愛媛県が物価高騰で厳しさを増す家計と、農家をサポートしようと先月に発行した“プレミアム付き商品券”。きょうから2次販売がスタートしました。 和氣アナ： 「きょうから予約なしで買うことができる、産直市限定のプレミアム付き商品券。こちらの店舗では1冊5000円のセットが午前8時半の開店から11時までに、すでに800セット以上売れているということです」 今回は「予約なしで購入できる」というプレミアム商品券。松山市の太陽市には、午前中からひっきりなしに買い物客が訪れ、商品券を買い求めていました。 初購入者： 「(商品券の存在を）本当にこの間知った。チラシ見て」 Q.1回目は見逃していた？ 「見逃していた。家計的にもすごい助かる」 2度目の購入者： 「もう使った」 Q.早速？ 「そう。やっぱりちょっと2割（引き） できるのはいい。物価がなんもかも上がってるから」 県内57の産直市で利用でき、1セット6000円分を5000円で販売しています。 支払いレジでは早速、”プレミアム効果”が！ JAえひめ中央 太陽市 平岡達也店長： 「土曜日、日曜日がお客様が多いので、その日なんかは1日あたりクーポン券で4000枚から5000枚ぐらいはお買い物で使われてる」 太陽市によると、1次販売分の利用が始まった先月16日からおとといまでに使われた商品券は、あわせて10万2444枚。実に5122万2000円分にのぼります。特に、お値段が高めのかんきつやジュース、ゼリーなどを、贈答用に買うお客さんが多いといいます。 購入者： 「ちょっとお得なんでミカンを買って実家の母に送ろうかなと思って。お得分を使ってちょっと贈答用にしようかなと」 平岡店長： 「クーポン効果という所もあって 伸びているという実感はある。（前年同時期と比べて）1割以上は売上的には伸びてるんじゃないか」 もちろん、普段の買い物での利用もOKです！ 平岡店長： 「ちょうど前に並んでいるがタケノコ。今年は豊作、愛媛県は表年。豊作年の方がよい品質でできるケースが多い。そういう点から見ると、今年は量も出ているし。量が多いということはちょっとお値段も少し抑えめになるので、とてもいいと思う」 今回、およそ33万セット用意されている産直市向けプレミアム付き商品券。 県食ブランドマーケティング課 奥野紀子係長： 「買われる方はもちろん、生産者の方の支援も視野に入れているので、みなさん使っていただいて、愛媛県の食材を楽しんでいただけたら」