2025/9/14(日) 西予市・中川地区避難訓練を開催
日時2025年9月14日(日)9:00~
場所西予市宇和町中川地区
「みんなで防災プロジェクト」の活動の一環として、各地域で防災に関連するセミナー・ワークショップを開催します。第一弾として9月14日(日)西予市宇和町中川地区で開催される避難訓練で、防災プロジェクトによるセミナーを開催します。(詳しくは添付のチラシをご覧ください。)今後も南海放送のPAL協定締結自治体でのセミナーを開催予定です。
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イベントレポート
「西予市中川地区の防災訓練で、防災セミナーを開催しました」
9月14日(日)西予市宇和町中川地区で開催された避難訓練において、「みんなで防災プロジェクト」による防災セミナー、ワークショップを開催しました。
防災セミナーでは、愛媛大学地域協働センター南予 大本敬久副センター長による「中川地区の災害
リスクと備えを学ぼう」と題した講演と、地元県立宇和高校の「災害レスQ班の活動について」発表をしていただきました。会場には避難訓練に参加した地元の皆さんや消防団など関係者合わせて約200人が、熱心に受講されました。
大本副センター長からは地域特有の災害リスク、特にこの中川地域は「ため池」が多く、過去にも決壊した歴史の紹介や、災害の種類に応じて日ごろから避難経路を考えておくことの重要性が説明されました。

大本愛媛大学地域協働センター南予 副センター長による講演

中川小学校体育館には満席の聴衆

宇和高校 災害レスQ班の活動に関する発表
南海放送からは5月の防災フェスでも実施した松山アーバンデザインセンター製作の参加型シールクイズやradiko紹介ブースなどの展示・ワークショップを行いました。他にも松山地方気象台や地元消防署、自衛隊、警察などの車両展示、地震体験車での体験、通信インフラや電力インフラ各社のブース展示など愛媛県、西予市、各企業が連携して訓練の参加者に情報発信を行っていました。

楽しく学ぼう!防災クイズにシールで回答

「四国防災八十八話マップ(愛媛版)」も登場!

災害時に頼りになる車両が勢ぞろい

松山地方気象台のワークショップ
また、当日は南海放送の災害時臨時FM局を開設し、2時間に渡り中川地区に76.6MHzで避難の呼びかけや災害に関する情報を放送しました。

校内で臨時災害FM放送の告知をしていただきました

radikoPRブースで南海放送作成の防災手帳をお配りしました
西予市総務部危機管理課のみなさまはじめ、ご登壇頂いた大本副センター長、宇和高校の災害レスQ班の学生さん、中川地区のみなさまにはご協力いただき有難うございました。「みんなで防災プロジェクト」では愛媛県や愛媛大学、企業とも連携した県内各自治体での「防災セミナー」を今後も順次開催し、地域の特性に応じた災害への対応や備えについて情報発信して参ります。

西予市管家一夫市長と大本副センター長白石紘一アナウンサー

管家一夫市長と宇和高校「災害レスQ班」のお二人