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クリーンセンターでごみ収集トラックが転落し運転手の男性死亡 産廃処理業者を書類送検 最大積載量超え作業させた疑い

去年、松山市南クリーンセンターでごみ収集トラックが転落し、運転手の男性が死亡した事故で、松山労働基準監督署は運転手が所属していた会社と取締役の男性を書類送検しました。 労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、松山市問屋町の産業廃棄物処理業「金城滋商事」とその会社の取締役の54歳の男性です。 この事故は去年10月、松山市市坪西町の松山市南クリーンセンターでごみ収集トラックがごみを排出するために荷台を傾けた際、トラックごと深さおよそ5メートルのごみピットに転落。運転手の41歳の男性が死亡したものです。 労働安全衛生法では、ごみ収集車について最大積載量を超えた使用を禁止していますが、松山労働基準監督署によると、事故当時、「金城滋商事」などは車の最大積載量3.15トンを超えて作業をさせた疑いがあるということです。 事故当時は、一般家庭からの可燃ゴミや粗大ゴミの持ち込みが一時中止となるなど影響が出ていました。

17:50