回生きた猫 |
ebookjapanはYahoo!が運営する電子書籍サービスであり、特にマンガの取り扱いが豊富で知られていますが、絵本も3,000作品以上が配信されています。
このサービスの魅力は、何と言っても「PayPayでの高還元」が挙げられます。PayPayを使って電子書籍を購入すると、通常よりも高いポイント還元率が適用され、実質的に割引を受けられるのです。
さらに、ebookjapanではクーポンやキャンペーンが頻繁に実施されており、これらを活用してさらにお得に電子書籍を購入できます。初回ログイン時に70%オフのクーポンがもらえるキャンペーンや、定期的に行われる「コミックウィークエンド」では、PayPayポイントの還元率が高くなる特典もあるので、絵本を購入する際に合わせて利用することで、さらなるお得感を得られます。
楽天Kobo
料金 | 1冊ずつ購入 |
読める作品 | ハリーポッターシリーズ マザー・グースシリーズ もちつき ぺったんこ ようかいでんしゃ 手ぶくろをかいに |
楽天Koboは、日本国内でも広く利用されている電子書籍ストアのひとつです。楽天Koboの特徴として、初めての利用者向けにポイント還元やクーポンの配布が行われる点が挙げられます。
例えば、初回購入時に1000ポイントがプレゼントされるキャンペーンや、エントリーをすることで70倍ポイントが付与されることもあり、お得に購入できるチャンスが多いです。
楽天Koboでは絵本のラインナップが豊富で、特に「日本の昔ばなし」といったシリーズはカラーで美しく仕上げられており、視覚的にも楽しめる絵本が揃っています。定期的に更新される無料作品や、毎週無料本が更新されるサービスもあるので、常に新しい絵本を見つけられるでしょう。
また、楽天ポイントを使用しての購入が可能で、さらに他の楽天サービスと連携して使うことができるため、ポイントを貯めてお得に購入できます。
さらに、Koboのアプリを利用することでスマートフォンやタブレットで直接絵本を読むことができ、オフライン機能も搭載されています。絵本のフォントやレイアウトも調整可能で、視覚的な快適さを重視している利用者にもおすすめです。
honto
料金 | 1冊ずつ購入 |
読める作品 | ピーターラビット 星のカービィ 絵本 すみっこぐらしシリーズ 絵本 はたらく細胞シリーズ 絵本 窓ぎわのトットちゃん 1・2巻セット |
hontoは、電子書籍派に高く評価されている使いやすいサービスです。絵本に関しては、6,000冊以上の作品が取り揃えられており、親子で楽しめる絵本が多くあります。紙の書籍と電子書籍を一緒に購入できるハイブリッドなサービスである点も魅力です。
初心者に優しい点は、特典としてもらえる各種クーポンです。hontoでは、クーポンを使用して書籍を購入できるのでお得感があります。キャンペーンは定期的に行われており、ジャンルや出版社によって異なる割引があります。
購入後、hontoでは「My本棚」というオンラインのライブラリを活用してブラウザビューアで直接読んだり、「hontoビューアアプリ」を使ってオフラインでも読書を楽しめます。外出先でもデバイスにインストールしたアプリを使えば、ストレージを気にすることなく絵本を楽しめます。
また、hontoではポイントシステムが導入されており、購入時にポイントを使用したり、購入後にポイントを貯めて次回の買い物に利用できます。
BOOK☆WALKER(ブックウォーカー)
料金 | 読み放題MAXコース 月払い:1,100円 |
読める作品 | たたかいの人 よるのどうぶつえん ディズニーゴールド絵本シリーズ 角川アニメ絵本シリーズ 吉田絃二郎 絵本シリーズ |
BOOK☆WALKERは、KADOKAWAグループが運営している電子書籍ストアです。このストアの特徴は、特にライトノベル(ラノベ)のラインアップが豊富なことです。大手出版社であるKADOKAWAが出版している作品を中心に、ラノベファンにとっては非常に魅力的な選択肢が揃っています。さらに、文学やマンガに加え、絵本のジャンルにも力を入れており、幅広い読者層に対応しています。
BOOK☆WALKERのユニークな点は、月額プランを提供しているところです。月額836円(税込)を支払うことで、1万冊以上のライトノベルや文庫本を読み放題で楽しめるのです。さらに、この月額料金で漫画も同様に読み放題になるため、ラノベとマンガを合わせて楽しみたい読者にとっては非常にお得です。
また、BOOK☆WALKERでは、購入金額に応じて会員ランクが決まるシステムが導入されています。ランクごとに還元されるコインの率が異なり、最大で18%もの高い還元率となっています。
