愛媛オリジナルの酒米、「しずく媛」の消費拡大を図ろうときき酒会が開かれました。 松山市で開催された「しずく媛サミット」には、酒米の生産者や酒造会社の関係者などが参加しました。 このきき酒会は、酒造りに適した米として2007年に県内で初めて開発された「しずく媛」で醸造した日本酒をより多くの人に親しんでもらおうと開かれています。会では、昨年度しずく媛の品質向上に貢献したとして生産者6人が表彰されました。 県内ではおよそ20の蔵元がしずく媛で仕込んだ日本酒を販売していて、共通するのはまろやかさと華やかな香りだといいます。 新型コロナの5類移行後酒米の需要は大きく回復しているということで、JA全農えひめの担当者は「作付面積の拡大など今後も安定供給に向けた体制を整えていきたい」と話していました。