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  • 2021年4月21日
  • 第20回・放送人グランプリ2021で「感染-正義とは何か-」がグランプリ優秀賞を受賞!
  • 南海放送が昨年制作・放送したラジオドキュメンタリー番組「感染-正義とは何か-」が、「第20回・放送人グランプリ2021」でグランプリ優秀賞を受賞しました。

    この番組は新型コロナをめぐる差別をテーマにしたもので、昨年5月30日に南海放送ラジオで放送されました。番組では、県内感染者や誹謗中傷を受けた人達を取材したほか、四国遍路やハンセン病患者の歴史も取り上げ、差別と感染症のつながりを深く掘り下げています。

    審査員からは受賞理由について、「愛媛県内で起こった複数の問題を起点に、約100年前の四国お遍路さんに対する感染症差別やハンセン病患者の過去の歴史を紐解きながら、差別と感染症のつながりを深く掘り下げていく。新型コロナウイルスの本当の恐ろしさは、ウイルス自体だけではなく、人間が人間の思考を失うことである。人権侵害は、それぞれの『正義』に基づいて広がる。本来は人を守るはずの『正義』が、人を攻撃していく。この緊急特番は、丁寧な取材をもとに、感染症に怯える人間の闇の部分を描き、新型コロナウイルスから人の『正義』とは何かを問う、ラジオドキュメンタリーの傑作になった」と高い評価を受けました。

    「放送人グランプリ」は、毎年度の放送番組の中から、「放送人の会」会員が推薦した番組を顕彰する「放送人の放送人による放送人のための賞」で、今年は20回目となります。

    【受賞番組名】「感染-正義とは何か-」
    【放送日時】2020年5月30日(土) 14時00分~14時44分
    【スタッフ】企画・統括       山内 孝雄(メディア編成局)
          ディレクター・取材   植田 竜一(メディアセンター)
          取材          中武 正和(報道部)
          ナレーション      永野 彰子(メディアセンター)

    【番組概要】
    2020年3月2日、愛媛県内にある人口およそ2万人の愛南町で、県内初となる新型コロナウイルスの感染者が確認される。県最南端で発生した感染を境に県内の雰囲気は一変した。「感染者は誹謗中傷に耐えられなくなって自殺したらしい」という噂が飛び交い、感染者が半日も経たたないうちに特定された。感染も県内で一気に広がり始め、精神科病院や高齢者施設ではクラスターが発生。「こんな施設閉めてしまえ」、「人殺し!」...。ウイルスの感染スピードを遥かに超える早さで、誹謗中傷などの人権侵害が拡散していく。新型コロナウイルスの本当の恐怖は、ウイルス自体ではなく、私達人間が人間でなくなることなのではないのか―。人権侵害は、ひとりひとりの「正義」に基づいて広がる。なぜ、本来は人を守るはずの「正義」が、人を攻撃しているのか。新型コロナウイルスから人の「正義」とは何かを問うドキュメント。

    【制作者 植田竜一コメント】
    県内初の感染者の確認から1年以上が経過しました。番組を通して誹謗中傷や差別の歴史は繰り返されていることをお伝えしたつもりです。取材などを振り返って感じることは、新型コロナの問題は医療的な問題だけではなく経済的な問題だけでもなく、ひとりひとりの気持ちの問題なのではないかということです。いつか新型コロナが終息したときに、「人類はコロナに打ち勝った」という美談になると思います。これにより、何人もの人がコロナをめぐって人権侵害に遭ったということが忘れられていくのではないかと危惧しています。人の弱い部分ばかりを集めたこの番組が、差別の歴史を繰り返さないための一助になれば幸いです。

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