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戦争末期の”最強”戦闘機「紫電改」国内唯一の実機展示館が建替えへ、資材費高騰で規模縮小も...平和を受け継ぐためのコストとは?

太平洋戦争末期、日本の技術の粋を集めた最新鋭の戦闘機が本土防空を目的に日本の空に登場した。 格闘戦に優れ、強力な武器を備えた「紫電改」だ。 ゼロ戦の2倍の2000馬力、最高速力は時速630キロ。ゼロ戦が戦争初期に海外で抜群の性能を発揮したのに対し、紫電改はB29による本土空襲が激しさを増す中、日本の空で防空を担った。 現在、紫電改の実物は世界に4機しかない。日本では唯一、四国愛媛の最南端、愛南町の『紫電改展示館』で見ることができる。 展示館は老朽化などのために全面建て替えが決まっている。しかしインフレによる建設資材の高騰などのために費用が見通しから増加、規模縮小などの見直しを迫られている。 【南海放送オピニオン室 江刺伯洋】

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