さらに、新規会員登録を行うと、初回購入金額の50%分をコインで還元するキャンペーンが実施されており、この還元には金額上限がありません。こうしたキャンペーンや高い還元率を上手に活用することで、より安く絵本をゲットできるでしょう。
dブック
料金 | 1冊ずつ購入 |
読める作品 | ドラえもん学びワールドシリーズ はじめての世界名作えほんシリーズ 名探偵コナン歴史まんがシリーズ グリム童話 ブレーメンのおんがくたい 森のささやきの標本室 |
dブックはNTTドコモが提供する電子書籍ストアです。さまざまな電子書籍が取り揃えられており、絵本は子どもたちに人気のキャラクターものから、教育的な内容を含んだ本まで幅広いジャンルがあります。
dポイントを利用して書籍を購入できるため、ドコモユーザーには便利でお得なサービスといえるでしょう。コミックやライトノベルだけでなく、実用書や雑誌、ビジネス書、さらには絵本も豊富に取り扱っており、幅広いニーズに対応しています。
このストアの特徴的なサービスは、クーポンやポイント還元が頻繁に行われる点です。新規ユーザーは、初回購入時に使える50%OFFクーポンがもらえ、さらに2回目以降には80%OFFクーポンがもらえる特典もあります。
また、dブックでは「dカード」を使って支払いを行うことで1%のdポイントが還元されるほか、dカードユーザーの場合、最大で2%の還元を受けられます。日常的にdカードを利用しているユーザーにとっては非常にお得です。
U-NEXT
料金 | 月額2,189円 |
読める作品 | はらぺこあおむし アンパンマンシリーズ おさかなちゃんシリーズ セサミストリートシリーズ ドラゴンドリルシリーズ |
U-NEXTは、映画やテレビ番組のストリーミングサービスで広く知られていますが、実は電子書籍も充実しています。「キッズ読み放題」というサービスもあり、月額会員であれば追加料金なしで2,300冊以上の児童書や絵本を楽しめます。
U-NEXTは、単なるエンタメサービスにとどまらず、教育的な要素も取り入れています。「学べるU-NEXT」として、教育団体とのパートナーシップを通じて、子どもたちに有益なコンテンツを提供しています。
例えば、学びの要素が含まれる絵本や読み物も多く、親が安心して子どもに見せられるコンテンツが豊富です。また、動画もキッズ向けのコンテンツが用意されており、直感的に作品を選べるよう、子ども向けの「キャラクターアイコン」などの新しい機能も導入しています。このように、子どもたちの視点に立った工夫がされており、使いやすさも大きな特徴です。
U-NEXTのサービスを利用するには月額会員になる必要がありますが、月額費用で映画、ドラマ、アニメ、そして書籍まで、非常に多くのコンテンツにアクセスできるため、コストパフォーマンスが良いです。
コミックシーモア
料金 | 月払い コミックシーモア300:330円 コミックシーモア500:550円 コミックシーモア1000:1,100円 コミックシーモア2000:2,200円 コミックシーモア3000:3,300円 コミックシーモア5000:5,500円 コミックシーモア10000:11,000円 |
読める作品 | あいうえおのえほん うごきのわかるえほん もったいないばあさんが くるよ! どうぶつどこ? なまえをつけてね |
「コミックシーモア」はその名の通りマンガが主力ですが、絵本の取り扱いも充実しています。運営元がNTTグループのため、信頼性と安定したサービスが期待できます。
コミックシーモアは利用目的に応じて、購入型サービス(1冊ごとの購入)、レンタル型サービス(2泊3日など短期間の利用)、読み放題プラン(月額制で対象作品が読み放題)など、プランが選べます。ただし、絵本に関しては読み放題やレンタルでの取り扱いは少なく、購入型を選ぶのが最適です。
コミックシーモアでは新規登録者に70%OFFクーポンが提供され、さらに条件を満たせば最大20,000ポイントのプレゼントがもらえます。一括購入やお得なセット販売もあるため、絵本を中心とした読書を気軽にスタートできます。
DMMブックス
料金 | 1冊ずつ購入 |
読める作品 | あめだまをたべたライオン おかしのまちのおかしなはなし しましまどろぼう ぼくトマトまん おしゃれなひつじのメリーさん |
DMMブックスは、ゲームや動画配信で有名なDMMが運営している電子書籍販売サービスです。漫画やライトノベルの取り扱いが豊富ですが、絵本のジャンルも充実しています。
DMMブックスの特筆すべき点は、初回利用時に配布される90%OFFのクーポンです。このクーポンは絵本を含むほぼ全ての作品に利用でき、最大2,000円の割引が適用されるため、非常にお得です。また、DMMブックスでは定期的に行われるセールやキャンペーンがあり、絵本を割引価格で購入できる機会が多いです。
