無免許で学生に麻薬製造 松大教授書類送検

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愛媛2019.04.16 18:05

麻薬研究者としての免許が失効しているにも関わらず、研究目的で、学生に合成麻薬を製造させたなどとして、松山大学の教授が16日書類送検された。

麻薬取締法違反の疑いで書類送検されたのは、松山大学薬学部医療薬学科の岩村樹憲教授(61)と助教、それに元学生4人の合わせて6人。

四国厚生支局麻薬取締部などによると、岩村教授は、2013年4月から7月ごろと去年1月から2月ごろ、麻薬研究者としての免許が失効しているにも関わらず、MDMAなどの合成麻薬を学生に製造させた疑いが持たれている。

麻薬研究者の免許は研究施設が変更した際、新たに取得する必要があるが、岩村教授は2007年4月に岐阜県の大学から松山大学に転籍してきたときに申請を怠っていたとみられる。以降免許がないまま麻薬の研究・製造や指導にあたっていたという。

岩村教授は、無免許で違法に学生に合成麻薬を製造させていたことを認めているというが、元学生4人は、研究目的の麻薬の製造にあたり、教授の免許が必要ということを知らなかったという。

松山大学は、16日溝上学長らが会見し謝罪したが、今年1月に麻薬取締部から連絡があるまで、教授が免許を持っていないことを知らなかったという。大学では今後、捜査状況を確認し、教授を処分するとしている。