イベントレポート「防災フェスinメディアまつり2025」
2025.05.28
2025年5月18日(日)心配された雨も前日には止み、「防災フェスinメディアまつり2025」が開催されました。
二神 透 愛媛大学防災情報研究センター副センタ―長による基調講演
有識者によるパネルディスカッション
藤井キャスターの自身の取材体験に基づく講演会
会場は事前応募の200人で満員
南海放送本社1階テルスターホールで開催された防災セミナーでは、事前応募で来場された約200人を前に、二神 透 愛媛大学防災情報センター副センター長や、『news zero』のキャスター藤井貴彦さんによる講演や、お二人に加え愛媛県防災危機管理課松本浩茂課長、防災アドバイザーの井村浩之氏、愛媛大学社会共創学部3年の進藤小雪さんを交えたパネルディスカッションを行いました。今後30年以内の発生確率が80%に引き上げられた「南海トラフ巨大地震」の最新の情報やどう備えるか、また、避難生活における「災害関連死」を防ぐにはどうすればよいか、更には、すぐにでもできる災害への備えについてそれぞれの専門分野や体験から情報共有や議論が交わされました。当日収録した模様を、6月以降愛媛CATVの「イベントチャンネル」(122ch)で放送予定です。
大人気!お天気キャスター体験
愛媛県の防災関連情報パネル展示
雲や竜巻を作ってみよう
人気番組『もぎたてテレビ』でも生放送で取り上げられました
また、同じく南海放送本社1階で開催された、『NEWS CH.4』のお天気キャスターで気象予報士、防災士の水口佳美キャスターによるお天気キャスター体験では、水口キャスターの指導で天気情報の原稿をカメラに向かって読み上げたり、身近にあるものを使って雲や竜巻を作る実験を通して、気象のしくみを体験しました。
地震体験車で「強い揺れ」を体験
エアコンまでついている!愛媛県が保有する大型のエアテント
防災キッチンカーもお目見え
かっこいい!だけじゃない特殊車両「ウニモグ」
協賛社ブースも大盛況
オフロードバイクや白バイなど災害時にはたらくクルマ大集合
松山市堀之内の城山公園ふれあい広場では、愛媛県が保有している地震体験車での地震体験や大型の防災テント展示のほか、防災キッチンカーをはじめ、警察や消防、自衛隊の車両展示、愛媛県ホンダ会は電気自動車を使った電力供給を実演しました。更には松山アーバンデザインセンターによる防災に関するシールアンケートやワークショップ、上田消防建設松山支店による防災グッズの紹介など多彩な展示が行われ、多くのご家族連れが、楽しく防災について学ぶ場となりました。
松山アーバンデザインセンターの学生さん運営のワークショップ
愛媛県ホンダ会によるEV車両の展示
エフナン南海放送ラジオでは、13時から15時までFnamスペシャル『防災フェスメinメディアまつり』として2時間の特別番組を放送し、ふれあい広場のブース展示や車両展示の現地からレポート中継を行ったほか、防災セミナーで登壇した藤井キャスターや井村さんにもご出演いただき、防災に関して幅広くお話をうかがいました。
ラジオ防災特番の寺尾英子アナウンサーとゲスト出演 藤井貴彦キャスター
本イベント来場者につきましては、愛媛新聞社、愛媛CATVと合同で開催された「メディアまつり2025」全体で4000人の来場者となりました。ご来場いただきました皆様、誠に有難うございました。「共に備える みんなで防災プロジェクト」では、今後もイベントや放送を通して、防災の重要性をひとりでも多くの県民の皆様に情報発信して参ります。皆さまのまちでも、その地域特性に応じた防災セミナーを開催予定ですので、その際はぜひご参加ください。