さらに、DMMブックスでは絵本やキャラクターの電子書籍を4,000冊以上取り扱っています。DMMブックス専用のアプリを使用することで、スマートフォンやタブレットでの閲覧もスムーズで、オフラインでも楽しめる機能が充実しています。
電子書籍で絵本を読むメリット
ここからは、電子書籍で絵本を読むメリットをご紹介しましょう。
電子書籍で絵本を読むことでスペースを節約できる点や、外出先での利用、汚れや破損の心配がない点など、多くの利点が挙げられます。以下で詳しく見ていきましょう。
スペースを取らない
絵本はその大きさや分量のため、家庭内で保管場所に困ることがあります。家に子どもが複数いる場合、収納スペースの確保は大きな課題です。しかし、電子書籍ならばその問題は解消できます。
一台のタブレットやスマートフォンがあれば、何冊もの絵本をデジタル形式で持ち歩くことが可能です。本棚を埋め尽くすこともなく、いつでも手軽に好きな作品を選んで読むことができます。また、電子書籍は必要に応じてクラウドに保存できるため、端末の容量がいっぱいになる心配も少なく、場所を取らずに済みます。
さらに、電子書籍は紙の本とは違い、整理整頓の手間もかかりません。紙の本は読んだ後に本棚に戻したり、重ねて収納したりする必要がありますが、電子書籍ではその手間が省けます。また、部屋を掃除する際に本をどけたり戻したりする煩わしさもなく、生活空間がすっきりと保たれます。このように、スペースの節約は電子書籍ならではの大きな利点と言えます。
外出先でも気軽に読める
外出先で絵本を読みたいと思っても、紙の絵本では持ち運びが不便です。特に、大型の絵本や厚みのあるものはバッグに入れるだけで重くなり、かさばります。しかし、電子書籍ならばその心配は無用です。スマートフォンやタブレットさえあれば、何十冊もの絵本を一緒に持ち歩くことができます。
例えば、旅行中や待ち時間に子どもが退屈しないようにするために、あらかじめ端末に好きな絵本をダウンロードしておけば、いつでもどこでも簡単に読み聞かせができます。電車やバスの中、公園やカフェなど、どんな場所でも気軽に絵本を楽しめるため、忙しい親にとっては助かるでしょう。
さらに、電子書籍アプリはページを素早くめくる機能や、検索機能が充実しているため、紙の本以上に便利な場合もあります。特定のページや絵をすぐに見せたい時にも簡単に操作できる点は、外出先での利用において大きな魅力です。
破る、汚すなどの心配がない
小さな子どもが絵本を扱う際、どうしても破ったり汚したりするリスクがあります。紙の絵本は大切に扱わないと、すぐにページが破れてしまったり、落ちない汚れがついてしまうこともあります。しかし、電子書籍ならばそのような心配がいりません。画面上で見る絵本は物理的に破損することがなく、いつでも綺麗な状態で楽しめます。
食事中やお絵描きの合間に絵本を読み聞かせたい場合、紙の本だと誤って食べ物や飲み物をこぼしてしまうことがありますが、電子書籍ではそのリスクが減ります。耐久性の高いタブレットケースや防水機能のある端末を使えば、さらに安心して利用できます。
また、兄弟姉妹で同じ絵本を共有する場合でも、紙の絵本と違い、電子書籍は劣化の心配がありません。同じ絵本を何度も読み返しても、デジタル形式のため状態が変わることはなく、いつでも鮮やかなイラストや文字を楽しめます。このように、電子書籍は汚れや破損の心配なく、子どもと一緒に安心して読める選択肢となっています。
試し読みができる
絵本を購入する際、内容が気に入るかどうか事前に確認したいと思うことがよくあるのではないでしょうか。紙の本では書店で試し読みができる場合もありますが、すべての本が対象とは限りません。一方、電子書籍では試し読みができることが一般的で、購入前に数ページから数十ページの内容を確認できます。
例えば、絵の雰囲気や文章のリズムが自分や子どもに合うかどうか、気軽にチェックできます。また、複数の絵本を比較しながら選ぶ際にも、電子書籍なら効率的です。
オンライン書店のプラットフォームでは、レビューやおすすめ機能と組み合わせて利用することで、子どもにぴったりの絵本を見つけられます。子どもが興味を示した本を実際に試し読みしてから購入できるため、満足度も高くなるでしょう。
電子書籍で絵本を読むデメリット
電子書籍で絵本を読むことには多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットもあります。
デジタル形式ならではの問題や、紙の絵本にしかない魅力を失う点が挙げられます。
目に負担がかかる
電子書籍を読む際、画面を長時間見ることによる目の疲れが心配になる方もいるのではないでしょうか。子どもがタブレットやスマートフォンの画面を凝視する時間が増えると、視力に影響を与える可能性も指摘されています。画面から発せられるブルーライトが目に負担をかけ、疲れ目や頭痛を引き起こすこともあります。
