松山分水事実上頓挫 西条市長明確に拒否

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愛媛2019.04.16 18:24

松山分水は事実上頓挫した。松山市の野志市長が西条市を訪れ玉井市長に新たな提案をしたが、玉井市長は松山分水を拒否する考えを明確に示した。

松山市の野志市長は、16日西条市を訪れ、松山市独自の新たな提案を行った。提案は、緊急的な渇水時に分水とは別の形で支援する協定の締結に向け、意見交換を行っていくことなど3項目で西条市側はこれらの提案についてはおおむね合意した。

また、松山市側は提案とは別に西条市の地下水保全が実現した場合に、県営黒瀬ダムを活用した松山分水について検討して欲しいとしたが西条市の玉井市長は「受け入れられない」と拒否した。

玉井市長は報道陣の取材に対し「私の方としてはこれで一つ区切りができたと思う」と語った。

一方、野志市長は松山分水も選択肢に残しながら新たな水源確保策について協議したいとしている。2005年から続いてきた黒瀬ダムからの松山への分水問題は西条市が松山市に明確に反対姿勢を示したことで事実上、頓挫した。