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プレスリリース

アニマル画家・石村嘉成さんを描いたドキュメンタリー番組の国際版制作について「いきものだいすき~自閉症のアニマル画家 石村嘉成」

南海放送が制作したテレビ番組『いきものだいすき~自閉症のアニマル画家 石村嘉成』が、一般社団法人 放送国際交流センター(JAMCO)による公募で選定され、国際版を制作することになりました。JAMCOはテレビ番組を通じて日本の姿を海外に伝え、諸外国との相互理解の促進に貢献するとともに途上国などの放送の発展に寄与することを目的としています。

南海放送は、今年7月から「石村嘉成展~いきものだいすき」を愛媛県美術館で開催し、郷土出身作家による個展において同美術館の記録となる入場者5万4970人を達成しました。番組はこの展覧会に合わせて制作されたもので、今後はJAMCOの委託を受け、「いきものだいすき」の国際版(英語版)の制作を進めることになります。国際版は来年1月に完成し、外国の放送機関からの要請に応じて無償提供され放送されます。

なお、南海放送では昨年、「瀬戸内海がゴミ箱になる日」「ハイスクールは水族館‼~第3土曜日のしあわせ」の2番組がJAMCOに採択され、国際版を制作しています。

■番組名
「いきものだいすき~自閉症のアニマル画家 石村嘉成」
■放送日時
2023年7月15日(土)14:55~15:55
■スタッフ
ディレクター:乗松凌太
プロデューサー:荻山雄一
ナレーター:森山未來

■番組概要
今年7月から9月にかけて開催された「石村嘉成展~いきものだいすき」。石村嘉成さんは新居浜市に住む自閉症の画家です。大好きな生き物が躍動する姿を、版画やアクリル画で表現。そこに添えられるのが優しく力強い「言葉」です。今回の展覧会で、彼が挑むのは26mの超大作。恐竜の時代から現代の動物に至る「アニマルヒストリー」を1年がかりで描きます。絵に込める「生きる希望」と亡き母への愛。アニマル画家として歩んだ10年。石村さんが伝える想いとは。