さらに、紙の絵本と違い、電子書籍は画面の明るさやコントラストが調節できるものの、環境によっては反射や眩しさが気になる場合があります。例えば、屋外で読もうとすると、太陽光の反射で画面が見えにくくなることがあります。これらの点を考慮すると、電子書籍を使う際には休憩時間を設けたり、ブルーライトを軽減するフィルターを利用したりした方がよいでしょう。
紙の絵本の質感がない
紙の絵本には独特の手触りや香りがあり、それ自体が一つの楽しみとなっています。ページをめくる感覚や、紙の質感を感じながら読む体験は、電子書籍では再現できません。子どもの五感の成長を考えるなら、電子書籍では物足りなさを感じることがあります。
また、紙の絵本には立体的な仕掛け絵本や、触って楽しめる素材を使ったものなどいろいろな種類がありますが、電子書籍ではそのような物理的な要素を楽しむことはできません。
配信対象作品が限られる
電子書籍として配信されている絵本の種類は、紙の絵本と比べてまだ限られています。特に、新刊や人気作品がすべて電子書籍化されているわけではなく、紙の本でしか手に入らない作品も多くあります。このため、特定の絵本を読みたいと思った場合でも、電子書籍では見つからないことがあります。
さらに、電子書籍プラットフォームによっては配信される作品が異なるため、利用するサービスによって読める絵本が制限される場合があります。この点は紙の本と異なり、選択肢が狭まる一因となっています。
絵本が読める電子書籍ストアの選び方
絵本を電子書籍ストアで選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえることが大切です。
取り扱い作品数・ジャンル
まず重要なのは、そのストアが取り扱う作品数とジャンルの豊富さです。絵本は子どもの成長に合わせて適した内容が異なるため、多種多様な作品が揃っているストアを選ぶことが理想的です。
例えば、小さな子ども向けには視覚的に楽しめるカラフルなイラストが多い作品、大きくなるにつれて物語性が強く教訓を含むものが良いでしょう。これに応じた選択肢があるストアは、高い評価になっています。また、日本国内だけでなく、海外の名作絵本が充実しているかどうかも確認すると良いでしょう。国際的な作品に触れることで、子どもたちの視野を広げることができます。
さらに、定期的に新作を追加するストアは、飽きずに利用できる点で魅力的です。季節ごとの特集やテーマ別の絵本を提供しているストアもあります。
絵本の読みやすさ(操作性)
電子書籍は紙の本とは異なり、専用のアプリやデバイスを使用します。そのため、アプリや操作性の良さも選定基準に含めるべきです。
特に絵本の場合、子どもが一人で楽しむことも考慮して、直感的に操作できるアプリがおすすめです。ページ送りがスムーズで、イラストや文字が画面に鮮明に表示されるかどうかを確認してください。ストアによっては、拡大機能やナレーション機能が付いている場合もあり、読み聞かせや視覚的な学習をサポートしてくれます。
また、デバイスの対応範囲も重要です。スマートフォンやタブレット、PCなど、複数のデバイスで利用可能なストアであれば、外出先や家庭内の様々なシーンで便利に使えます。さらに、オフラインで閲覧できる機能があれば、インターネット環境が不安定な場所でも活用できます。
読み放題プランの有無
コストパフォーマンスも電子書籍ストアを選ぶ際の大事なポイントです。絵本は短時間で読み終えることが多いため、複数冊を一度に楽しむ機会が多いでしょう。そのため、読み放題プランがあるストアを選ぶことで、経済的に多くの作品を楽しめます。
読み放題プランの料金体系はストアごとに異なり、月額制が主流です。一部のストアでは、絵本以外にも児童書や学習書が含まれる場合もあり、家族全体でお得に使えます。子どもが複数いる家庭では、兄弟姉妹で異なるジャンルの絵本を楽しむことで、よりお得感を感じられるでしょう。
さらに、無料お試し期間を設けているストアも多く、自分の家庭に合うかどうかを事前に確かめられるのも魅力です。プランを選ぶ際は、絵本だけでなく他のコンテンツがどの程度含まれているか、そして契約条件や解約手続きの手軽さも確認しておくと安心です。
まとめ
絵本は紙で楽しませたいという親御さんも多いですが、電子書籍ならではのメリットもあります。
家では紙の絵本を使い、外では電子書籍で楽しむという使い分けもよいでしょう。
子どもは絵本、大人は小説を楽しむなど、同じサービス内で家族全員が楽しめる電子書籍ストアもあります。自分の家ではどのような楽しみ方がよいか、これを機に考えてみてはいかがでしょうか。