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【愛媛で震度6弱】県内で7人けが 水道管の破裂や断水も発生 JR一部運休で2700人に影響

きのう、寝静まった夜中の県内を激しい揺れが襲いました。最大震度は6弱。県内では7人がけがをした他、大洲市の一部では断水が発生するなど被害が出ました。 きのう午後11時14分ごろ。豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生。県内では、愛南町で最大震度6弱を観測し、宇和島市で震度5強、八幡浜市、大洲市、西予市内子町、鬼北町で震度5弱を観測しました。 このほか、松山市など10の市町で震度4、3つの市町で震度3と、県内すべての市町で震度3以上の揺れを観測しました。 四国電力によりますと、伊方原発では運転中の3号機で発電機の出力がおよそ2%低下しましたが、運転や環境への影響はないということです。 愛媛県によりますと、これまでに、地震の影響で松山市や宇和島市などであわせて7人がケガをしましたが、全員、軽傷だということです。 揺れが大きかった宇和島市や大洲市、愛南町の複数か所では水道管が破裂、大洲市肱川地区では一時、断水が発生しました。 影響は、交通機関にも。 和氣アナ: 「JR松山駅です。まもなく宇和島行きの特急列車が出発する時間なんですが、ホームの奥を覗いてみると列車の姿はありません」 JR予讃線は、宇和島と松山を結ぶ区間できょう、始発から昼過ぎにかけてあわせて16便が運休しました。 鹿児島から旅行中: 「八幡浜まで出て八幡浜から九州に渡ろうと思っていたからどうしようかと思っている」 専門学校生 2人: 「友達が宇和島の方から来るんだが(来られない)。一緒に学校に行く予定だった。多分全部予定キャンセルだと思う」 また、予讃線・海回り線の伊予市-伊予大洲間や予土線の宇和島-窪川間は終日運休となり、およそ2700人に影響が出ました。

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